新型のロードレックスの試乗車が準備完了

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新型になりました

バッテリーが内装式になったことで、Eバイク感が薄れたように思えます。その形状はダウンチューブのボクシーさにより前作よりも無骨な印象があります。フレームバッグはより大きなサイズをフィットさせることができるようになり、ストレージは増やせそうです。フレームバッグを取り付けることでバッテリー着脱時に干渉しますが、大した問題ではないでしょう。縦位置のボトルケージはもっとも下の位置に取り付けることができるので、通常サイズなら問題なく使えるはずです。

サイドスタンドはまだ未入荷につき、別のスタンドで賄っています。若干の不安定さは否めませんが、スタンドが無いよりだいぶマシです。

どこでも楽しく走れるSUVのような自転車

ミヤタサイクルのロードレックスi6180。シマノ STEPS6180ユニットのパワフルさと、大容量バッテリーにより一回充電あたりの航続距離は100キロ以上のスペックを、ヨーロッパで受賞歴のあるメリダのSILEXをモチーフにしたジオメトリに搭載。キャリアダボがついているので、あらゆるパスハンティングやツーリングに対応可能。サイドスタンドも取付可能なので、街乗りから観光まで何でも対応します。

バイクパッキングしても、ペダルバイクのような重さや苦労はなく、どんなところでも自在に旅をプランニングできます。当日までの体力的な準備すら不要で、思い立ったらすぐに行けます。明日でも、来週でもです。また、仲間と一緒に走れるのもEバイクならでは。ペダルバイクでは絶対できない、参加した全員に楽しさあふれる旅路を構築できますから、みんな常に笑顔しかありません。

Eバイクなので設計できるルートは無限大。自らの体力では見られなかった風景が、楽しさが、速さが得られます。写真のバイクにはフレームバッグをプラスし、ハンドル周りもいじってます。ここまでできるこのバイク、これがなんと税込36万円で買えてしまうのですから、いい世の中になったものです。

はじめてのドロップハンドルにもおすすめ

STEPS 6180は必要にして十分。激坂を含む林道を走ったとしても、楽しく走れます。Eバイクはコンポーネントの良し悪しに関しては割とどうでもいいので、10速でも11速でもどっちでも良いと思います。グレードもなんでも良いです笑。コンポで軽くする程度の重量源をしても、焼け石に水。走りを軽くしたいなら、ホイールとタイヤに手を入れることですね。それもまた、単に軽いものではダメなのですが…。

バッテリー容量も十分です。これまで色々な遊び方をしていますが、Eバイクとは言え、2日連続で走ると流石にだるいですし、5-6時間以上乗るのも結構疲れます。ゆえ、ロードレックスが搭載している418 Wh (36 V、11.6 Ah)のバッテリーによって走りきれる標高差や距離を鑑みた場合、バッテリーよりも先に人間のバッテリーが切れることの方が多いです。超人的な体力や精神力の持ち主が走れば、空っぽにまでするのでしょうけれど、私はそこまで走ってカラにしたことはありません笑

フレームもフォークもアルミではあるのですが、そういう意味での硬さは気になりません。これはグラベル系やツアラー系だからです。タイヤがもっと細くなり、高圧になった場合、タイヤがしてくれる仕事が減りますので、フレームがカーボン素材であるメリットが出やすくなります。あるいは、ペダリングにバネ感が出て楽しくはなりますから、それも合わせてオンロード専用のEロードならばカーボンの方が良いとは言えそうですが、このバイクの用途では気になりません。

これで何が出来るの?

レース以外は何でも出来ます。
 ■ 100km程度のロードツーリング
 ■ 獲得標高1800-1500m程度の山岳ライド
 ■ グラベルツーリング
 ■ パスハンティング(いわゆる峠越えライド)
 ■ 街乗り・通勤

1台買えば、普通の人が自転車で実現したいおおよそのアクティビティはできます。

下ハンもポイント

「ディスクブレーキなら、ブラケット位置だけで下れる」という声も聞きますが、残念ながら安定した安全な走行は無理でしょう。バイクを自在に操ることは出来ません。ドロップハンドルのバイクをの際には、ドロップ部分(いわゆる下ハン)を握って操作できるようにしておくことは必須科目です。その際、つまり下ハンを握った操作を習得する際、一般的なロードバイクよりも5センチ高いハンドル位置を持つロードレックスは、最高の教習車になります。技術を習得する際には、それがやりやすい機材やフォームであるべきですが、普通のロードバイクはハンドルが低すぎて、難しいことを余計に難しくしますので、「平坦は良いけど、下りとコーナーリングが不得意」なんていうことになりやすいわけです。また、ロードバイクやグラベルロードよりも長いホイールベースが下り坂でもバイクを大変安定させ、乗り手に安心感をもたらします。

さらに、私のバイクではハンドルバー自体は低く、しかしドロップは浅いバーをセッティングし、そこそこにシャキシャキ走るロードレックスに仕立てています。まあ、使っているバーの機種名や細かなところは企業秘密です笑。そこを書いてしまったら、わざわざお店まで来ていただくメリットが薄れてしまいますからね笑

ご注文を頂けます

すでに入荷しておりますので、ご注文を頂けます。
今は在庫がありますが、コロナ禍ですので、無くなる前に購入をお願いします。
※ご予約いただいた方にも順次組み立てを終え次第、ご連絡差し上げております

ミヤタサイクル ロードレックスi6180
363,000円(税込)