REACTO 8000-E インプレレポート その1

今買える中でベストバリューを提供するエアロロード

今週からこのREACTO 8000-Eに乗り始めました。

ざっと言えば、この8000-Eは新しい第4世代のREACTO CF5フレームにアルテグラDi2とREYNOLDSのカーボンディープホイールを装備したものです。

最初は伊豆で乗ったときと同じようにペダリングリズムの速さとそれに伴って剛性が高いことが目立ったのですが、足が慣れてくると脚が続きやすいというか、ちょっと高い出力であってもフレームのリズムを使って早く回すペダリングによって出力を維持しやすいとわかりました。

ケイデンスは95rpmくらいがハマる感じでまさにレーサー、もう+10rpmすることでラッシュを掛けたときの淀みのない加速感はたまらない快感です。ただ、その際の速度は40km/h、出力は300W前後にまでなっているため、やはりCF5フレームの良さを引き出すのはそのくらいの脚を必要とすることがわかります。私自身、めちゃくちゃ乗れている時期であれば、そのくらいの脚を度々使うくらいにまでなりますが、それにはトレーニングにしろレースにしろ相手が必要ですし、アラフィフも近い身体には堪えそうです笑。もちろん、プロ選手であれば90rpmで300Wを5時間位は出せるわけで問題ないのでしょう笑。

良さを引き出すポイントはきれいに回すことです。足を早く動かすけれど無駄の多いペダリングをする場合、ケイデンスの上限も低く、早く回しているうちに筋疲労がすぐに蓄積して維持できなくなってしまいます。同じ出力を出すにも継続時間の短そうなペダリングや無理や無駄の多いペダリングではバイクが進まないのではないかと思います。クルマのレースカー同様に、ある程度スキルのある乗り手を要求してきますね。まあこれは、他のフレームでも同じロジックではあるんですが、このREACTOは特に維持のしやすさを感じます。

ピーク性能の良さは素晴らしいものの、年間通して私のような初老笑が、レースをしないけれどズバッと走って気持ちよく、ロングなエピックライドでもゲロゲロしたい笑、そんな方にはCF3も良いのでは?と思うわけです。どちらのチョイスにするか、各々の好みですけどね。このバイクで3時間以上のライドに出かけようと思う気持ちは、私の脚ではあまり起きませんが笑、2時間以内のトレーニング・レースライドであれば素晴らしいライドができそうです。まあ、リクライニングしないバケットシートのレースカーで、のんびり長時間ドライブは苦痛を伴いますので、仕方がないことですね笑。でも、身体が強い(内臓の強さは大事!)か、若いか、好きなら可能でしょう!笑

他のレーサーフレームでも高ケイデンスで走るのは当たり前に思えそうですが、ペダリングのリズムの素早さと掛かりと抜けのバランスで言えば、最新世代、いやCycling weeklyで10点満点を獲得しただけのことはあると感じます。

完成車のホイールのリムハイトは58mmもあるため少々重たいので、これをもう少し軽くて抜けが良いものにした場合、登坂時や加速時にも同様に良い影響が出ると思いますので万能性が増すと思いますが、むしろフィジカルを要求してきそうには思います。それもまたレーサーとしては正しいわけですね。

スプリントした時の掛かりの良さは第3世代のCF4でも素晴らしいと持ったのですが、さらに良くなったと思います。

インプレ動画でも言ったのですが、第3世代までは感じていたハンドルバーとの剛性の差やアンバランスさを感じなくなりました。MERIDAとFSAの関係は大変深いわけですが、それでも別メーカー。同一メーカー同士の組み合わせに比べて相性がいまいちコントロールできないんだろう…と諦めていたところ、2021年モデルには驚かされました。フレームセットとハンドルバーを一体として設計されたのだとわかります。

先日はリヤの突き上げに関して、第3世代よりも良くなったと他のお店で聞いたと伺ったのですが、私の印象を詳しく言えば、第3世代はちょっと動かしすぎているような印象であったところ、必要な分だけ動いて気にならないような感じに変化したと感じます。自転車であっても、クルマのように積極的に動かして完全にフラットであることがもっとも良いというジャンルや好みの場合もあるのでしょうけれど、私はレーサーであればこうあるべきだと思いますし、固めた足回りの味付けの完成度が素晴らしいと思います。

それにしてもカッコイイ笑

インプレとは関係ありませんけど、このかっこよさは”買う気”を加速させはします。そして、所有欲を掻き立てます。この車両は借り物で、私のバイクは来週来るわけですが、自分のバイクが早く見たい!そういう気持ちになります。

私のような身長165センチの小さな身体で乗るエアロロードで、58ミリものディープリムを履かせて、ここまで見栄えがするフレームもなかなかないように思います。

リヤステイの取り付け位置が下がったことでスッキリしましたね。すごく良いです。写真では写りませんが、トップチューブの複雑な造形は見飽きないものです。

形だけではなく、第3世代にあったような重厚さが軽減され、最適化されたように思います。

CF3もあります

CF3のフレームはCF5と全く同じ型で、フォークやシートピラーは全く同じ共通品を使用しますので、CF3グレードを採用する7000-E、6000、4000でもこのかっこよさは同じなわけで、そりゃ人気にもなるでしょう。予算は30万円からなので、リムブレーキロードからの乗り換えでも大変人気です。

今日現在についても、早めに予約していただかないと年内は無理どころか、3-4月納期にまでなってしまい、それを逃すと入手不可になる展開が可能性としては低くない状況です。お早めにどうぞ。

メリダの魅力とは?

「メリダはコスパがいい」とばかり言われます。もっと具体的に書きましょう。

ロードバイクの性能とは何でしょう?例えば?
・速度
・快適性
・ハンドリング
・剛性
・バリュー
・実用性

特徴的な、あるいは奇をてらったバイクもある中で、メリダは
1:価格に対するバリュー
2:実用性
3:快適性
がとても高い特徴を持っています。

メリダは、「あまりにも高価になる構造を与えず、素材も使わず、あくまでも大衆的であり、しかしながらレースバイクとして最高性能を与え、最高の精度を持つ工業製品を、世界第2位の規模の自社工場で、管理された生産計画において、安定した価格で提供するメーカー」です。