IRC SERAC チューブレス CXタイヤの実戦レポートが届きました

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方々で好評を頂いております「IRC SERAC CX チューブレス」の実戦レポートが届きましたので、ご紹介いたします。

当店からホイールとタイヤを貸し出し、普段の練習で使ってもらっていたのですが、今回はレースで初めて使用してのレポートです。ライダーはJシリーズはエリート、シクロクロスではC1で走る某チームのライダーさんです。
※元の文章からの変更点は誤字脱字、句読点の追加・変更のみですので、意味や印象が変わるような改変はしていません。

〜レポートここから〜

今回、ちちフェスで初実戦投入。

練習などでは頻繁に使っていたのですが、レースとなるとチューブラーを使用していたので、なかなか出番は無かったが、今回は山クロス(傾斜の多い地形)だったので、使用してみた。

前1.8bar、後1.8barで試走。少し突き上げ感があったので、リアのみ1.7barにしてレーススタート。

今回のコースは山の斜面をクネクネ走るレイアウトで、少し柔らかい土質なので、どの位グリップするか楽しみだった。予想通りフロントはしっかりグリップしてくれてラインをトレースできた。リアに関しては滑り出しが分かりやすく、扱いやすかった。高速コーナーもノンブレーキで突っ込んだが滑る事無くクリア。しかし空気圧をこれ以下にしてしまうと腰砕けになってしまいそうなぎりぎりの感じだった。

あとびっくりしたのは、下りからのカーブしながら登り返しのセクションで、リアタイヤがよれてしまってビードから外れてしまうかも?と感じる場面があったが全く空気は抜けないし、ビートも外れなかった。

それには驚いた。

弱点は砂利かな?やたらと滑ってしまうし、トラクションが抜けやすい。かなり慎重に走らないといけなかった。あとは少し硬い土の路面。ノブで走るタイヤみたいなので接地面が少ないのかもしれない。その2つ以外はかなり良いと思った。

チューブラーと比較してしまうとあれだが、これはこれで良いとおもった。
クロスやりたいけど、チューブラーは面倒。という人
最高の機材ではないでしょうか。

〜レポートここまで〜

口頭でも印象を聞いているのですが、素直に「使えますよ」と言ってもらえました。

もともとのターゲットがチューブラーからの置換機材ではなく、クリンチャーを使用する程度のコスト負担で使えるもう一つ上の機材。つまり、手持ちでチューブレス対応ホイールを使っていたり、余らせているライダーはタイヤを買うだけで、チューブラーと同等ではなく、得手不得手はあるがクリンチャーとは比較にならない性能を手に入れることが出来るというもの。

あるいはチューブラーでスペアホイールまで用意できないライダーにも良いと思います。

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SERAC CX TUBELESS 700x32C
6930円(5%税込)

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