日曜日の朝練

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毎週日曜日は朝練しています。

ロードでの周回練習は全ての基本です。ロングライドだから、レースはしないから、ヒルクライムがメインだから、マウンテンバイクだから、シクロクロスだから等々と色々な理由はあるでしょうが、残念ながらどれも理由にはなりません。

周回練習は前後にライダーがいる状況で、自分の力を試すこと。複数のライダーがいるからこそ出せるスピードでのコーナーリングやブレーキング、あるいは他のライダーと力を合わせるのか、戦うのか…。どのライダーが上手なのか、速いのかをパッと見て判断できるようになります。

自転車での集団走行は同じ車に乗るようなものです。知らない人が助手席に乗っていたらどうでしょう?良い気分でしょうか?逆に気心の知れた仲間なら?目的が同じなら?

自転車で一緒に走ると言うことはそういうことなんです。

しかも、助手席の人間までアクセルを踏んだり、ステアリングを握ったりもしますから、これが厄介。お互いのストレスを高めます。

だから、いつも一緒に走ってお互いの調子を確かめ合ったり、脚質や走力を知り合う必要があります。

お互いの走力が異なる場合、助手席に座ってブレーキを踏むこともありますから、そうならぬようにこちらがアクセルを踏む必要があるでしょう。

それが無言で走る間に行われるのが集団走行(グループ走行)。

それが出来る様になる為の周回練習なんですよ。やってない人はまず出来ません。速いスピードになるほど、高負荷になるほど、出来なくなります。だから、練習しておくんです。

これをやっておきますと、初めて走る間柄であってもお互いをフィットさせることがし易くなりますので、集団走行時のストレスを減らすことが出来ます。

31日の練習は二人という人数でしたので、逃げを想定した練習メニュー。

後ろから集団が来ますので、スピードを落とすと追いつかれてしまいます。走力に差があるので、均等に引く必要はありません。ゴールまでの距離を考えると、最初からガンガン踏んでしまっては失速してしまいますから、徐々に上げていきます。

そして、最後に二人は敵同士になります。

私がシナリオを明らかにします。走力のある方が多く引き、そうでない一方は勝利を貪欲に狙うというもの。

結果はどうでもよいのです、勝負ではないので。色々と想定し、色々な状況に対応出来るようにすることが大事です。また、最初は上手くいかないことを知ることも大事です。最後にスプリントすることを考えて、ローテーションにどの程度加わるかも考えないといけません。

スプリントってやったことないと出来ません。ヘナヘナ〜ってなって加速できません(笑)

ちなみに練習相手はレースには参加しません。目的はロングライドやブルベです。でも、必要だと感じて一緒に練習しています。私もロードレースの為ではありませんが、全ての基本だと理解しています。

周回練でも、前の方だけが加速して、後ろはちぎれ。その後はただただ我慢大会のように回っていては効果が薄いですし、それなら個人練習していても一緒でしょうね。

さて、来週はどんな練習をしようかなぁ?こうすれば練習も楽しいし、集中できるでしょ?

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