やはりEバイクは都内での移動に最強である

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秋冬はEバイクに最高の季節

めっちゃシンプルに言えば、
 ・坂が楽で
 ・荷物を積んでも軽く走れて
 ・航続距離も長く
 ・だれでもそれができてしまう
わけで、楽しくないわけがないのです。

「ふつうの自転車でもできるんじゃ?」
と思うでしょうけど、実際に乗ってみるとまったく別の世界です。

以前にも書いていますが、おさらいの意味でもう一度。

余裕が違う

Eバイクはライダーが生み出す出力の最大2倍までアシストすることで、ライダーは楽にスピードに乗せることができたり、登坂時により少ない力で登ることができたりするものです。人間は一生懸命になにかに没頭しているとき、周りが見えにくくなってしまいます。少なくとも、一定程度の注意力や観察力が低下し、意識が散漫になってしまいます。なおかつ、心拍の上昇とともに息切れが発生し、また脳へ供給される酸素が十分でなくなると、思考力や判断力にも鈍りが出てきてしまいます。自転車ではそのような状態において、安全に走行することを目指すものです。このように、文字にするとなかなかリスキーなのです。ぼくも自分ではちゃんと判断しようと思って乗っていますが、残念ながらうっかりしてしまうことはあります。

実際、はぁはぁと息が上がっている状態で、かつ疲労も蓄積してきたり、暑さや寒さが重なった場合に、注意力を欠いてしまう経験をしたことがあるのではないでしょうか。

Eバイクでは、これらのすべてをかなりの度合いで改善します。停止状態からのスタート直後や再加速時にスムーズかつ楽に速度を加速、あるいは回復させることができます。また、加速をスムーズに行うための姿勢としても、ペダルバイクでは一定程度の前傾姿勢を必要とするのに対し、Eバイクでは状態が立った姿勢を維持することができるため、見渡しがよく、状況判断を助けます。乗ってみるとわかりますが、視線の高さは一般的な車高の車の運転席に対して、頭いくつも上なので、そのことは大変有利に働きます。ディスクブレーキを標準装備している車種がほとんどですから、雨天時や濡れている状況においても安定した制動力を発揮することができます。ペダルバイクにおいて、自分にとっての体力的な落差を実現するために、可能な限り細めのタイヤを希望する場合がありますが、Eバイクではその必要はありません。いつもより太めのタイヤを使用することができるため、自転車と路面との唯一の接点であるタイヤに対して絶対的に大きなアドバンテージを作り出すことができます。

このように、結果的にはEバイクはペダルバイクよりも安全に走ることを実現できる可能性が高いと言えます。またこれらは、なんら空想や思い込みではなく、実際にEバイクを所有し、日常的に利用しているライダー間において、納得できる話として聞かれるものです。

できることが違う

前節で述べたような安全性の高い走行が可能である場合、あるいは快適に走行することができる場合、それまで自転車でいくことがなかった場所や用途や目的に対して、Eバイクを使えるのではないか?Eバイクを使ったほうがよいのではないか?と発想が変わってきます。

ペダルバイクよりも、たくさんの機会に、より快適な状況において、楽しく自転車を利用することができることに気が付きます。ここまで感じてしまうと、もうペダルバイクの良さやメリットは、トレーニングを実行し、その結果や達成感を目的の1つにすることを受け入れた場合であることに気づいてしまいます。もちろん、それはそれで大変楽しく、充実をもたらすことではあります。従来はそのルートしか存在しなかったのに対して、今はEバイクもあり、目的や用途や利用対象を幅広くすることができるようになりました。

楽しみ方が違う

ここまでお読みいただいた方には、概ねのところおわかり頂けたと思いますが、ペダルバイクとEバイクはどっちがより楽しいかという比較をするものではなく、これはこれ、それはそれであり、どちらも楽しいと分かると思います。そして、その楽しみ方は別なのだともおわかり頂けると思います。

しかし、そのいずれもは「自転車」です。Eバイクに乗ると、とくにSHIMANOのユニットはあたかも自分の力で漕いでいるのではないか?と誤解してしまうほどナチュラルでリアルで、想像した以上に「自転車」です。

もちろん、法的にも完全に「自転車」です。つまり、欧州においても時速25キロ以上の速度域でアシストを発生させるものはオートバイの仲間になり、免許証・ヘルメット・保険などが義務付けられます(保険は自転車でも義務の場合が多い)。もちろん、日本国内で自転車を乗る際にも保険はあったほうがよく、あるべきです。また、自転車道を走ることができません。これらいくつかの制約条件が付加されるので、実際には時速25キロまでの日本と同じような規格のEバイクが最もよく売れています。

つまり、自転車らしさを最大限発揮し、気軽に利用することができるのがEバイクであり、考え方次第では「ペダルバイク以上に自転車なのがEバイク」なのではないかと思うでしょう。

これは昨年の冬に東京タワーで行われた台湾祭りに行った時の写真です。東京タワーは結構急な坂のてっぺんにあります。当日、自転車で訪れていた別の方は、坂のふもとで自転車から降り、押していたのを思い出します。

現在は、Eバイクの在庫が豊富にある状況ではありませんが、いくつかご案内が可能なものもあります。あるいは先に購入を計画している場合にも、まずは当店へお越し頂き、お気軽にご相談ください。

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