IRC「新 ASPITE PRO」が入荷

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“アスピーテプロ”がチューブレスに迫る性能のクリンチャーに進化|サイクルスポーツがお届けするスポーツ自転車総合情報サイト|cyclesports.jp

初代から8年振りに登場した2代目「アスピーテプロ」は、2種類のラインナップを用意する。耐パンクベルトにXガードを採用してタフな『RBCC』と、重量200g(25C)の軽さがウリのレーシングタイヤ『スーパーライト』だ。フックレスリムや新ETRTO規格に対応している。 タイヤのサイズは25C、28C、30Cの3つを用意する。前作では24Cと26Cだったが、現在の市場に合わせてサイズ展開を変更した。

2018年にデビューして以来のフルモデルチェンジ

IRCと言えば、ロードチューブレスに対して10年以上に渡って堅実に、真摯に向き合い、その成果として今のチューブレス性能優勢時代が作られたわけですが、クリンチャータイヤに関しても優れたタイヤをリリースしてきました。

2018年にリリースされたASPITE PROは、レーシングタイヤらしい特性に加えて、パンクにも強いタイヤとして、とても大きな信頼と高い性能で定番タイヤの一つとしてピックアップされるまでになりました。

新モデルのコンセプトとして「チューブレスに迫る強さとグリップ力」を目標とし、コンパウンド、パターン設計、内部構造を一新しました。

タイヤは、「軽く、強く、トラブル無縁」のRBCCと「軽く、速く、レース性能」のS-LIGHTという2種類があります。

大きな違いは高強度耐パンク補強「X-GUARD」の有無です。高強度のナイロン繊維によってタイヤ全面を補強し、ドライ/ウェットどちらの環境においてもサイドカットへの抵抗値を40%アップさせることに成功しています。ただその分だけ、タイヤ自体の剛性感は高まっているので、反発も感じます。

それに対してS-LIGHTは、X-GUARDを搭載していません。それにより軽量で、25C同士で20g軽い、200gに仕上がっています。X-GUARDがないことで、タイヤのしなやかさが増し、路面との転がり抵抗は軽減されます。結果として、Fomula Pro S-Light TLRとほぼ同等の成績を叩き出しているらしいですが、実際に使ってみたときの感覚はどんな感じなのか、楽しみです。

サイズは700x25C、28C、30Cの3モデル。価格はRBCC,S-LIGHTともに7,480円(税込)です。