この一年、私にはEバイクがあった

素晴らしいEバイクのすべてを表すこの言葉は、もはや随筆

そう、同じ場所に行っても違う景色に見える。それは気持ちが違うから。気持ちの状態が違うから。家にいて、シリアスな気持ちの時もあれば、リラックスしているときもある。同じ家なのに、見えてくる景色は変わってくる。ただ登ればいいのではない。ただ走ればいいのではない。あなたは自転車をなぜ買うのか、なぜ乗るのか、何を期待しているのか、目的はなんだろう。

今しかできないこと、それは自分だけの時間を過ごすこと。それはあなたがあなたである理由だし、自分が生きていることを実感する時間。あなたが個を意識する時間。それは生き物としての自分を見つめ直す時間。

みんなで過ごすのは楽しい。しかし、クルマの中でも、自転車でも、ストレスを感じることはある。その中で楽しさとのバランスが大事。Eバイクは自転車に乗る上で辛いことや苦しいことをすべての取り除くので、人と人との摩擦も減らしてしまう。カリカリしている時はどうしても周りに辛く当たってしまうもの。だから、苦しい時に会話しても楽しくはない。

昨年春からこの一年間。

私にはEバイクがあった。だから、楽しく過ごせたし、自分だけの時間を、景色を、道を、十分記憶に刻み込んだし、それはこの一年を意味のあるものにしてくれた。

さあ、今年も夏を楽しみましょう。

ただの雑木林。この道の先に何があるでもなし、ただ一人で道を刻む。でもEバイクなら、走ることが目的ではなく、景色や地域に意識が向く。だから、ただ走っているように見える行為も、本人にとってはリラックスできる時間になる。

島は外周を回るだけでは面白くない。登らないと、登って上から朝日を見るのが最高だ。でも、朝5時からヒルクライムをする気になるだろうか?この時間、この場所に、誰でも行けるように見えても、Eバイクだからこそいける場所。

坂を登りながら、笑顔で雑談。できるようでできない。なぜなら、坂だから笑。平地では坂よりも楽だけど、その分速く走れてしまうので乗りながら会話するのは難しい。これもEバイクだからできること。

駅から降りる客は自分1人、あるいはもう1人いただろうか。周りに人がいると安心するんだなと、いない環境に行くと気づく。でも、それは同時にストレスも生む。一人旅は楽しい。

Eバイクに乗っている時はストレスが少ないので、誰とでも、どんな時でも、どこでも楽しく走れる。自転車に乗り始めて30年以上経つけれど、こんなにも笑顔ばかりが見られるグループライドをしたのって初めてかも知れない。

空、海、風、土、私
そこにいるだけで、すべてを忘れられる
もし必死になって登ってきたなら、この落ち着いた気持ちにはなれなかったろう