江戸博に行ってみた

この記事は約 2 分くらいで読めます

二度目の来訪

江戸博ができてからもう30年も経っていたんですね。驚きです。なるほど、高校生の頃にはあった記憶はあるので、まあそのくらいになるんですね。

開館して30年に際して全面的な設備機器更新等の大規模改修工事を行うということから、2022年4月1日~2025年度中(予定)の期間、全面休館してしまいます。

だから、行ってきました。博物館って面白いので、大好きです。動物園も水族館も植物園も好きですが、アカデミックな施設は大好きですよ。

東京は江戸からの歴史しかないけれど

東京の場所は江戸幕府ができてからの歴史しかないわけで、日本の中ではかなり新しい都市であるわけですが、たった400年の間にここまで目まぐるしく変化した都市は日本にはもちろん、世界でも珍しいのではないかと思います。江戸博は江戸ゾーンと東京ゾーンに分かれており、明治維新を境に大きく展示を分けています。今回は徳川一門という徳川家とそれを支えた人にフォーカスを当てた展示もあり、とても興味深く見ることができました。徳川家も直系だけで維持できなかったんですね。

閉館前にぜひどうぞ

私が歴史の教科書を読んでから、むしろここ最近になってから江戸の歴史というのは詳しいことがわかるようになってきました。というのも、歴史学者にとって、また関西圏の方にとっては余計に、京都や奈良こそが歴史であって、江戸は若すぎて歴史とは言えないという声もあるわけで、実際に江戸を研究する人というのは少ないのだそうです。ところが、最近になってから江戸の面白さに気づく人が増え、どんどん新しい事象がわかってきているということになります。

博物館の一階にある中東の料理を扱っているレストランがあるので、そこも面白いのでぜひ。珍しいものが食べられます。味は美味しいです。

4月に入ると休館してしまうので、その前にぜひ行ってみていただくと面白いですよ。