ヘルシーロードでヘルシーライド

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ヘルシーロードとは

今回はぼくの友人のT氏かだ常々おすすめされていたヘルシーロードを目指し、そしてそこを走って、埼玉県の中に残されたのんびりした田園風景や自然環境を満喫してきました。

まず、ヘルシーロードについてChatGPTに聞いてみました。

🚶‍♀️ 特長まとめ

「緑のヘルシーロード」は、埼玉県を南北に縦断する自転車・歩行者・農耕車専用の道。
利根川の利根大堰(行田市)から川口市のグリーンセンターまで、見沼代用水路に沿って約56.5 km整備されています


• 自転車やジョギング、ウォーキングに最適
平坦で道が整備され、水と緑に囲まれた田園風景をゆったり楽しめます 。

• 全長約56.5 km、9市をつなぐルート
行田市から鴻巣市、加須市、久喜市、白岡市、蓮田市、上尾市、さいたま市、川口市まで縦断 blog.goo.ne.jp+2urawa-misono.net+2urawa-misono.net+2

• 季節の景観が魅力
春は桜並木、秋は彼岸花や稲刈り前後の黄金色の田園風景が楽しめます 。

• 距離表示と休憩ポイントあり
起点から1 kmごとに距離表示の標識、ベンチや公園(さぎやま公園・大崎公園など)で休憩可能 blog.goo.ne.jp+10urawa-misono.net+10ja.wikipedia.org+10

⚠️ 注意点と便利ポイント

  • 狭い道や一般道路との共用区間があり、自転車は歩行者優先で走行を 。
  • 街灯は少なめで夜間走行には不向き。早朝〜日中の利用が安心 urawa-misono.net
  • 県や地元団体がルートマップを配布。無料公開されているので、コース選びに便利 。

🌿 おすすめ利用法

  • サイクリング:川口〜行田をじっくり走破するもよし、地元エリアだけ軽く楽しむもよし。
  • 季節の花見:4月上旬の桜並木や、9月下旬の彼岸花が美しいポイント多数 pref.saitama.lg.jp+5visitsaitamacity.jp+5urawa-misono.net+5
  • ウォーキング:都市部から気軽にアクセスでき、田園風景とリフレッシュできる散歩道として◎。
  • ランチ休憩:コース沿いの道の駅・公園・カフェなどで途中ピクニックやランチも楽しめます(敷地脇にコンビニ・直売所もあります)。

総まとめ

緑のヘルシーロードは、自然に囲まれてゆるっと体を動かすのにぴったりのロングルート。
全部走るもよし、好きな区間を選んで四季折々の景色を楽しむのもよし。
ぜひ埼玉の風と穏やかな景色を感じながら、健康的な時間を満喫してみてください

たのしめました

河川敷を走ることが多い、ウチの近辺の、あるいは23区東側の自転車環境ではありますが、やはりどうもマンネリ化してきます。その方向性も内向的というか、自分との戦い!という感じが強くなってしまいます。それはそれで楽しく、楽しめているうちはよいものの、ふと別の楽しみ方をしたいなあと思った際にどこへいくのが良いのかな?と考えてみたりしませんか?

荒川を上り下りする以外の楽しみ方として、今回はヘルシーロードへいってきたというわけです。「こんなところをロードバイクで走っても面白くないのではないか?」「こんなところをロードバイクで走ったら危ない」と思われるかもしれません。まあ確かにそうでしょう。しかし、肩肘張らずに自然の中を走りたいと思う人にとっては、良い場所だと思います。今回はぼくはグラベルロードで走っています。タイヤサイズは700x45C、空気圧は3気圧弱です。

「ヘルシーロード」はその名のとおり健康志向で整備された道であり、自転車愛好者にとっても人気のルートです。しかし、同じ道でもロードバイクで走るのとグラベルロードで走るのとでは、体験の質が大きく異なります。


ロードバイクで走ると、速すぎて、やや危険で、味気ない

  1. スピードが出過ぎるゆえに景色を楽しみにくい
     ロードバイクは舗装路である程度速く走ること、あるいはレース走行に最適化されているため、ヘルシーロードのような平坦で直線的なルートではつい速度が上がりがちになってしまいます。自然に速度が出てしまうことは楽しい反面、自分でコントロールできない速度に達してしまうことも容易に起こりますし、速度が早すぎてしまうことで余裕がなくなってしまいます。ヘルシーロードは歩行者も利用しますし、生活道路になっている面もありますので、危険が増します。
  2. 道幅が狭く、歩行者やランナーとの接触リスク
     一部区間では道幅が狭く、歩行者・ランナーと接近する場面も多いため、スピードが仇となり緊張感が増す。元来は速度を出したいと思っている方ではなくても、なぜかロードバイクでは速く走ってしまう。そうすると、ブレーキをかけることや速度を落とすことをとてもネガティブに感じがちです。
  3. 「ロードバイクで走るには物足りない」感
     長距離ではあるが、起伏やテクニカルなカーブが少ないため、ロードバイク乗りにとっては走行体験が単調に感じられる。これは荒川河川敷でも同じではありますが、荒川は道幅もあり、見渡しもよいため、速度を出せてしまう区間も多くなります。しかし、ヘルシーロードではそのような区間はなく、ロードバイクで走っても面白くないと感じる場合が多いと思います。

グラベルロードで走ると、道と自然が“遊び場”に変わる

  1. 速度を求めない楽しみ方が自然とフィットする
     グラベルロードは快適なクルージングと風景を味わうことを目的とする傾向が強いため、道のうねりや視界の広がりを楽しみながらゆっくりと走るスタイルにマッチします。ロードバイクとの相対的な速度が遅いため、視線の先に捉えた景色や道路を観察する気持ちの余裕が生まれます。
  2. 未舗装・劣化舗装区間も“楽しさ”になる
     ロードバイクだとストレスになる砂利道や荒れた舗装も、グラベルバイクなら快適に走破できます。通常の自転車では「避けたい」と感じる場所が、むしろ「寄り道したい場所」になり、楽しみになります。
  3. バイクパッキングや途中休憩との親和性が高い
     キャリアやバッグを装備してのんびりとしたライドがしやすいため、沿道の直売所、公園、ベンチでの一服など、「小さな発見」が楽しくなります。バッグにコンパクトになるチェア、お気に入りの本、あるいはちょっとしたおやつなどを詰めては、都心部の中にある自然豊かな場所へ行って、心のゆとりを取り戻すのはすばらしい時間になるのではないかと思います。

グラベルバイクは「自転車の楽しみ方」を広げる道具

ヘルシーロードは、「速く走る場所」ではなく、「環境と一体になって楽しむ道」。
ロードバイクではその構造上、その魅力が削がれがちですが、グラベルロードなら、
・速度ではなく風景と体験
・移動ではなく寄り道と発見
という方向に価値観が転換され、「道そのものが楽しい」と感じられるようになります。

つまり、グラベルバイクは、ヘルシーロードの楽しみ方を引き出してくれるロードバイクなのです。