[コラム] THE END OF CAMPAGNOLO

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かつてカンパも使っていたけれど

20年ほど前でしょうか。カンパを使っていた時期がありました。いつの世の中でも、カンパはシマノより高価でしたから、社会人になり、多少の余裕が出ないと買えないものでした。まあ、買うには買えるけれど、ちゃんと使い続けるのが難しければ、買っても仕方がないですからね。

時代はリムブレーキからディスクブレーキへ、あるいは電子シフトという選択肢が増えるに従い、カンパニョーロが持つ魅力は徐々に目減りしてきたと感じましたので、カンパニョーロを選択し続ける理由を徐々に失っていき、シマノへと戻ってきました。なお、ロードバイク以外はずっとシマノを使い続けています。あ、ロードで一度だけSRAMを使いましたね。

まさか親指シフトを捨てるとは

電子式になったカンパニョーロは使いたいと思うほどでないにせよ、「まあ、あるよね」という感じの存在感は発揮していましたし、好きな人だけが使うものとしての継続性には納得感がありました。それは機械式でのあのシフト感が現代的できっちりしたそれになってしまったとは言え、カンパニョーロらしさのうちのいくつかの要素をキープできていたからだと思います。しかし今回のリニューアルでは、なんと親指で操作するシフターを失くしてしまいました。シマノのように、ブレーキレバーの先端部分にスイッチを2つ用意し、それによって操作するというものになったようです。

もちろん、「これはこれで慣れたらいいとこがある」という声がありそうなことくらい、容易に察することができますが、それ以上に親指シフトを愛していたカンパニョーロユーザーの声を潰してしまった良かったのだろうか?と心配になってしまいます。親指シフトは、ブラケットを握った状態でシッティングからスタンディングに移行し、そのままシフトアップできるという利点がありましたし、下ハンを握った際にも正しい握り位置を教えてくれるという特徴もありました。それを失くしてしまうのはカンパニョーロにとってとてもとても大きな変化だと思います。

Rディレイラーの形状も

Fディレイラーの大きさは許容するとしても、Rディレイラーのこの形状はなんなのでしょう。かっこいいかカッコ悪いはは主観によってことなりますが、それにしてもあまりに奇抜な様に驚きました。たいへん奇妙な形をしていますし、こちらもあまりにも巨大です。ワイヤレス化するにあたっては、前後のディレイラーにバッテリーを搭載する必要があるわけですが、その形状が前後で異なるようです。充電器はどうなんでしょう?まさか別?…

もうアイデアがないのか

かつてはカンパを使っていましたし、今でもそこそこのカンパニョーロラバーだと自認しているぼくなのですが、残念ながら今回のリニューアルには不安を隠せないという感想です。ほんとうに大丈夫なのだろうか?と。なぜこのタイミングでこの製品をリリースしなければならなかったのか、それがまったくわかりません。競争相手に対して、あまりにも厳しすぎる状況になりましたね。