まずは第一印象「BH EVO 38 ULTRA」

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とりあえず使った印象を書いていきますね
一昨日も今日も朝のライドでも新しく導入したBHのEVO 38 ULTRAを使いました。ディープリムというのはあまり好きではない私です。理由はハンドリングへのクセ、あるいは剛性感の違和感というかバランスがロープロファイルのほうがカッチリしているというのが理由です。

ディープにもカッチリ感はあるけれど硬すぎるホイールもありましたし、比較的多かったのは必要以上に捻れるホイールで、むしろ引きずるような重さを感じたりもしました。どこのどのホイールからそういう印象を受けたかについては店頭で…

「BH EVO 38 ULTRA」はセミディープとはいえディープリムらしさを感じさせないホイールだと感じます。ゆえ、レーシングゼロから何の違和感もなく馴染んでしまっています。ブレーキは現在ドライのみですがよく効いていますので、ネガは感じません。前モデルではポリッシュのかかったリムだったからか急制動での爆音が評判でしたけど、今モデルはマットクリアになっておりそれは無くなったようです。横風による影響というのはあるのか無いのか分かりませんが、このホイールに関しては気になりません。深くなると煽られる気がするのは、形状ではなく外周の重さの影響だと思います…

私の意見ですが、リム幅拡大はエアロ効果のためではなくリム剛性の向上が目的ではないかと感じました。それのおかげで路面の感触がつかみやすいと感じますし、余計なヨレが無いように感じます。つまり、ディープっぽさを感じにくいです。反面、ゴツンという”硬いモノ感?”ももれなく感じますので、空気圧を落として対処し、それでも転がりの抜群に良いチューブレスが必要だと感じます。好みもあるでしょうが、このような太リムにはサイドの柔らかいペナペナのイタリア系クリンチャーというのは全く相性が悪そうだとも思います。やはり、モダンな仕様にはモダンなタイヤが良さそうです。BORAかららしさが減ったのはこのあたりが理由でしょう。とはいえ、現代のフレームにナローなBORAでは不足だと思います。

このホイールには、ULTRAではない2万円安いホイールのラインナップもあります。このULTRA、なかなかの剛性を持っています。自分もそれほどハイパワーとは言えませんが、弱さは感じないばかりか、無駄踏みすると硬さを感じます。ゆえ、ペダリングスキルがあまり伴わない方の場合には、つまり出力が低めの方とも言えますが、ノーマルモデル?の非ULTRAも検討される方がいいかも知れません。むしろ、レースライドを目的にされるケースでこのULTRAで不足があるということは考えにくいとも言えます。

■ ULTRA EVO 38 カーボン チューブレスレディ 199,800円(税込) 1330g
■ EVO 38 カーボン チューブレスレディ 178,200円(税込) 1445g
■ EVO 50 カーボン チューブレスレディ 178,200円(税込) 1535g
■ EVO 50 カーボン チューブラー 178,200円(税込) 1265g

というわけでまずは第一印象でした
一言で言いますと、このホイールは”アタリ🎯”です。
間違いないです。
これで税込み20万未満は反則だと思います。

ぜひ、年明けのご注文をお待ちしております♡