軽さは麻薬

ハマるみたいですね笑

タレントさんは度々逮捕されたりしますけど、お金があるとハマっちゃうみたいです。それは軽量化も同じです笑。お金がない人はハマりようがありません笑

オランダへ仕事でいった際、コーヒーショップへ行きますか?なんて言われたんですが、行きませんでしたね。レッドライトディストリクトも外から見ただけです笑。今はコロナで大変でしょうね。意味がわからない人は気にしないでください笑

軽さは必要なのか?

平坦では余り考える必要はありません。「でも、軽いほうがいいでしょ?」と聞かれると思いますが、20万くらい出せばまず重たいバイクはないので心配ないのではないかと思います。軽くすることで慣性が利用できないという事も言えますが、それ以上に”軽いフレームは漕ぎにくい”と言えます。

登りでは軽いほうが良いのは正解ですが、登りに行くまでに力を浪費してしまわないようにしたほうが良いと思います。「バイクが軽くなれば、力は浪費されないだろう」と思っていると、間違いです。不思議なもので、軽いとペダリングが難しくもなります。

それは鉄、アルミ、カーボンに至る過程において、それぞれの時代の中で相対的な軽量性を獲得したバイクに触れてきた人ならわかることです。とにかく、軽すぎるものは扱いにくいです。それは脆いということ以外に、先程の意味で。

高弾性のカーボンを使えば使うほど、あるいは積層を減らすほど、樹脂を追い込むほど軽くなります。そのせいで、素材自体のしなりや溜めを失ってしまいます。丸一日同じ動きをするのに、もっとも正確に動かし続けるためには、ちょうどよくしなって、そこそこ軽いものが良さそうですよね。

ペダリングが上手ではない方ほど、ビギナーほど絶対的な出力が小さく、ムラがあります → ゆえに登りや向かい風で苦労します → それを解決しようと軽量性を求めます → でも、それが大きく貢献しない、ということです。クルマをスムーズに前へ進める要素としてもっとも大事なのは軽さではなく、淀みのない太いトルクです。

問題はペダリング技術の向上

かつて、いくつかのメーカーでもそうならないように気遣ったように、重量の削減を実現すると乗りにくい自転車になる可能性は高いと思います。歴史というか、事実が証明しています。

ディスクブレーキ車がマジョリティになることで、軽量性を取り戻すため、オールラウンドへの回帰というワードをキーにしてエアロロードからの脱却を謳うのですが、実はそれは普通の人にとって乗りやすい自転車になるのかどうか、私は疑問に思います。エアロロードは進化を重ねるたびに、いい評価を得ていったのではないでしょうか?それはなぜでしょうか?

重要なのは形ではないはずです。これは私の実体験にそっているので、他の人がどう思うかはわかりません。

そもそも、平坦を多く走るのが多い人にとって、軽量化することはあまり意味のあることではなく、むしろペダリングにクセが強くなるので平坦で回しにくくなる印象は、かねてからロードレーサーにおいて受け継がれてきた印象です。だから、その時代において相対的に軽量性を獲得している車種には注意せよというのは、私は常に思っている。もちろん、どんなものにも良いという人はいるが、果たしてそれが自分にとっても良いのかどうかは、自分と感覚を共有化できる人と話すべきだし、試すべきだと思います。

ある程度の軽さは必要。でも、過剰なものは不要です。その基準で言えば、リムブレーキのバイクと同じだけの軽さを獲得しているディスクブレーキ車は、ちょっと癖が強そうだなと思います。あるいはそもそも軽さを謳ったバイクのディスク版ですね。

他のスポーツのギアについても言えますが、プレーヤーの技術を向上させるのに容易な道具とそうではない道具があります。

自転車もフィジカルありき

例えばレースについては、F1などとは違いまして、マシン開発ありきではなく選手のフィジカルと努力ありきです。勝ったチームが軽いからよいわけではなく、勝ったから優秀でもありません。勝てるバイクを作ることは大事ではありながら、です。

むしろ、相対的軽量性を実現したフレームから、私は良い印象を受けたことはこれが一度もありません。その良いという基準はペダリングがしやすい、つなぎやすい、疲れにくいという意味においてであり、ロードバイクによる運動となるエンデュランスにおいてです。

安くて軽いはさらに悪くなります。ホイールでもロクなことがありません。力が無い人ほど、自転車が軽ければ速くなる、楽になると勘違いをするのですが、むしろペダリング技術を向上させるチャンスや気持ちを失い、表面的なケイデンス向上に目を眩まされ、足を引っ張られているケースは少なくないように思います。

掛けにくい自転車でスカスカ回す様子は度々見ます。自転車はパワーを出すスポーツですけど、それは筋力ではなく、概ね技術によります。技術が上がれば、同じ筋力でもパワーが出ます。筋力アップすることは確かに出力を上げますが、継続時間と回数についてはやはり技術がないと限界は近いと言えます。ですから、下手な人ほど必要以上に軽さを求めてはならないと思います。例えば、リムブレーキ車と比較してどういうつ重量にしようと思わない方が良いということです。新しい時代には、新しい基準を受け入れたほうが良いと思います。