最近のは薄いから気をつけて下さい

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最近増えていますねぇ。
ダウンチューブは特に積層が少なく、肉厚は薄いので、ナットの打ち替えは大変です。今回はあまりダメージ無く、穴を残せましたけど、そうなるケースばかりではありません。実際、何度かどうにもならず作業不可と判断してお断りしているケースも有ります。

作業は正確な知識を持ってから行いましょう
セルフ作業される方が増えているのではなく、全体のサイクリストの数が増えていて、そこに必要な情報が届いていないということで、全体の中でミスする人の割合は着実に増えていると感じます。必要な情報を我々は持っていますが、そこにリーチすることが無かったり、手軽で信ぴょう性のない情報にすがったり、あるいはアプローチの方法を間違えることで必要な情報を手にすることが出来ないという事も感じます。

ちなみにオーバーホールで持ち込まれる自転車の半数以上では、ボトルケージ取り付けネジ、リプレーサブルエンド取り付けネジ、ハブベアリング調整ロックナット、カセットロックリングのいずれか、あるいは複数が緩んでいます。それらのネジは緩みやすいので、緩むことが問題ではなく、途中で診ないことが問題です。また同数の個体ではQRレバーの締め付け方向とその使用方法に誤りがあります。(作業後に毎回指摘しています)こちらも基礎的なことです。

ナット除去完了
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打ち替え完了。
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この作業、某大手さんに断られて(そこで買ったのに???)ご依頼頂くケースが年に何度かあります。私に出来ないケースなら、業者に頼みますので。まずはご相談下さい。

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