シマノの魅力と使い方

シマノの魅力とは

他のコンポーネントメーカーでは、パーツリストがあるとか、バラせるとか、それに対してシマノはブラックボックスだし、バラせる部分が少ないとか言われるわけです。ショップ側がお客さん側の気持ちに寄り添って、シマノを悪者としてある買う光景は、度々見るものではあります。

果たして、シマノはダメなんでしょうか?

ブレーキのマスターやらキャリパーをバラしてオーバーホールする様子もボチボチ見かけるわけです。しかし、その作業にまともな値段をつける場合、複数回するなら同じ製品を新品買い直したほうがいいレベルになると思います。プライシングが正しくないのは、現実的に支払って頂ける金額ではないからで、その分だけ作業しているショップは損をしていると思います。シマノの場合には、油圧ディスクのキャリパーはバラせますが、書い直しても安すぎるので、まるっきり新品を買い直す方が効率が良くなります。つまり、アフターマーケットでの単価が大事使うか、使い捨てるかを左右していますので、バラせないからダメではないと思います。

アフターパーツの在庫は持てば持つほどメーカーにも代理店にもショップ(ディーラー)にも負担にはなるので、私はどこかで割り切ってほしいと願うユーザーです。レースサービスはレースサービスで特別、あれはある意味プライスレスなので別で考えるとしても、市販レベルでいうとシマノはバラせないのではなく、バラすと損するケースが有るので最適化されていると思います。

完成車の価格でイメージしている人にシマノのコンポの単品価格をお知らせすると、驚かれる場合が多いです。3世代前くらいから、105はアルテグラに対して価格差を広げたため、結果的にティアグラとほぼ同じまで下がり、パーツによってはティアグラより105の方が安くなってしまいました。ですから、ディアグラ組みの完成車は見かけなくなりました。

特に105、SLXやデオーレ以下は1つ1つがとてもリーズナブル。シマノがここまで単価を下げられているのは、モデルチェンジ後にサッサと生産を切り替えてしまうからです。これも賛否あると思いますが、私は賛成です。モデルチェンジは5年毎ですから、モデルチェンジした初年度に買って、5年おきにフルで入れ替えて使うのがベターでしょう。アルテグラ以下をモデルチェンジ末期に買う場合、注意が必要ですね。完成車で買うならまだしも、コンポ入れ替えをするなら時期を考えたいものです。なぜ、”アルテグラ以下”とするかというと、デュラは2年目まで待ったほうが良いからです笑(シマノあるある)

アフターで買いやすい価格までちゃんと揃っているシマノを使い切って新しく買い直すのは、それはそれで正義だと思います。メーカーの考え方と価格で決めれば良いと思います。モノを大事に使うことは良いことではありますが、道具として使う場合にはどこかで割り切りが必要です。もちろん、”愛着”は誰も否定しませんし、できません。

シマノが完成車に組み込まれるコンポのシェアを圧倒的に勝ち取った理由は、安価、高耐久、入手性良好であったわけです。