Category Archives: 私が走るのに欠かせないもの

ベテランライダーGyo氏によるモルテンドリンクミックスのインプレ その1

某ベテランライダーさんが所属するホビーなチームにごっそりとサンプルを送りまして、インプレしてもらってます。今回はその第1弾。
この人は自転車業界の古い方で、元はエリートなレーサーでした。でしたが、今は声がでかくてうるさくて強いおじさんです(笑)年間走行距離はたしか15000キロ位だったはずで、某M代理店に勤務な方です。ロード、MTBなどジャンルを問わず、現在もホビーレースでは表彰台に乗る実力者です。ギアの選択眼は保守的な事が多く、色物や遊びではなく、道具としての優秀さを評価されることが多いかと思います。

今回はお仕事と関係なく、趣味として素直な意見を書いてくれてます。コピペした文の後に自分の補足も書きますので、見て下さい。


以下コピペ
MAURTEN DRINK MIX 160をお試し。
水分補給しつつ炭水化物を補給出来るドリンクということだそうで。

詳しくはこちら
https://maurten.jp/drink_mix160/

寒いと低強度で3時間くらいのライドでも
2回くらい茶をしばくので、試飲するチャンスに
恵まれなかったのですが、やっと暖かくなったのでテンポ走で3〜4時間走るタイミングで試飲。

まぁ、この手のドリンクは味をとやかく言うのは
ナンセンスなのですが、あれです。水飴の味w

で肝心のエネルギー補給感に関しては
朝飯に白米1合、卵2個でオムレツ、納豆。
コレを食べてからスタート。
結果的にはDRINK MIXだけで走り切れちゃった。
https://strava.app.link/EqvDrez2EV
ライドデーターはこちら。

いつもなら80km 3時間くらいでガス欠感が
出るのが出なかったので、メーカーが謳う
効能もあながち盛ってないかな?
エネルギー補給系ドリンク(某バンザイマーク)
のやつは胸焼け感がひどくて、
受け付けなかったけど、コレはそれもなく、
カフェイン補給を足せば2時間くらいの
レースなら賄えちゃいそうな感じ。


補足
モルテンの良さは
 ・胃に負担がかからない
 ・吸収の速さと濃さ
 ・虫歯になりにくい
 ・余計なものが入っていない
というところです。

通常の炭水化物と比較すると。かなり濃いエネルギーが身体に供給されるのを感じると思います。通常の食物やスポーツジェル・ドリンクが如何に持続的なエネルギー供給をするか、それをネガティブに言えば、いくら沢山食べても時間単位では少しずつしか吸収されないのだとわかります。つまり、胃の沢山放り込めばその分負担になるということです。

最近ではパラチノースを使ったものやいろいろな効果をうたう炭水化物ドリンクが出ていますが、正直モルテンと比較すると全く次元が違うものです。

メーカー推奨では
 1時間以内:160
 1-2時間以内:320
 2時間以上:毎時320
となっています。
※これは強度の高い運動を想定しています

このライダーは普段から比較的燃費がいい身体になっているという印象が強いので、推奨値以下で賄えたという理由に加えて、朝食を摂取したことによりますので、3時間を160のみで過ごせるということでは無いでしょう。

しかしながら、とても良い使い方だと思います。3時間を超えるライドで枯渇した場合には身体へのダメージが大きくなり、筋量を減らすなどのネガ効果も考えられます。

レース当日であれば、朝早いスタートの際に朝食を食べずにモルテンのみで過ごすなどの方法が可能です。基本的には”カーボローディング用のドリンク”だと考えれば使い方は明確化されるかと思います。つまり、もっと長いエピックなライドの前日夜なら、その時点から飲み始めるのも方法だということです。

NRC 2019モデル 入荷しました

NRC 2019モデルが入荷しました
入荷したてのほやほやです。

2018年モデルとの違いは以下の通り
■ フレームカラー変更
・人気一番のモデル「X1」のフレームカラーが3色になりました。
X1 ポルドイ(イエローxブラックフレーム、グリーンレンズ)
X1 ガビア(ピンクxブラックフレーム、ブラックレンズ)
X1 ゾンコラン(ブルーxブラックフレーム、ブルーレンズ)
17,500円(税別)

■ レンズ素材変更
一般的なポリカーボネートからナイロンに素材が変更されました。
ポリカーボネートと比較して以下の点について性能向上しています。
・よりクリアに
・より軽く
・水に浮く
・耐久性
・BPAフリー

■ 限定モデル追加
・「X1 グラフェン」が追加になりました。
X1 グラフェン エベレスト グリーンレンズ
X1 グラフェン エベレスト ブルーレンズ
X1 グラフェン エベレスト ブラックレンズ
19,900円(税別)
X1 グラフェン エベレスト 調光レンズ(NXT)
22,000円(税別)

X1 グラフェン エベレストはフレーム素材にグラフェンを加えたもので、より軽量で強くなっています。こちらのX1 グラフェンは数量限定モデルです。当店の在庫も多くありませんので、お早めにどうぞ。フレームはUDカーボンのような素材が見た目からもわかるものになっています。

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こちらはX1グラフェンのグリーンレンズモデル。グリーンレンズはレンズカラーがやや赤みを帯びており、コントラストがはっきりしています。

グラフェンを使用したフレームは塗装しておらず、素材感のあふれるクールな見た目

海外ではX1 グラフェンは調光レンズのみですが、日本ではそれ以外のモデルも特別に販売しており、そちらはツァイスレンズです

2019からはナイロンレンズになりました

フレームには特別にグラフェンの配合

イタリア製です

NXTレンズとプリントがありますが、本来は調光モデル飲みの展開で、そのフレームを使いまわしてツァイスレンズを乗せているので、このプリントはウソです(笑)

向かって左が2018、右が2019モデルです。

現在、2018モデルを処分セール中です。お早めにどうぞ。。。

パワーメーターの購入は当店へ相談ください

最近はパワーメーターもそこそこ普及してきていますが、まだまだもっている人は多くはありません。「レースをしないから要らない」というのはもはや過去。今は”少しでも速くなりたい人”なら全員使えるグッズだと認識されてきています。

ただ、購入後には「使いきれるのか?これ」というくらい数字数字の雨あられ…。わけわからんチャートやら数字やらが雪崩のごとく迫ってきます(笑)

私も理解度は高くありませんが、助けは無いよりマシです(笑)また、実際にトレーニングライドを日々こなしている人じゃないと、ただ装備していてもわかりません。

自分は数字を見て判断して理解し、安心を得るタイプです。そんな人にはパワーメーターは向いてます。

しかしながら、パワーメーターの功罪も見て取れます。特にインドアトレーニング時の出力というのは余り信用してはいけないと経験上思うわけですが、そっちで判断してしまうケースも少なくないようです。あるいはFTPにこだわるあまり、それを出すこと、テストをすることがもっとも意味があるかのように思ってしまうケースも少なくありません。確かに20分間においてはその数字通りなのでしょうけれど、自分の脚質をどのようにしたいのか?については視点が不足してしまっています。

具体的に言えば、
■ 20分間に強くなるとあなたは本当に速くなるのか?ということです(笑)
■ あるいは速くなるという基準は誰より?ですか?、あるいはどのくらい?どの部分を?
■ あなたの一番の弱みはなんですか?
■ あるいは強みはなんですか?

あくまでもゲーム的に楽しむだけであれば、数字だけを見て実走行での検証はせずともよいかと思いますので、各々の方の目的や楽しみ方に合わせて判断ください。

興味はあるけれど、書いてあることがなんだかよくわからない方は購入の相談にお越しください

必要なのはワットの削減ではなく、いかに適切に出力を増するか、です。


オススメのパワーメーターはパイオニア ペダリングモニター、あるいはPOWER2MAXです

今朝は中々調子がよかったです。ポジションでの迷いも解決する方向へ、そして腰痛もとりあえずオンロードではほぼ起きず、出力もそこそこですし、バイクが進んでいる感じもしました。この”進む感じ”が超大事。つまり、出力は出てるけど進まない時はダメな時。

気分に任せてスタートしましたが、途中で3-5分のVo2MAXインターバルを実行。そんな感じにしたのでFRC/FTPが占める時間が結果的に長めになりました。自分の場合、とりあえずはフォームが整った段階になると、足がスムーズに回ってくると、1分以内をやりたい気持ちになってきます。足が自然に回転するところまでイメージが進む感じです。それまではにっちもさっちもって感じですね。無理して踏んでもダメだし、かと言って踏まないのもできないし、「あー、ホントダメだわ」っていうどツボにハマります。で、結局そこのリミッターになるのは身体そのもので自転車のポジションいじってもダメなんですよ。今回は上半身の筋トレを行ったことで、なんとなく張りが戻ったというか、柔軟性を取り戻すきっかけを得た、そんなところ。結果的にVo2MAXでの出力維持をケイデンスアップでスムーズに可能になり、何度も繰り返し出せるようになります。Pmaxもその延長で出す感じですね。ペダリングがダメな時にスプリントしても、ただ無理に踏むだけになってしまうんで、一発すらうまく出ない。

無理のない感じで回せていたのですが、高出力時(当人比w)でのトルクがもうちょい欲しいので、そこが課題ですね。高出力をケイデンスアップで出すのは通常のことですが、自分の感触としてはまだわずかに足りない感じがするっていうところです。

Q36.5の2019春夏モデルが入荷しました

Q36.5の2019春夏モデルが入荷しました
新しいものが色々発売されましたが、私がピックアップするのはこちらの2点

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■ SSジャージィ L1 ピンストライプ
銀製の糸のピンストライプを用いたあらゆるパフォーマンスが高いジャージです。

→ なぜ銀製の糸なのか
銀の糸を使う理由は、生地本来の存在意義を適切にチューニングする。というと理解できるでしょうか。つまり、素材の持つ素晴らしい自然の性質を、パフォーマンスを高めるために取り入れたということです。激しい運動をして、体から余分な熱、水分が発散されるようになると、伝導、蒸発、対流といった処置が必要になります。その時、生地は銀の高い熱伝導性(地球上の元素で最も高い)により効果を発揮するのです。銀の特性である熱伝導性により、熱が素早く、均等に表面上に拡散されるため(熱い紅茶のカップに銀のスプーンを入れた時のように)、体からウェアの表面への熱の伝導を促進させ、蒸発させます。蒸発に関しても、湿度の高い環境下でも銀の高い伝導性により、通常よりも素早く蒸発します。銀の帯電防止効果は、毛細血管の血流を促進させ、銀の抗菌性能により、衛生状態は良くなり、汗の臭いも抑えます。

結論:銀の糸は目で確認することができ、高価ではありますが、L1生地の元々のパフォーマンス性能をより向上させてくれます。
実際は、本当に繊細なライダーでないと、“違い”を感じとることはできないかもしれませんが、この目に見える糸は、Q36.5の未来のサイクリングウェアを製作するという思いの真の象徴なのです。

→ 使用した感想
これまであらゆるメーカーのジャージを着てきましたが、別次元の着心地とフィット感を融合させています。これが共存できるのは単に伸縮があるとか、いい生地を使っているでけではありません。洋服の生地はたいてい生地メーカーから買いますので、ゴアテックスにしろフリースにしろ、似たような感触の商品になります。そこから抜け出すのは難しく、独自性を発揮するのが困難がゆえ、むしろ低価格を売りにしたりしてしまいがちです。Q36.5ではイタリア国内のテキスタイルメーカーから独自の素材を開発、入手し、全くオリジナルのウェアを作りました。また、型紙も特別で全く経験がない着心地です。特に肩周りの自由さとぴったりフィットした感触は他にないと言えます。

◆素材:ポリエステル-79%、エラステン-19%、シルバー-2%
◆重量:120g  
◆SPF50+
◆サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL        
◆カラー:ブラック、ホワイト、チタン、レッド、Pオレンジ、ライトブルー、グリーン、ネイビー、ライム、パープル
◆税抜き価格:¥21,500-
◆Made in Italy
◎推奨気温 / 18℃以上


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■ ビブショーツ グレガリアス ウルトラ
Q36.5の中では中堅クラスのビブショーツです。初めてQ36.5のショーツを手にするにはむしろ、あえて一つ上の「ドトーレ L1」をオススメしますが、トレーニングに使うにはこのモデルもオススメします。今回、おしりの部分に”ダイニーマ”を採用し、擦れに因る消耗を防止し、通気性も改善しています。

→ アップデートされたグレガリアスビブショーツには以下の改良・改善点があります。

1.新しい形のエルゴノミックカット:
この新しいモデルは、使用する縫い目を最小限にし、ペダルストロークをサポートするための戦略的なパネル配置という点において、ビブショーツエリートと同様の構造を持っています。

2.パッド配置部の独自のカット:
パッドの耐久性と体温調節を改善するダイニーマ糸を使用したインサートを導入しました。

3.抗ストレス・カット:
性器接触部分の独自のカットにより、骨盤領域の動きの快適性が増しました。

4.レッグバンドの独自の仕上げ:
レッグパネルの端部分のそのままのカットにより、ホットスポットを防ぎ、ショーツのずれも防ぎます。

5. UF Knit44:
これは、44ゲージ(44ステッチ/ cm2)の密度構造を持つ新しい独自のニット生地です。
筋肉をサポートし、丈夫な上、UVから体を守ります。

6.新しいサスペンダー構造:
軽くて通気性が高い。

7.スーパーモールデッドシャモア:
トレーニング、競技、長距離のためのオールラウンドのサポートを提供します。

8.ランバーサポートパネル:
銀の糸でさらに強化された高密度織りストレッチ生地は、ペダルストローク中の安定性および身体のポジションを改善する働きがあります。

◆材料:ポリアミド6.6-60%、エラステン-34%、Dyneemaポリエチレン-4%、ポリエステル-2%
◆重量:175g
◆サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL
◆カラー:ブラック
◆税抜き価格:¥23,500-  
◆Made in Italy
◎推奨気温 / 18℃以上


発色抜群でありながら、全く機能性を失わないQ36.5のL1 ピンストライプ。

信じられないほど軽量で、吸水性に優れ、銀糸やカーボンに因る機能性も発揮します。

ジッパーは3mmの反射性キャムロックジッパーを使用し、生地はSPF50+。

銀糸をこれだけ熱心に使用したウェアは他にないでしょう。

左右にある突起を確認できるかと思いますが、他のウェアにはない特徴的なこのカットは肩甲骨の自由度を高めます。

パット見てわかるダイニーマによるアップデート

裾部分の処理も完全に一新されているばかりか、これまで他で見たことがないオリジナルのもの。ズレも擦れも起きない。

ここにシリコンを配置してしまってはダメです

アスリートの疲労回復に効果大「薬用アスリートRLX」の販売を開始します

本日より「薬用アスリートRLX」の販売を開始します
「薬用アスリートRLX」は自宅で手軽に重炭酸イオンを含む湯で入浴ができるタブレット型入浴剤です。イオンなどというと例のマイナスイオン的ないかがわしさを漂わせますが、しっかりと効果をうたえる実験結果もあり、安心して使えるものです。

「薬用アスリートRLX」
成分:【有効成分】炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム 【その他成分】無水クエン酸、、PEG6000、ビタミンC・Na、他1成分
・薬用アスリートRLX 10錠 1,000円(税込)
・薬用アスリートRLX 30錠 2,700円(税込)
・薬用アスリートRLX 100錠 7,776円(税込)


炭酸ガスを発生させる入浴剤ならアレがあるじゃないか
薬用○ブとか、○き湯とか、そのような商品が薬局に行けば並んでおり、私も愛用していた1人です。しかし、何となく感じていたことがあります。「冬になると湯の温度を上げないと効果が目減りする気がする」と。そう、実はあの手の製品で発生させる炭酸ガスは湯に溶け切ることが出来ず、ほとんどが浴室に抜けています。泡がぶくぶくと発生している最中に浴室の二酸化炭素濃度が上がることでむせたことがありませんか?それが証拠です。呼吸器系に疾患を抱える方は使わないほうが良いと思います…


炭酸泉とは?
炭酸泉の有効炭酸濃度についてによれば、温泉として炭酸泉を謳うには1kg中遊離炭酸1000mg(1000ppm)以上を賀雄しなければならないとされています。かけ流しの場合には常にこの濃度というわけです。しかし、某○ブでは20ppm程度あるいはそれ以下であるようです。○き湯では145ppmと謳っています。二酸化炭素は対年水に溶けにくいので泡を大量に発生させてはいけない。大気中に逃げてしまう。○き湯は○ブよりも粒が小さく、小さな泡にし、できるだけ溶かそう!という意思が見えるが、○ブは泡出てるぞ〜!と言いたいだけのようです。ただし、○き湯も全て解けた場合と仮定した数字ですから、実際にはほとんど溶かすことは出来ないと思います。

「薬用アスリートRLX」は、炭酸ガスではなく、重炭酸イオン、水素イオン、クエン酸がお湯の中に溶け出し、そのトリプルパワーを発揮する入浴剤です。湯のphをほぼ中性にし、重炭酸イオンが経皮から浸透し、ボーア効果により、体が血液中の酸素を多く受け取れるようになります。血液からの酸素供給が活発になると、細胞の新陳代謝を促進します。これにより炎症を素早く抑えることができるようになります。

簡単に言えば、血流量が増加します。ダメージを受けたり、傷ついたした組織に必要な酸素、栄養を届け、乳酸を中和し、一方で乳酸が必要な場所に運んでくれるのは血液・血流・血行です。そして、クールダウン、リカバリーなど多様なフェーズでこの血流・血行を促進するとともに、全身の緊張を和らげ、コリをほぐし、疲労回復を促進するのは入浴です。

アスリートRLXは、その入浴効果をアップする入浴剤です。アスリートRLXが溶けた、すなわち重炭酸イオンが溶け出した36℃~38℃のぬるめのお湯に15~20分間、ゆっくりと体をつける重炭酸温浴法を実行することで血流は、清水のお風呂の場合の6倍前後にまで増えてゆきます。これほど血流が増えると、通常以上に酸素供給量が増え、それに応じて代謝もあがります。当然、炎症を抑えることにつながるとともに、組織の再生にも役立ちますので、試合・レース後のアスリートに必要なクールダウンとリカバリーをあわせて行うことができます。


炭酸水素ナトリウムだけでは効果が薄い
1984年に発表された論文によれば、さら湯、炭酸水素ナトリウムを溶かした湯、それに加えてクエン酸を溶かした湯を比較した場合、さら湯と炭酸水素ナトリウムのみでは大きな血流量増加は見られなかったとしています。クエン酸を溶かした時点で有意性に大きな変化が現れたことから、炭酸水素ナトリウムのみでは効果が薄くクエン酸を同量溶かす必要があるとしています。また、二酸化炭素濃度については145ppm、59.8ppm、33.3ppmと3つの濃度での有意性が確かめられており、33.3ppmではほぼ変化はなかったともしています。


「薬用アスリートRLX」はどうなのか
「薬用アスリートRLX」では規定量投入することで1000ppmの二酸化炭素を含む重炭酸湯を作ることが出来ます。湯は無色透明です。余計な着色料は皮膚に悪影響を及ぼします。「薬用アスリートRLX」は湯の中の塩素を取り除き、湯をなめらかにします。クエン酸と重炭酸イオンによる清浄力で、お肌も髪もやさしく洗えます。またpHが中性になるので肌あたりがよく、お肌にトラブルを抱えている方も抵抗なくご利用いただけます。温浴効果により血行がよくなる働きが毛穴を開き、清浄効果を高めるクエン酸の皮膚軟化作用により表皮の汚れを取り、開いた毛穴や髪などにこびりついたミネラル汚れも重炭酸イオンがやさしく洗い流してくれます。


大事なのは炭酸ガスではなく重炭酸イオンとクエン酸
炭酸泉が有効である理由はその炭酸ガスだと思われていたのですが、湯のphが大きく関わることがわかりました。下の図にありますように、中性の状態でのみHCO3(重炭酸イオン)が存在できます。炭酸ガスのみでは湯が酸性になってしまい、重炭酸イオンが存在できません。


うちの家族が入ってみた結果
一昨日、昨日と入浴を行いました。入浴した時間はほぼ同じで20時半以降21時半ころまでです。温度は40-41度で各々20分間湯に浸かりました。ぬるいお湯で20分以上が説明書にありましたが、真冬のために上限である40度を目安にしました。あまりぬるいと入っていることで体温を奪われてしまうと考えたからです。一般的な炭酸ガス発生入浴剤と同様だと思い、最初は入浴し始めてから溶かし始めたのですが、溶け方が大変ゆっくりで、すべてが溶け切るまでには20分程度かかりました。これはしっかりと湯に溶かすために必要なことだったのだと、後々調べてからわかったことです。

翌日、普段使用している入浴剤の場合には湯に汚れが見られるのですが、「薬用アスリートRLX」では明らかに少なく見えます。濁りがありません。そのまま入浴、方法は前日同様20分間を目安にしました。

更に本日、朝9時過ぎに入浴してみました。湯の様子は濁っていましたし、匂いもやや感じますが、かなりきれいな方だと思います。「薬用アスリートRLX」は湯が汚れにくいようです。温度や入浴時間は3日間とも同じです。効果は初日と変化がなく、身体の温まりと発汗がありました。

1回分の湯を作るのに250円-300円必要ですが、最低でも2日間は入れるとなれば、それほど大きなコストではないと感じます。さら湯に入っている方には高いのかも知れませんが、何らかの入浴剤を使用している方には大きな差ではないと思います。

その効果を言葉で表すのは難しいですが、まさに”温泉に入ったあとのような温まり方”です。唐辛子等でそこからカッカするような熱い感じではなく、体の芯に熱が残るような感覚です。この真冬に、40度程度の湯に使っているだけでここまであたたまることはなく、43度位まで熱したお湯であっても冷めるのはあっという間ですから、明確に「薬用アスリートRLX」の効果を感じました。他の論文では眠りの深さについても証明されており、それを含めた回復力と抵抗力の維持向上にも効果を発揮しそうです。

日本で天然の重炭酸イオンを含む温泉は、たったの3カ所だそうです。

山形県の泡の湯温泉、長野県の稲子湯温泉、大分県の長湯温泉、日本には3000か所以上の温泉がありながらこれだけ。「薬用アスリートRLX」を使えば自宅に居ながら効果を得ることが出来ます。

ぜひご自身だけではなく、ご家族や親御さんにもおすすめ下さい。
プレゼントにも最適ですw


モルテンもそうですし、LAKEのシューズやQ36.5のウェアでも言えますが、当店では”本当に良いものだけ”をセレクトして販売しておりますので、「薬用アスリートRLX」にも絶対の自信を持っています。”まがい物”や”値段だけ高いもの”を販売するつもりはありません。また、”ブランド”に価値を見出すつもりもありませんし、”かっこいいだけ”でそれを褒めちぎることもしません。欲しいのは”中身”ですから。


これは便利だ!

自転車の話ですけど、自転車部品の話でも車体の話でもありません
サイクルボトルってキレイにしてますか?
さすがに洗っているとは思いますし、最近は抗菌の素材も増え、また匂いがつきにくいものも増えました。しかしながら、結局カビが湧いたりはするものです。

ボトルの内側の局面や飲み口の内側に黒いものが…
味にも影響がありそうですけど、バクテリアを飲んでしまうと疲労困憊して弱った身体にはダメージになることがあります。お腹を壊したりするとややっこしいです。

ま、単純に汚いのはイヤですよねw

これまで私はこのようにしていました
ハイターを薄めて水につける方法で哺乳瓶の消毒と一緒ですね。

もちろんこの方法でも平気なんですが、
■ つけるものより大きな入れ物が必要
■ 狙った部分に行き渡らせるのに難しいケース(浮いてしまうなど)がある
■ 薄めて使わないといけない
■ 時間がかかる(30分以上)
などの手間が必要でした。

で、今使っているのがこれです
キッチン泡ハイター。これがめちゃ便利。単に液体を泡に変えただけではなく、濃縮タイプから薄めずに使う方法へ変更し、使い方も浸け置きから直噴方式になっています。いつでもすぐに手軽に使えるようになって便利ですよね♪適切な濃度に薄まっている泡をシュッとすると、そこにとどまってくれます。ボトルの底にも届きます。

液体のキッチンハイターで漂白には30分以上かかりますが、泡ハイターは除菌・消臭で30秒〜2分、漂白で約5分と時短なのも嬉しい!

はい、即注文しちゃって下さいw
これは業務用サイズですが、家庭用の400ml入と中身は一緒。スプレーに吸い上げるチューブが長いですが、400ml詰替にも使えます。

バロックギアを一言で言うと…

なんか今更なんですけど、バロックギアを一言で言うと「踏み遅れを修正してくれる」のかなって事が、ペダリングモニター(PM)のペダリンググラフを眺めて思ったことです。

これが肝なんじゃないか?と。あれ?説明されたような気もしますけど、数字と感覚で裏付けたものを色々削ぎ落としていくと残ったのがこれって感じです。

本当に今さら過ぎて笑えますけど、PM持ってない人にこの一言を伝えて理解してもらえるかどうかっていうのは難しそうですかねぇ。

踏み遅れはヒルクライムにおいて最大の重し
踏み遅れがあると、踏み直しが必要になります。同じ平均出力であっても踏み直すかどうかはとても大きな違いになります。

上死点と下死点をうまく通過させたい、それにはインパクトを3時位置にしっかり行うことが大事です。それが遅れてしまうと、そのまま踏み遅れます。バロックギアには3時位置の90度以外に100度や110度がありますが、私はあくまで90度を勧めます。踏み遅れてもなお出力が上がるなど、取捨選択の結果であればというところです。

人間はそう簡単に意識だけでペダリングを変えるって難しくて、インパクトが4時なのに6時で力を抜けというのは無理です。ほぼ無理だと思います。なぜなら、ケイデンス90がrpmの時に4時から6時を通過するまでに要する時間は”0.11秒”しかありません。0.11秒の間にすることをコントロールするのはほぼ無理でしょう。

Q-RINGSなどの楕円の場合には3時位置でのインパクトが大きすぎてしまい、むしろ踏み残る印象がありました。3時位置で大きなギアに掛けるほど、6時位置では抜きが派手になるわけですが、残ってしまう感じです。
ゆえ、ダンシングで大変使いにくいのではないでしょうか。だから、TTやTRIには良いと思いますっていうことです。
※その時にはペダリングモニターで見ていないのであくまで感覚ではあります。

180%でのペダリング時のペダリンググラフ

120%でのペダリング時のペダリンググラフ

120%で疲れてくるとトルクを引きずって出力しようとするが、6時位置での抜けは変化がないので吉


当店ではバロックギアの貸出を行なっております。

歯数は36±2、39±2、シマノ4アーム用です。
期間は最大14日間、料金は2700円(税込)です。

 ※ 取り付けとシフト調整を依頼される場合には、別途工賃(4320円(税込)〜)が発生します。貸出期間中の使用あるいは取り付け作業等において、故意・偶然に関わらずギアを破損させたり、使用に差し障る変化を起こしてしまった場合、使用不能になった場合には、製品の定価となる18144円(税込)を頂戴いたします。返却時には清掃頂くようにお願いします。

レンタル終了時、バロックギアをご注文・お買上げ頂いた場合には、レンタル料金を全額返金いたします。


バロックギア所感 その1
http://www.biciclettadimattino.com/blog/?p=22346

バロックギアは楕円ギアではありません
http://www.biciclettadimattino.com/blog/?p=28921

もう一つの選択肢がもうそろそろ登場

自転車に乗る時間が限られた人ほどパワーメーターを必要とする
その理由については散々書き続けていますので、今回は詳しく掘り返しませんが、やはりそのパワーメーターも20万30万もしてしまうと導入するのは遠い夢となってしまいます。

それをそこそこ買いやすく、ハイレベルなサポート、ペダリング効率という新たな指標、そして自社製コンピュータで武装したのがパイオニアです。

このペダリングモニターによって、日本国内のパワーメーター市場は活況を得ています。


そこに新たな選択肢が追加されます。
「power2max NG eco」です。

power2maxは、ドイツ製のクランク型パワーメーターです。創業メンバーは元々自動車用ワイヤレス製品を開発しており、その技術を生かして趣味の自転車へ技術の適応を考え始めたのがきっかけであり、構想から5年の年月を経て商品化されました。開発のコンセプトとして「高品質=信頼性及び再現性の確保」「摩耗部品がないこと」「使いやすい」「費用効果の高い」製品をモットーとしており、これにより、常に進化し続けながら高性能低価格クランク型パワーメーターを提供しています。ANT+規格対応のサイクルコンピュータにて表示が可能であり、フレームやチェーンリングなど大多数のモデルに対応しております。また、プロツールチーム等(Movistar Team、Bore-Argon18 Team、JLT Condor Team)にも供給しており、実績のあるパワーメーターです。

特徴は
 designed2fit – 市場で最も多くのフレーム・チェーンリングが取付可能
 simple2use – 取り付けるだけで動作、マグネット不要でケイデンス測定
 built2resist – 全天候において使用可能な耐久性と防水性能
 Precision of at least ±2% – 高精度±2%、自動校正、温度補正
 Designed, engineered and made in Germany – ドイツ製
 ANT+ Standard – 多くのサイクルコンピュータと互換性のあるANT+
 Left-right balance – 左右差を計測可能
です。

これまでpower2maxでType-Sという製品が定番でした。そこに追加されたのが「power2max NG」です。これは±1%というさらなる高精度を発揮し、Bluetoothにも対応、充電式になりました。”NG”はNew Generationの意味です。


今回新しく発売される「power2max NG eco」はpower2max NGをハード的にほぼそのまま使用し(NG ecoは充電式ではなく電池式)、ソフトウェア面で簡易化を計ることでコストダウンを行った製品です。

ハード的にはNGなのですが、ソフト的にはType-Sに類似します。

Type-Sから削られた機能は
 左右差
 ペダルスムースネス
 トルク
です。

しかし、この削られた機能はソフトウェアを書き換えることでアップグレードをすることができるように設計されています。費用は各々50ユーロ。まずは低コストで導入し、その人それぞれの必要性に応じてアップデートできるというのは素晴らしい設計思想だと思います。やはり、ファームアップデートできないというのは後々困ります。

つまり、ハードはNGで中身はType-Sなんですが、一時的に幾つかの機能が削られたのではなく、正確には停止されているということです。


power2max NG ecoはFSA GOSSAMAER PROで78000円(税別予価)
PCDは、
 130
 110
 110-S
の3種類。

110-Sはシマノの4アームピッチに対応したモデルで、シマノ純正チェーンリングを使用することができます。110はFSAオリジナルの110ピッチのみに対応し、FSAのオリジナルパワーメーターであるPowerBoxはこの110の寸法になっており、power2maxのOEM製品です。

チェーンリングは付属しませんが、130や110-Sであれば手持ちのクランクからチェーンリングを移植することができますので、コストはとりあえずゼロ。

GOSSAMAERで何か問題があるのか?
きっとありません。クランクの違いは確かに足に伝わることがあります。しかし、”トレーニングキット”という意味においてならば、”なんでも良い”でしょう。チェーンリングはシマノが使えますし、楕円も使えますし、なんでもござれです。

なかなか魅力的な製品だと思いませんか?
シマノコンポーネントユーザーの方も、あるいはSRAMやカンパなどシマノ以外のコンポーネントを使用されている方にも、約8万円で信頼性の高いパワーメーターを導入することができます。

フロントシングルにされる方にも良いでしょう
power2maxは色々なメーカーのクランクで発売されていますが、センサーを取り付けしたからフレームに取り付けることができなくなるということは基本的にありません。つまり、ほぼどのフレームにでも取り付け出来ます。シクロクロスなどではタイヤクリアランスを拡げる関係上、クランクアームとチェーンステイの間隔が狭いことがありますが、power2maxであれば問題ありません。

フロントシングルにする場合、センサーやバッテリーケースが接触してしまったり、出っ張ってしまったりするケースが有り、取り付けが難しいことがあります。しかし、power2maxであればどのようなニーズにも対応できるでしょう。

ダイレクトマウントタイプのリヤブレーキを採用したフレームにも取り付けが可能です


ROTOR3Dなどにも対応しています。
すでにROTOR製クランクを使用中の方には最適なパターンです。センサーのみを購入し、現在使用されているクランクアームを取り付けします。詳しい情報は今月末頃にリリースします。

ステッカーのカラーを選べます。
購入時にステッカーの色を選べるのもpower2maxが持つ特徴の1つでしょう。

バロックギアは楕円ギアではありません

楕円ギアを使っている方の感想としてよく聞くのは「足を使わされる」というものです。

私の持論ですが、楕円は何れのメーカーでもTTやトライアスロンには有用だとお伝えしています。

デッドポイントでのトルクの抜けがむしろ問題になる状況がある(ダンシングが苦手)のと合わせて、トルクの上がるポイント(90度付近)にインパクトを与えようとペダリングしてしまうので、何れにしても90分程度までの短時間・一定出力向けだと思います。

バロックは楕円ではないのです
34、36、39とありますが、各歯数により形状は異なります。それぞれの歯数を使う人には一般的に共通したペダリング特性や出力が異なります。真円で34を好む方と39を好む方のペダリングは大きく違うと想像しやすいでしょう。楕円ではそれらを考慮せず単純化して商品にしているので、うまく合わないケースも出てきやすいでしょう。

バロックギアを製造・販売しているメーカーのスミスさんはパイオニアペダリングモニターのデータを大量にサンプリングし、傾向を解析し、数学によってチェーンリングの形状を決定しています。私のデータも開発段階でサンプリングデータとして協力させて頂きました。

自転車というのは速く走るにはつらさを伴うものですから、より速くはより辛いと思います。しかしながら、バロックを用いることで速い状態を継続しやすくすることが可能になるというものです。
※個人的な感覚ですが、遅くても速くてもつらさは一緒です(笑)

バロックギアでは
 ・ ダンシングできます
 ・ ペダリングを変えるのではなく、修正され、真円を回す際にもメリットを生みます
 ・ 登りでケイデンスが落ちにくくなります

シマノ4アーム用であれば、貸出しますのでご相談下さい
歯数は36、39、シマノ4アーム用です。
期間は最大14日間、料金は2500円です。

ご希望の方は電話(03-6658-4977)やメール(mailto:info@biciclettadimattino.com)で、まずはお問合わせからどうぞ。

 ※ 取り付けとシフト調整を依頼される場合には、別途工賃(4200円〜)が発生します。貸出期間中の使用あるいは取り付け作業等において、故意・偶然に関わらずギアを破損させたり、使用に差し障る変化を起こしてしまった場合、使用不能になった場合には、製品の定価となる18144円を頂戴いたします。返却時には清掃頂くようにお願いします。

レンタル終了時、バロックギアをご注文・お買上げ頂いた場合には、レンタル料金を全額返金いたします。

スミスが提案する非円形ギア、「Baroque-Gear」とは
http://www.smith.ne.jp/products_02.html

クランク長についての最近の話

どうやら、Team Skyはクランク長が見えないように隠しているらしいです。
自転車乗りにとって常に問題であるクランク長。常に熱い議論がありながら、結論は先送り。そして、元に返るの繰り返し。

しかし、”諸説ある”という状態から、一定の結論は出始めているようですし、あのSKYはクランク長を伏せているという噂が…。というわけで「今もう一度、クランク長が熱い!!!」のです。

Crank length: Forget leverage and power, it’s all about the fit
https://cyclingtips.com/2017/09/crank-length-forget-leverage-power-fit/

ちょっと前にアップされた記事、その事についてザッと和訳、あるいは付け加え、私の意見も追記してみました。ちょっと長いですが(あ、いつもか笑)、暇な時にでも読んで頂き、頭を捻ってみてください。

長いほうがより大きなパワーが出るというのは誤り。

以前は”長いほうがより大きなパワーが出る”と言われていたのですが、これは全く間違いであることが分かっています。とは言え、その実験は1983年に行われたものなので、”今まで何してたの?”っていう感じですけど、自転車では特に保守的な考え方(軽いほうが速いとか)が支配しているので仕方ないかもしれませんし、それくらいクランク長を決定する過程は複雑だということでしょう。

1983年にOmri Inbarが行った実験では22歳〜27歳の13人の被験者に対して、125ミリ〜225ミリまでのクランク長においてシッティングで30秒間の平均とピーク出力を測定しました。この中で最適なクランク長は164ミリと166ミリまであることがわかり、最適な長さは足の長さに依存する事がわかった。また、そこから5ミリ短い場合と長い場合のデータはそれぞれ0.77%、1.24%しか変わらなかった。

また150ミリより短いか200ミリより長い場合には大きなパワー変化はなく、125ミリと225ミリの両端では2-5%の出力変化しかみられなかったというものです。

また、2002年にMcDanielらにより行われた研究ではサイクリングの代謝コストは出力、ケイデンス、ペダル速度に大きく依存していることを明確に示し、145/170/195ミリのクランク長による代謝コストの差は殆どなかったとしています。

さらに2017年、Ferrer-Rocaらはより長いクランクが関節の屈曲を増加させ、股関節と膝関節の両方で必要とされる運動範囲を指摘し、より短いクランク長を選択した方が怪我の受傷リスクを減らすことが出来るとしました。


それで結局、正しい長さはどの程度なのか?

1976年時点では脚長の20%としていた(脚長がどこを表すのは不明だが、大転子までの距離?)が、未だに曖昧なままになっており、単純な計算から複雑なアプローチに至るまであらゆる方法が提案されてきた。非常に複雑であるがゆえ、問題を解決することが目的ではなく、機能的結果との間の関連性を記述するということになっているケースが多い。また、クランクセット自体が高価であるがゆえ、自転車店でのアドバイスを受けることが理にかなっている、ともしています。

ある自転車店の店員は「ライダーのサイクリングの目標とライディングに関する規律を理解し、身体(柔軟性、関節の範囲、怪我)を評価することで、どのクランクの長さが最も適切かを判断します。」と言います。また彼は、端的に言えば、身長が正規分布の真ん中に位置する人にとっては167.5-175ミリのクランクが正しく機能すると言い、メーカーは人体測定や研究の結果からクランク長を決定しており、それは悪くない数字だろうと言っています。したがって、クランク長を変更する必要はなく、むしろ変更した場合にはその特徴に合わせてライダー自身がペダリングを適応させることは可能だとしている。つまり、「どの長さのクランクを使うかに関わらず、怪我のない効率的なペダリングを可能にすることを考える」と結論づけます。

なるほど、現実的な意見ですね。

クランク長を短くすることで、よりアグレッシブなポジションをより効率的に安全に確保することが出来るともあり、例えばTTやトライアスロンのような空力を考えたポジションでも、股関節の屈曲を利用しつつ大腿骨と上半身との間のスペースを確保できるために短くする傾向があります。ここまで研究が進みますと、これは一つの傾向ではなく、一定の結論なのではないかと思います。

もちろん、パワーライダーには長く、循環器系フィットネスの強い人には短くなど、従来からの考え方もあります。

別の視点として、クランクの長さがライダーの重量バランスを取る方法に影響を与えるとも言えます。典型的な男性は上半身が強く、クランクが長いほどハンドルバーとのバランスを保つのに役立ちます。上半身が弱い女性の場合には、短いほうがバランスを保ちやすい。つまり、身長以外にも憂慮すべき点がありそうです。

ロードとマウンテンバイクの両方に乗る人の間では、マウンテンバイクの方が2.5-5ミリ長くする(ただし、175ミリ以上にするのは稀)人が一定数いますが、その理由にも納得がいきます。ハンドル幅との関連性です。ただ、一時期から有名選手の使用機材が影響し、ショートクランク傾向が表れ、それは今でも続いているようでもあります。それは本人の技術レベルありきですから、一般論としてそれぞれの長さの関連性はあると思われます。

この記事での結論。

クランクをレバーと考え、レバレッジと効率の向上というバランスを試そうと、様々なながらのクランクを試すべきかどうか?という問に対しては、「そこまでは必要ないだろう」とこの記事では結論づけています。

むしろ、そのコストはトレーニングコーチとの契約やコーチングそのものに充てるべきだとしています。なるほど、仰る通りです。

ただ、クランク長を変更することに意味が無いわけではありません。例えば短くすることで得られる特徴に自らをフィットさせ、よりフィットネスを引き出すことができればそれは正解だと言えるでしょう。

しかしながら、パフォーマンスアップという目標を持たない場合には「痛くなければそのままで良い」とも言えるということです。

あるいは既に過度の障害を経験しているライダーにとっては、クランク長の変更がその助けになるかもしれません。ですが、これは自己主観の実験に基づいて行うべきではなく、経験豊富なフィッターや自転車店員が持つ豊富な経験値と知識により客観的な理解を促すべきだとしています。その方が結果的に正しい答えにたどり着く可能性が高いだろうとのことです。


なお、こんな記事もありましたのでご紹介します。
■ 海外のプロサイクリストはクランク長にどれくらいこだわっているのか?→驚きの結果に
http://www.cycle-gadget.com/Professional_Cyclists_Crank_Length.html


個人的な意見としては

単純にどの長さにも慣れると思います。慣れるというのは、無感覚になるのではなく、その長さに合わせたペダリングを習得すべき努力をし、結果得るという感じです。

長くするか短くするかを論理的客観的に理由づけするなら、やはりそこには”効率”が関わると思います。上のリンク先にある動画では選手の脚質まで踏み込んでいませんが、それは関係あるでしょう。その人がその人の身体でする仕事に対応しての道具の一部がクランクだからです。

ゆえ、我々一般ライダーでも身長比だけではなくやりたいことによって決めるべきだと思いますし、今はパワーメーターという解析機器がありますから、そのデータを基にして判断をするということも可能です。

また、ペダリングモニターでは更に細かな解析もできるでしょう。

というわけで、身長165センチの私はクランク長を170ミリから165ミリへ変更することにします(過去に使用歴はありますので、戻すということになります)。理由はピークパワーが落ちた状況下での出力アップという狙いです。

長い文章を最後までお読み頂きましてありがとうございました。
クランク長に関わらず、フィティングやフォームに関するご相談は何時でも承ります。