2021年 MERIDA 注目のMTB

メリダを育てたのはMTB(マウンテンバイク)

美利達(メリダ)はかつてOEM生産を請け負うアジアのメーカーに過ぎませんでした。しかし、その生産能力、精度、品質管理、生産管理などへの評価はたいへん高く、MERIDAというオリジナルのブランドを作るまでに至りました。

その際にはロードバイクではなくMTBからスタートしています。それは、ロードバイクは古典的で保守的なジャンルであり、新興メーカーには入り込む余地がなかったからであり、ヨーロッパでの販売を中心に目指す場合、MTBは重視されるからです。日本からは想像できないかも知れませんが、ヨーロッパでもロードバイクをレーサーとして乗る人はとても少なく、稀な存在です。また、都市部に石畳やトラムの線路などが多くあるような路面状況において、ロードバイクは不便すぎます。ゆえ、都市部でも太めのタイヤあるいはMTBが使いやすいのです。

MULTIVAN MERIDA BIKINGTEAMとのパートナーシップによって、メリダはMTBのレースにおいてもトップクラスのメーカーとなり、ついには世界チャンピオンも獲得しました。メリダのMTBは長年培ったノウハウによって、XCでもエンデューロでも、どのジャンルでもトップクラスの性能を実現していますし、価格は大変お求めやすい物になっています。

メリダは世界第2位の生産量を誇るメーカーです。GIANTとMERIDA以外のほとんどは、自社による生産設備への投資を行わず、OEM工場への生産委託を行います。メリダはいち早くトヨタ式生産方式を採用し、台湾の国家事業としてもGIANTと共に世界の自転車界を牛耳っています。もはや、台湾の2社なしに世界の自転車メーカーは生産できないでしょう。

無駄のない生産方式、そして安定した精度と品質があるからこそ、コストダウンが可能です。アイコンとしての”ハンドメイド”は無駄の象徴であり、工業製品として未成熟であることの表れでもあります。30年前であれば別ですが、今の時代には優れた工業製品がもっとも良い性能も持つということは、他の業界でも常識となっています。

そういった背景をもとに、現在はドイツやベネルクスの他、ヨーロッパの多くの国においてメリダは高い評価を受け、愛されています。さらに、それにEバイクが拍車をかけているのは間違いありません。


今季注目のMTBはこれです

MERIDA BIG.TRAIL 400
139,900円(税別)!!!

2019年までラインナップされていたBIG.TRAILが復活しました。

・新型フレーム
・フォークは140mm
・コンポはほぼデオーレ10S
・チューブレスレディ対応!
・ドロッパーポスト標準装備
!!

コンポはデオーレなんですが、リヤディレイラーとクランクはM5100なので、シフターとカセットをM4100からM5100に買い換えればすぐに11Sで使えます。M5100では11-51が使えますので、うれしいですね。当店では購入時に工賃なしでのパーツアップグレードも承っております。

ホイールサイズを27.5+から29に変更するなど、全く新しいフレームになりました。ボトルケージをダウンチューブにダブルで装備し、トップチューブの下側にもストレージ用のTRAIL MOUNTを装備。日本国内への展開は400グレードのみですが、14万円を切る価格でここまで充実したMTBが買えるというのは驚きですね。

MTBで遊ぶのに必要なものが全部入ってます。

カラーもいいですよ。MTBの場合にはホコリまみれになってすぐにスクラッチがついてしますので、ソフトクリアやマット仕上げのほうがうれしいですね。

ドロッパーポストはメリダオリジナルの機械式タイプなので、シンプルで壊れにくいのでベターです。Sサイズで125ミリ、Mサイズで150ミリというかなり長い範囲で動くドロッパーポストで、単体でも販売されています。しかしこの車種、ドロッパーポストへのリモートレバーがしれーっとシマノから先日リリースされたものに変えられており、とても調子がいい操作感になっています。こういう部分にイチイチ目を配る所、メリダらしくしっかりしていて好きです。

MTBマニアな方は、フォークがホイールがパーツがと、自分の好みではない部分をネガ出しされるのは分かっているのですが、これからMTBで遊んでみたい方にとってこれ以上ないパッケージだと思います。

しかも、今回用意された2つのフレームカラーはとてもかっこよく、MTBらしい色になっています。

重量は14.4kg、十分に遊べる重量ですし、街乗りMTBにしても相当かっこいいと思います。

とりあえず、モダンな規格のMTBが手元にないので、買ってしまいたい…


続いてはこちら

MERIDA eONE-SIXTY 500
499,000円(税別)

eONE-SIXTYのアルミフレームが一新されます。これまでの外装バッテリーから内装バッテリー仕様へと変更され、ウェイトバランスを最適化。これまでより一層低重心化されています。また、Sサイズ以上のモデルにはロングタイプのバッテリーを利用できるので、630Whにまで拡大可能です。

上位モデル同様に、フロントは29インチ、リヤは27.5インチという前後異径ホイールを採用。これは他社でも真似をし始めていますが、E-MTBではもっともバランスの良い仕様です。

ドライブユニットは上位機種と同じSTEPS E8080なので、超強力なトルクを発揮できますし、どんな所でも登れてしまいます。

フォークやリヤユニットは十分に使えるレベルのものを採用していますし、これ以上何もいらない、すぐに遊べるフルサスペンションE-MTBになっています。

カーボンフレームと比較して少々重たくはなりますが、余程のエキスパートでない限り、ほぼ気にならないでしょう。もし、あなたがバイクを思うがままに振り回すことができ、派手なジャンプアクションを繰り出せるならば別ですが…

ビギナーの場合にはよく転びますし、チャレンジしてもフレームを壊しにくいアルミフレームはまたメリットでもあります。

カラーは2色あり、シンプルなシルバーとメリダらしいグリーン。

これは自分でもめちゃくちゃ欲しいバイクです。うーん、最高ですね。