「これ、めっちゃいいですよ!」(吉本司さん)

メリダ新スクルトゥーラ セカンドグレードCF3モデルをインプレッション

台湾のスポーツバイクブランドMERIDA(メリダ)から、第5世代へと進化したオールラウンドレーシングロードバイクの「SCULTURA(スクルトゥーラ)CF5グレード」が登場。それにともない、その性能を踏襲したセカンドグレードのCF3も登場。その詳細を紹介するとともに、試乗インプレッションをお届けします。SCULT…

だから良いっていったじゃん笑

だから良いって言ってるわけですよ笑
ね?ぼくは何度も言ってますよね?笑

先日のBike Raderのアワードを獲得って件も伝えましたよね?
 Cervélo R5 DISC FORCE eTap
 Bianchi Specialissima Dura-Ace Di2
 SCOTT ADDICT RC10
 Lapierre Xelius SL 9.0
よりもいいバイクなわけですよ笑

実際に乗ってみると、吉本さんの言葉はさらに深く読むことができます。吉本さんの言う「乗りやすい」は、柔らかいという意味ではなく、乗りやすいレーサーという意味なんだろうと思います。それが動画の中からも読み取れると思います。

これまでスクルトゥーラはCF5/4とCF2という2段構えで、レーサーと非レーサーという感じでした。しかし今回は、両方ともレーサー。CF5の方はまさにレースバイクであるのに対して、CF3は乗りやすいレーサーだと思いました。私はいまSCULTURA ENDURANCEに乗っているわけですが、SCULUTURAにも乗りたいので、いま一生懸命練習をして、来たら乗ってやろうと思っていますが、腰がどうかな…笑。それくらい楽しいバイクであることは、吉本さんの表情からも伺えるだろうと思います。

軽さで登る時代の終焉

自転車って面白いなと思うのは、ぼくらはいろいろな自転車に乗ってきたわけですが、新しい自転車ってやはり過去の自転車を超えてくるんですね。その時、そのメーカーの実力がでます。そういう意味で、大メーカーと小メーカーは全然違います。大メーカーは全体を前に進めるのに対して、小メーカーはついてくるだけです。メリダはアワードを獲得したように、あるいはそもそも、世界一いい自転車を作ろうと開発をしています。ライバルはコスパ重視の小メーカーではなく、前線で戦うメジャーブラントたちです。

そういうメジャーブランドがどういう自転車作りをするかが、今後のトレンドの中で注目されます。エアロロード登場以降、見た目というファクターで判断される事が増え、中身への注目が薄れました。ゆえ、中国系メーカーなどの躍進が一部で見られるわけですが、実際に乗り比べてもらうと全く違うんですね。似て非なるものとはこのことです。

今回も、この新型スクルトゥーラに似た形状のバイクがさっそく発表されるなどは、私の目にも入ってきているわけですが、実車に乗っているぼくとしては、「まあ中身は全然別物だろうなあ」と思っています。

これまでのスクルトゥーラは、特にCF5/4がとても軽量で、キレの良さを研ぎ澄ますことで進化してきました。それは皆さんもおわかりかと思います。もしかすると、それをさらに磨いてくるのでは?と思った方もいるのかも知れませんが、ぼくはそれだけは勘弁してほしいし、まさかそんなことはしてこないだろうと思っていました。なぜなら、今以上の軽さやキレの先に未来はないからです。未来とはいいバイクとして評価を得る未来であり、メジャーメーカーと戦う場合です。コスパだけをうたうなら、それでも良いのかも知れません。

ゆえ、軽さではない何かを特徴にしてくるとは思っていたものの、またREACTOとの差別化をどういう形で実現するのかは、全く予想ができませんでした。

新型に乗っていただくとわかりますが、このバイクは軽さで登るのではなく、上りでも前に進むバイクなのですね。それがとってもいい。吉本さんの「めっちゃいいですよ!」はその印象が強いんだと思います。上りを軽さとキレで登るバイクにすると何がだめになるかといえば、平坦です。平坦でのペダリングがスッカスカになってしまって、かからない。それを”めっちゃいい”感じにまとめたのが、この新型というわけです。

おそらく、2022年以降のメジャーブランドのレースバイクはこんな方向になると思います。対して小メーカーはきっとまだまだ軽量と価格をアピールしてくると思いますので、その辺でもブランドごとの目的やポジションや世代の違いを推測してみてください。

CF5かCF3か

動画の中でもおっしゃっていますが、プロが乗るバイクに乗りたい人、あるいはそれ相応の実力のある人はCF5を選ぶのはこれまで通りです。しかし、これまで「CF2ではレースできないな」と思った方もいらっしゃって、しかしCF5/4ではカリカリ過ぎたと思われたかも知れません。CF3はすべてが丁度いい。

新型スクルトゥーラは快適性において先代より上で、前にスムーズに進むということについても劇的に進化しています。自転車はペダリングがスムースでないと出力を発揮し続けられませんし、失速してしまいます。その点では、新型スクルトゥーラは足に優しく、速いバイクだと言えます。

吉本さんの言うCF3の方が快適性が上というのは、ぼくは疑問に思います。私ばかりではなく、他の方もCF5の方がスムーズであるという印象でした。路面への追従性をどの部分で感じるかだと思いますが、質の良さではCF5だろうと思います。ではなぜ、CF3の方が快適だと感じるかです。それは、フレームの剛性が理由だと思います。足元に伝わる快適性ではCF5の方が上だと感じますが、フレームの上の方というか、ハンドルやサドルの部分で言えば、相対して柔らかいCF3の方がソフトに感じるかも知れません。

X-BASEに行けば乗れます

試乗車はX-BASEにあるので、ネットから予約をし、乗ってみてください。ほんとうに楽しいレースバイクですよ。

価格帯はCF3の完成車がで35万〜80万、CF5は110万〜150万円となっていますので、ご予算に合わせて選択することができます。まずはご相談ください。
https://www.merida.jp/lineup/road_bike/

そして、今からでも間に合うので、メリダのお店で、できれば当店で!、ご予約ください。待つ価値のあるバイクです。

2022 メリダロードバイクその1

メリダの2022年モデルが発表されました。その中でロードバイクから紹介します。車種ラインナップの紹介はせず、全4つあるメリダのロードバイクのシリーズを、それぞれからどうやって選べば良いのか、目的や乗り方に対応して紹介します。一本でロード全てを網羅する予定でしたが、いつものように長くなってしまった(それでも時間はた…