軽快車の整備 その2

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今回は内装3段ハブです

走行しているとゴリゴリ、あるいはなんかおかしいということで、トラブルを発見してすぐに持ち込んで頂きました。

「なにかおかしい」「いつものと違う」と感じたらすぐに持ち込むのは、とても大切です。自分の体と同じですね。異変を感じたら、すぐに行動することで大きなトラブルを防ぐことができます。

ベアリングがバラバラ

汚れて入るもののグリスは残っていましたが、リテーナーが破壊されていました。これが原因だろうということでリテーナーを交換します。その他、消耗しているだろうベアリング部分や防水カバーなども交換しておきました。最後に内装3段ハブを専用のオイルで潤滑し、組み立てて完成です。

これでまた、乗って頂けると思います。

新しいベアリングを取り寄せました。いいですね、輝いています。内装ハブは専用オイルにつけてメンテナンスを行います。内装3段変速の性能を維持するためには、使用開始から2年間に1度又は、頻繁に使用される方の場合は、5,000kmごとを維持管理作業が推奨されています。

維持管理をすれば、長年の使用でも動作は快調

組み付けて動作チェックしたところ、あの新品の時の感触と音が戻ってきて感激しますね。この自転車はみやたサイクルのプレミアムモデルで、8年前に税込み8万円でした。みやたサイクルの保証期間はなんと5年間もあるわけですが、まもなく9年に差し掛かる現在でも維持管理をすれば元気に動作しています。

やはり思いますけど、安いものに愛着って湧きませんね。ちゃんとしたものを買い、それをちゃんと整備して使うと、自然に愛着が湧くものですね。そういう意味で、最初に安物を買わないことは大切だと思います。