[コラム] 工具のすり減り

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金属も摩擦によってすり減ります。ヘックスレンチにはWeraを愛用しているのですが、10年ほど使用したレンチを2軍を下げて、実はその前に購入したステンレスの1軍にあげることにしました。

すり減った工具はネジ側にダメージを与えてしまいます。ですから、買い直さないといけません。なお、携帯用工具や安物はそういった精度について甘いものもありますので注意が必要です。ゆえ、日常使用はされないことをオススメします。

カラーが分かれていたほうが使いやすいので、もしかするとカラータイプを買い直すかも知れません。近々、工具屋さんへ取り寄せた工具を引き取りに行くので、買っちゃうかもですね。このときには4ミリと5ミリのカラーが似ていたんですが、今は間違えにくいカラーに変わっていると知りました。

ステンレスをなぜ使わなくなったかと言うと、色分けされていないことではなく、硬さなのです。やはりスチールと比較してステンレスは硬い。締め込んだ際にレンチがしなるんですが、その感覚が硬いとわからないのです。手ルクレンチ?笑の精度が落ちます笑。かなり違います。

ラチェットレンチ用のヘックスソケットでもステンレスがあるんですが、あれはかなり曲者だと思います。HAZETのソケットで2段形状になっているのは、レンチがねじれる粘りを出すためだと聞いたことがあります。ヘックスソケットはHAZETに限ると思います。

錆びにくいですし、高級感?もあるきがしますが、材質として工具に向いているとは思えません。では、なぜ買ったのか?というと見た目です笑

あ、余談ですが。工具には得意分野というのがありまして、力を入れているジャンルとOEMで済ませるジャンルとあるのです。大メーカーで全部肝いりっていうところはありません。餅は餅屋。総合メーカーは沢山あるようで、詳しい人に聞いてみると面白いこともあるものです。

なんかこう言うのって、自転車のフレーム選びと似ていますよね。