VITTORIAのエアライナーを入れてみた

この記事は約 2 分くらいで読めます

ロードタイヤ用のインサート「AIR-LINER ROAD」
https://www.biciclettadimattino.com/blog/?p=42512

製品の概要や要件については上のリンクからご参照ください。なかなか面白い商品でして、他のメーカーにはない、VITTORIAらしい製品です。VITTORIAはここ数年、とても積極的で意欲的な製品開発を行っており、以前はTNTというシリーズのチューブレスタイヤも作っていましたので、実はIRCと同じくらいチューブレスのエキスパートです。

今回はエアライナーを実際にインストールしてみることで、もう少し深堀りしてみます。

慣れるとそんなに大変ではない

今回はDT SWISSのホイールにVITTORIAのTERRENO DRYの700x32Cを使用し、その中にエアライナーのLサイズを入れてみました。1本目の作業では少々苦労をしたのですが、2本目は通常のチューブレスタイヤを装着する作業に数分追加するだけで作業をすることができました。

エアライナーを装着するのに便利な純正工具も発売されていますが、私はそれは利用しておらず、IRCのチューブレス用タイヤレバーを利用しました。それでも作業というのはコツが要りますから、実際にやってみると「簡単じゃないぞ!」と思うかも知れませんが笑、まあそういうものです。

これは良いと思いますよ

エアを入れない状態で触ってみますと、いい感じの剛性があり、またインストールするのが少々大変だということは、ビードが落ちにくい、だからそのまま走ることができるというわけです。クルマのランフラットが如く、50キロくらいならそのまま低速で走行することができるのは良いですね。

私は朝走る場合、50キロくらいですし、そこでリペアする道具をもっていかなくて良くなるのはうれしいです。リム打ちもする要素がなくなるわけで、普段から入れておくメリットは大きいでしょう。シーラントを使うことを日本の人は嫌うことが多いんですが、日本以外ではそれを使うことに抵抗はなく、むしろ穴がふさがることが喜ばれます。エアライナーはその先にあるソリューションという想像はしやすいですね。

Vittoria AIR-LINER ROAD
サイズ:S、M、L
価格:5,280円(1本)

※専用チューブレスバルブ付き