[コラム] Eバイクなら練習がいらないからすぐに旅ができる

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新年2台目の納車はツーリング用のEバイク

購入されたのはサイクリストではなく、これから自転車で旅をしてみたいと願う普通の方です。普通と言っても、これまでクルマやオートバイで遊んだことがある方なので、そのコスト感も含めて普通ではない部分もあるわけですが、ことフィジカル面で言えばまるで普通です。

しかし、私の説明・接客によって現実性を伴った上でこの自転車を使った楽しい想像をして頂き、「これならできそうだ」と希望を持っていただきました。

ミヤタサイクル ロードレックス6180
299,000円(税別)

※ご注文から1週間ほどで納車可能

Eバイクで練習は必要ない

「自転車で遠くまで行きたい!」と願っている人は気がつかないのですが、現実にはそれがあります。遠くが何キロを指し示すのがは各々によるのですが、例えば50キロなら、いきなりをそれを実現できる人とそうではない人がいます。できた人は「出来たよ」と人に伝えますが、その影では出来なかった人がたくさんいるでしょう。

私は最初、往復40キロでへばっていましたし、今でも50キロ/2時間を越えるライドには緊張感や疲労を伴いますので、それ以下の距離とは別の準備を行います。あるいはアフターケアが必要になります。腰痛を抱えていますので、ペダルバイクでのその距離や時間はダメージを伴うのです。

しかし、自動車で旅をする際には練習しません

しなくてもよいのです。当たり前ですね。それが自転車と自動車の違いですが、Eバイクは徒歩と自転車の中間的速度でありながら、感覚は車やオートバイに近いものです。

もちろん、最低限度のテクニックは必要ですし、法律の理解も必要です。それをするのが自動車教習所です。自転車の場合には店舗がその役割を担わないといけなくなっているので、その点歪みがあるわけですが、少なくともネット上に無いのは事実ですし、提供も実現もできないでしょう。

最低限度のスキルを備え、道路に出て、近場を運転することで徐々に感覚やスキルを研いていき、同乗者を乗せることに慣れ、そしてようやく”遠出、つまり旅”が出来るようになります。それを飛び越えてしまい、トラブルを発生させて経験談というのはあるでしょうけれど、せめて若かったからこそ笑って許せるもので、大人になってしまえばただただ恥ずかしいだけのものでしょう。

つまり、Eバイクに乗る上で体力を向上させる努力はほぼ必要がなく、歩いたりする体力さえ有れば乗れてしまいます。ジョギングするくらいまでの体力が有れば言うことはなく、50キロ/5時間くらいのライドは直ぐにできてしまいます。ただ、先程申し上げましたように、段々と距離を伸ばすべきです。

ペダルバイク(普通の自転車)の場合、徐々に伸ばした距離でも、一ヶ月乗らずにいるとまた元通りになってしまいます。ゴルフの練習をしないとスコアが下がるのと同じですし、ランニングを続ける必要があるのと同じ理由です。”練習は素直”と言えます。

でも、余暇を使って行いたいのは練習が必要なアクティビティでしょうか?

目一杯羽根を伸ばした旅へ

日本はよくわからない方向へ向かっていますね。感染拡大防止はわかりますけど、現実的な目標やファクトを見直したほうが良いでしょう。

マスクの種類まで特定の物に制限されるなど、やっと1年というところでさらに自己監視の目が厳しくなるというのですか?驚きますね。

まるで無防備なのはどうかと思いますが、自分を守る努力は自分へすべきで、他人へどうのこうのいうべきではありません。

そんなストレスフルな世の中ですが、日本人の労働時間は1941年〜2006年まで60年かけて増やした一日あたりの労働時間を、2019年〜2020年のたった1年で元に戻してしまったそうです。むしろ休暇時間は増えました。それはリモートワークのせいです。もちろん、全業種には当てはまりません。ただ、暇を作ることができた人がいるのは事実で、それを何に使うかだと言えます。

堅苦しい世の中にその時間を使うのか、または一人の時間として有効に活用するのか、それは個人の決断次第だと言えます。

”自転車に30万円”は高いでしょうか。
ここまで読んで頂くと、Eバイクがただの自転車ではないと理解して頂けるかと思います。

より詳しい話は店頭で時間を確保して差し上げますので、ご来店下さいますようにお願いいたします。