グラベルバイクにもパワーメーター

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取り付けたくなるんですよ

パワーメーターはトレーニングのためのギアですから、「レースはしないので要りません」という返答も可能です。でも、ぼくはつけたくなるんです。なぜか、それは運動強度を計測し、知りたいからです。もちろん、FTPテストをした上で正確な指標を出すことができるのですが、最近はGARMINにも自動的にFTPを算出する機能がついています。以前なら、そのような機能がついていてもあてにできなかったんですが、最近ではパワーメーターと心拍を併用するなどして正確性が増しています。ぼくは本格的にトレーニングを行うわけではないので、FTPテストはせず、自動算出でまかないます。

なんのために?

先程申し上げたように、ライド中の身体へのストレスを数値化し、記録します。自分自身の身体に対して感じる体調の良し悪しと、その数値とを関係させて、今の自分がどのような状態かを判断していきます。トレーニングは行いませんが、今週あるいは来週にどのようなルートで強度でサイクリングを行うことが、自分の身体にとってよいのかを判断します。加齢とともに身体の回復機能も衰えてきますから、若い頃のようなイメージで走りますと大変なことになります笑。それをパワーメーターに手助けしてもらいます。

また、パワーメーターのたいせつな機能としてあるのが「自分の限界を知ること」です。知ってどうするの?と思うでしょうか?まあこの辺はトレーニングと共通する考えなのですが、
・ 限界を超えるために使う
・ 自分の力を抑えるために使う

というその2つの使い方ができるのがパワーメーターなのです。

「限界を超えるため」の方は想像していただきやすく、わかりやすいトレーニングっぽいことだと思います。ただ、実際にトレーニングしている人であっても、「自分を抑えるため」に使っている人は多くないようです。ロングライドやツーリングでも自分の体力をマネージメントすることは必要です。もし、体力が尽きてしまえばそこで終わってしまいます。単に困るだけではなく、体調が悪化したり、生命に危険が及ぶケースも考えうることですから、甘く考えずに、自分の身体の状態と真摯に向き合うということは大切だと考えています。

「前半踏みすぎてしまった」とか、「坂で頑張りすぎた」とか、そのような失敗を起こさないようにすると、旅を安全に安心して行う助けになります。

4iiiiのパワーメーター

色々なメーカーがあります。ぼくは4iiiiのパワーメーターを使うのははじめてです。これまではPOWER2MAXを使ってきました。グラベルライドでダブルギアになりますと、ギア比の関係でPOWER2MAXは使えません。ですから、そお場合にはクランクアーム型、あるいはペダル型を利用することになると思います。フロントシングルギアの場合にはクランク型も使えます。

□ シマノDura-Ace R9200
クランク長:165 / 170 / 172.5 / 175mm
80,300円 (税別価格73,000円)

□ シマノUltegra R8100
クランク長:165 / 170 / 172.5 / 175mm
70,400円 (税別価格64,000円)

□ シマノUltegra R8000
クランク長:165 / 170mm
60,500円 (税別価格55,000円)

□ シマノ105 R7000
クランク長:165 / 170 / 172.5 / 175mm
52,800円 (税別価格48,000円)

□ シマノ M9100
クランク長:170 / 175mm
82,500円 (税別価格75,000円)

□ シマノXT M8100
クランク長:170 / 175mm
60,500円 (税別価格55,000円)

□ シマノGRX RX810
クランク長:170 / 172.5 / 175mm
60,500円 (税別価格55,000円)


というわけでRX600

今回はSILEX 4000に取り付けました。SILEX 4000はRX400系を搭載していますが、4iiiiにはRX400はありません。ですから、RX600で代用しました笑

見た目も中身も異なりますが、まあ大丈夫です笑

気になるフレームとのクリアランスですが、こんな感じです。ギリギリではなく、ある程度十分にクリアランスがあるので、グラベルライドをする分には大丈夫だと思います。