お客様によるSCULTURA ENDURANCEインプレ的な

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SCULTURA ENDURANCEに乗ってもらったあとで

いつもお世話になっているM氏に、SCULTURA ENDURANCEに乗って頂き、どんな風に感じるかについて会話した内容を録画し、その一部を文字起こししてみました。M氏はロードバイクに乗り始めて4−5年?だと思いますが、速さではなく、感性やその解像度は高い方で、またその感じ方を言語化する際にも的確だと思います。
※正確な文字起こしではなく、会話ですので、会話として文脈を掴んだ上で文字にしています

「お疲れさまでした、どうでした?」
M「これめちゃくちゃ楽しいです!(笑顔)」
「ですよね、こぎが楽しいバイク」
M「そうなんですよ、どこまでも走りたくなる」
「どの辺走ったんですか?」
M「いや、両国のあたりまで行ってグルーっと走りやすい道を走ってきました」
「最初のひと漕ぎふた漕ぎは加速は緩いけれど」
M「タイヤが太いからかな?と思ったけど、スピードに乗っちゃうと全然平気で」
「うん」
M「意外と(つまりエンデューロ系はもっと緩いと思った)気持ちいいケイデンスが高めなんですよね」
「そう、そこは怠くない」
M「もっさりするかと思ったけど、85rpmくらいなのかな。そこから上げても加速する。」
「レースバイクのように無理に踏んで加速するのではないけど、むしろ回転に応じて加速するし、回転力を維持しやすい。レースバイクだとスキル不足によってスカスカしてしまう。」
M「X-BASEでSCULTURA TEAMに乗った時には、バイクの軽さだけで進む感じでスカスカしてしまい、スピードに乗ってからのペダリングが大変で、維持もしにくかった」
「そうですね、フレームに力が掛からないけど加速することを一般的には軽いと言うんでしょうけれど…こちらはちゃんとギアが掛かるので、我々にとっては楽しいですね」
M「リアクトみたいに踏みつけると力が逃げるのか、進まなくなるけれど、回しやすいし、回し続けられるし、その際の加速感にSCULTURAらしさがある。その2面性がいい。」
「さらにその上でグラベルにも入れるとなれば、楽しめるフィールドが多面的」
M「ただ、緩く作るバイクではなく、2面性があることでバランス良く色々楽しめるので奥が深い」
私「SCULTURAとSCULTURA ENDURANCEを乗り比べるて、どちらが楽しく感じるのかで選べるのはすごい」
M「フレーム替えるとここまで変わるんですね(前にも乗り換えているけれど改めて)」
「そうですね。MERIDAは各シリーズを通じた一貫性のある開発が魅力で、MERIDAらしさを潜ませています。その中に速さ、快適さ、楽しさなどがあり、ヨーロッパ人好みのフィーリングを演出しています。」
M「興奮しました笑」
「なかなか帰ってこないなあと思ってました笑」
M「いや、まだ乗っていたいと思いました笑」
「ですよね。ただ柔らかいのではなく、ちゃんとカーボン素材らしさの上にあるので、ペダリングするのは難しくない。だから、進む感触を楽しみやすいし、でも、緩くないのでスポーツパッケージ感がしっかりあって、普通のサイクリストなら満足する。」
M「そうですね。あまりできないことが思いつかないというか、オンロードもオフロードも走れるし、どこを走っても、どう走っても楽しいんだろうなあと想像しやすいバイク。だから、どこへでも行きたくなりました。」
「うん、わかります。レースバイクのように身体のどこかが痛くなるのではなく、じわじわ消耗するバイク笑。春先になったら、フェンダーつけていろいろな天候で走っても楽しそうです。」
M「そう、だからずっと乗っていたいと思えました」
「エンデューロ系は得てして怠く柔らかいんですが、これはそれが丁度いいです。」
M「楽しい自転車ですね。」