新ブランド上陸「THOMPSON」

この記事は約 5 分くらいで読めます

ベルギーから新しいブランド「THOMPSON」が上陸するということで、そのご案内を頂きました。

今回は上位2車種を持ってきてもらいまして、実際に乗せてもらいましたので、その印象も合わせて簡単ですがご紹介させて頂きます。

ちょっと乗った程度なので、第一印象ではありますが、簡単に印象をご紹介します。

まずSIRIUSに乗りました。ヒルクライム用のイメージでと仰っていた割にはレスポンスは穏やかで、乗りにくいとか、平坦で乗れないという印象は薄いです。つまり、ヒラヒラ感はそれほど濃くないと思います。適度なレスポンスは僕みたいなアマチュアライダーでもダンシングを多用できるイメージ。ポジティブな意味で、フレーム重量よりもしっかりしています。ヒルクライムの速度域でスムーズに加速できる印象です。剛性はそれほど高くないと思いますので踏んでいて辛くなる感じは薄いですが、リヤもしっかりさせてBBあたりから進むように感じたので、ペダリングスピードは早めの方がマッチングが良いのかも?と思いました。たしかにヒルクライム向けの印象ではありそうです。

次にFORCE。「こちらの方がロングライドなんかでもいいですよ」とコメントを頂いていたのですが、派手な見た目から攻撃的なイメージを持ってしまいました。それに反して、乗っての印象は確かに乗り易いです。リヤステイが柔軟に力を吸収し押し出してくれる感じなので、ペダリングの雑な部分を上手くつくろってくれます。前三角の剛性はSIRIUSよりあるのでは?と感じたのは、スピードに乗せて以降です。グングンというより、グイングインとひとタメ入る加速感。30キロくらいまでは怠いと言えば怠い、でもそこから伸びはとても良いですし、維持もし易いです。その意味では見た目通りの平坦向けなのかも?と思いました。ケイデンスが90〜95弱あたりに上手くまとまるフレームって好きなんです。それ以上早く回せと言われると、身体がもっと早く上手く動かないと、運動を継続するのが辛くなりませんか?

二つとも縦方向のコツコツ感がないフレームなので、長い時間のライドでもイヤになりにくい印象でした。ただ、この辺りは昨今のフレームはどれも良くなっているので心配する必要はないかも知れません。

BB下がりのデータがジオメトリに無いので手計測ですが、FORCEの方が5ミリ弱低かったので、安定感はその為かも知れません。スタンディングをしてみても、FORCEの方がペダルに乗り易いし、荷重がし易い。ハンドル周りの安定感でもその面を感じましたので、手放し等もし易いと思います。安心して力が抜けるフレームって良いですよね。

SIRIUSは低い速度域でスルスル加速するので、力強く踏むより回して乗り切りたい方には良いと思います。

FORCE フレームセット 273,000円
 フレーム:HMカーボン3K
 サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL
 フレーム重量:1150g

SIRIUS 2.0 フレームセット 252,000円
 フレーム:HMカーボン3K
 サイズ:50、52、54、56、58、60
 フレーム重量:892g

他のモデルも合わせて、詳しくはカタログでご覧ください。今後、他のモデルも入荷してくるそうです。アルミフレームは10万円以下からあります。
カタログはこちら

カラーは吊しの3カラー以外に、その3種類の塗り分けをベースにしたカラーオーダーも1ヶ月納期で可能とアレンジ力が魅力です。

本国サイトには、ウェブ上でカラーアレンジをすることが出来るようなページが用意されています。遊んでみるつもりでいじってみたのですが、いつの間にか楽しくなって30分くらいは平気で時間が経過してました…
FORCEのカラーアレンジはこちら
SIRIUS 2.0のカラーアレンジはこちら

しばらくアレンジしてみると、自分のカラーセンスが足りないことに気がつかされるのですが…自分だけの一台を実現できるというのは楽しいものですよね。それに、ジャージカラーに合わせたチームカラー等で揃えて乗ったら格好いいじゃないの?と。カラーオーダーした場合のアップチャージは2.1万円です。

THOMPSONは当店でもお取り扱いをさせて頂きます。

1件のコメント

コメントは受け付けていません。