おそらくは…

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LOOKやTREKがここに来て超軽量をアピールしているわけですけど、「充分6.8キロを下回るのになぜ?」と思ってちょっと考えていました。そこまで過剰に軽くして、ウェイトを積む事がライダーにとってメリットになるんだろうか?と真剣にも考えもしました。

そして、新たしいREACTO TEAM-Eに乗ってみると
 「あ〜」
とひらめきが。

もはやエアロロードの乗り味はオールラウンドに使えるくらい(エアロの)ネガが消えているので、そっちを選べばいいということなんじゃないかと思います。

稀にチームで1人か2人のクライマータイプがクライミングバイクを欲しがるんですが、他は全員普通のバイクがいい。そうであれば、クライミングバイクを限界まで軽くし、選手はウェイトを積めば販売的にもいいじゃないか!となったんじゃないでしょうか。単価も上げることができますしね!

超軽量にすればどうしても耐久性が犠牲になりますが、その1人か2人のクライマータイプは大抵クラシックを走らないし、グランツールの総合しか狙わないので、レース数も少ないし問題ないのかも?あるいは、普段はチームカラーに塗った別のバイクに乗っている、とか…。逆にクラシックレーサータイプやオールラウンダーの場合、超軽量フレームの踏み味が好きではないでしょうねぇ。

自転車は軽いから進むだけではないですし、実際同シリーズで100万円以上出せる人だけ超軽量で、ミドルクラスは他メーカーと変わらないわけです。なので、軽量をうたったフレームシリーズのミドルクラスが一般ライダー向けでジオメトリもアップライト(練習量が多くなく、スピード域が35キロ以下くらいの人向け)になるんじゃないでしょうか。ほか、いわゆるレースライドやアウターを52や53にして乗る人にはエアロロードという感じでしょうね。

オールラウンドと言っても、本当にすべてをカバーするものはないですし、どの範囲をカバーするか?と自分が何をしたいのか?がわからない方は相談に乗りますよ。

あ、あまり本当のことを言ってしまうと、身の危険が…(笑)