年末のEバイクツアーの様子がe-bike Watchで公開されました

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年末に開催した伊豆大島へのEバイクツアー

昨年末、仕事が納まるか納まらないか、そんなタイミングで企画しました「伊豆大島Eバイクツアー」。このツアーにはインプレスさんの取材陣が同行を頂きました。このたび、そのツアーの様子が記事なって公開されました。

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https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1560699.html

ペダルバイクによるツアー(グループライド)は、どうしても参加者それぞれのいろいろな差異により、うまく進めることができるか、そうでないかが左右されてしまいます。複数の人と自転車で走る場合、それを補うための色々な配慮は必ず必要なもので、当然だとも言えますが、Eバイクによるツアーに関しては、体力面を補うことによって、精神面のかなりの部分もカバーされ、感情面でもポジティブになりやすく、笑顔が出やすくなります。いや、登坂中でも笑顔しか出ません。

伊豆大島を自転車で遊ぶには?

伊豆大島を自転車で遊ぶには大きく2つの方法があります。まず、ペダルバイクで走る方法、それとEバイクで走る方法です。ペダルバイクの場合には輪行する(無料)ことが容易ですから、ジェットフォイルによる渡航も可能です。ジェットフォイルは大型客船の数分の一の時間(伊豆大島まで約45分!)で渡ることができます。一方、大型客船は長い時間をかけて渡航することになりますが、コンテナに自転車をそのままの状態で運んでもらうことができます(1,500円)のでEバイクでも利用することが容易です。

旅行と旅の違いは何でしょうか?はよくある話です。

旅行には計画性があり、準備されたものを楽しみ、また意外性は少ないものだと考えられます。旅は無計画ではないものの、その質は低く、何が起きるかわからないことも楽しむスタイルのように思います。自分探しの旅行はなく、旅はあるように、旅のほうが情緒も伴ったものであるように思います。

目的地まで早く到着することは良いことのように思えます。しかし、旅行と旅の違いを考えてみた場合、大型客船で時間をかけてゆっくりと進んでいくのも良いものです。大海原にゆらりゆらりと(というほど揺れはしないのでご安心を)、まるでゆりかごに乗っているかのようにいると、壮大な海と空しかない景色の中に飲まれると、なんだか普段の生活のすべてが小さなことのように思えてきます。

ジェットフォイルの動力はガスタービンエンジンです。出港前にはまるで飛行機のようなエンジン音が聞こえ、なんだかすごいものに乗っているなという感じがします。ジェットフォイルはある一定以上の速度になると、水中翼のよって水中で飛び、浮いたまま進みます。波の影響を受けないので、大変速い速度で航行することができるのです。輪行しないと自転車などの大型荷物を持ち込めないこと以外、良いことづく目のようですが、大変高速での航行を行うため、基本的に予約した自分の座席から離れて歩くことはできなくなります。高速航行中の安定した状態になれば、トイレに行くために立ち歩くことはできますが、それ以外の時間は常に座席にいることを要求されます。また、船内で喋っているなどするのは、周囲のの様子からも難しく、航行中の時間を楽しむにはいい環境ではありません。

ぼくのおすすめは大型客船です。

大型客船では一晩かけて移動するので、鉄道に例えれば、新幹線と夜行列車くらいの違いがあります。かなり違いますね。それでも、一般的な船舶の中では高速に航行する部類ですし、波をかき分けて進んでいく様子は、まさに船旅をしていることを実感できます。6時間を越える移動時間の間は、複数階ある船内を自由に移動することができます。予約した座席やスペース以外の共有スペースに滞在することも可能ですし、屋外甲板に移動して過ごすことも可能です。広いスペースがありますし、屋外であればなおのこと、おしゃべりしながら時間を過ごすことも可能ですし、自分のスペースで寝転んで音楽を聞いたり、読書をしたり、寝たりと過ごし方にも自由があります。飽きてしまいそうですが、ビールでも飲みながら話をしていると、あっという間に2時間位経ってしまいます。自販機やシャワーはもちろん、レストランもあります。そのゆっくりと過ごす時間の中で、海を眺めながら、自然と洗われる心や感情。大型客船での渡航は、他の旅では味わえないような貴重で価値のある時間を提供してくれます。

これはペダルバイクとEバイクによる走行体験そのものと完全にシンクロしていることにお気づきでしょうか?ペダルバイクの場合、”できるだけ早く”が快適な走行体験のために効果的であり、あまりよけいなことをしている余裕はありません。むしろ、時間的に余裕があれば、より遠くの目的地を目指す場合が多く、Eバイクのようにゆっくりと、いろいろな余裕を利用して、走行する以外の時間まで満喫する方法とは違います。

誰も遅れない、誰も損をしない、気遣いの少ないライドツアー

Eバイクでは、誰かが大きく遅れてしまうことはありません。たとえ遅れてしまう場合でも、体力が底をついたり、筋肉が動かなくなることは稀です。たとえそれが起きた場合でも、常にアシストが自分を元気づけてくれますから、ペダルバイクでの走行のように”ヘトヘトでもう何もできない”ということは起きません。グループライドにありがちな、お互いへの気遣いもほとんどせず、仲間は常に自分の周りにいることが可能なため、会話も弾みます。自転車の場合、速度が一定以上に達すると、風切り音により周囲の音が聞こえにくくなります。Eバイクの場合、下りは例外として、時速が上がりすぎない上に、仲間と同じくらいの速度で走行することが容易であるため、まるで一緒にドライブを楽しんでいるかのように楽しむことができます。

Eバイクが体力面、精神面を大きくバックアップすることで、安全に走行するための余裕も生まれますし、景色をしっかりと見る余裕も生まれます。時間の面でも、登りがあることを関係なく、スケジュールを守りやすくなるため、コースプロフィールに関わらず、時間あたり一定の距離を走行することが可能です。

自転車旅の中の楽しい部分だけを抽出

このようにEバイクによるツアーやグループライドでは、自転車で複数で走る場合の楽しい部分だけを抽出することができます。ある程度の体力差は埋まり、体力に余裕が生まれると安全にも気遣いをすることができ、景色をゆっくり楽しんで、なおかつスケジュールを守りやすくなるなど、とにかく自転車で旅をする差異に楽しくない部分は一切排除することができます。

これならどこでも楽しめる

このように、多くの人が多くの場所でいろいろな目的のためにサイクリングを楽しむことができるので、あまり時間を欠けることが難しい人ほど、あるいは気軽にサイクリングを楽しみたい人ほど、ペダルバイクではなくEバイクによるサイクリングをされることをおすすめします。Eバイクに乗ることはずるいことではなく、自分に甘いのでもなく、単に楽しさのために純粋にやりたいことをやっているだけなので、気にせず楽しんでください。普段クルマに乗って旅行をする場合、誰も「それはずるい、歩くべき」とは言わないはずですし、スキューバダイビングを楽しむ人に、「そんな楽しみ方はぬるい。素潜りでいける範囲がよく、それが良い。」とは言わないでしょう。むしろ、これまでサイクルツーリズムはロードバイクを自在に扱うことができる体力とスキルが備わった人だけができるものでしたが、Eバイクはその垣根を取り払い、今までより多くの人が自由に自転車での旅を楽しむことができるものです。

大事な点はもう1つ。

これ以外と気が付かないことですけど、ペダルバイクの場合には

Eバイクにより旅に興味のある方は、ぜひ当店での購入をご検討ください。いつでも相談に乗ります。

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