いろいろな道を走る楽しさ

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いつもと違う場所

前回書きましたとおり、ロードバイクで走っています。ぼくはレーサーに乗っているときにも、細い林道や苔むした細道を走るのが好きでした。シクロクロスをしたり、MTBにも乗ったりします。だから、舗装路だけではなく、いろいろな道を走るが好きです。

とはいえ、荒れた路面や未舗装の道を走るにはそれなりのスキル、経験、覚悟が必要ですから、容易に「やってみよう」とはおすすめしません。自分で自分をちゃんとみて、ある程度安心して走れる自信が身についてからのほうが良いでしょう。

しかしながら、グラベルというところを走らなくても、乗る人間を助けてくれるという意味では、レーサーより乗りやすいことになります。

グラベルかどうかはさておき

ですから、グラベルを走るかどうかはさておき、SCULTURA ENDURANCEをおすすめするのは、それがビギナーにフィットしやすかったり、成長途中のスキルを底上げしてくれるからです。ただ、レーサーはレーサーらしい俊敏さと迫力により、乗り手に別の楽しみを味あわせてくれますから、それはそれぞれ良さがあるのだと思います。

つまり、自分が走るのは舗装路だからレーサーを選ぶとか、近所にグラベルがあればグラベル系を選ぶとか、そういうことでもないんだろうと思います。その人の気持ちや視野を拡張してくれるのがギアなのだと思います。

年齢とともに変化するニーズ

最近は非レース系が流行ってるように見えるんですが、これは単に20代や30代でロードバイクをはじめた人が、シクロクロスレースなんかも経験し、速くなる限界や自分の衰えを自覚し、40代以降で別の楽しみ方に目覚めた結果ではないかという説があります。とぼくが勝手に言っています笑

実は結構図星ではないか、と。レース現場には若い人が増えているものの、全体としては中高年向けな、次のゴルフなどと揶揄される自転車ですから笑、あながちまったくの間違いでも無さそうです。

レーサーのかっこよさはまったく素晴らしいものです。オートバイでも、若い頃はバイクブームと共にレーサーレプリカに乗っていたけれど、段々とアップハンが欲しくなり、最後はツアラーに落ち着くというのはよくある話です。この場合、ツアラーはEバイクにあたるんでしょうね。

ギアから選ぶより、自分がもっといろいろな道を走るのに何をどうすればいいかな?と考えるのは、とても自由で楽しみが増えそうな気がします。