スチールと最新カーボンを比べてみた

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とりあえず、この比較には何の示唆もありません笑

なんにも意味はないです。個人的に面白いと思ったので文字にしておいた程度ですから、どっちが良いのか?なんて重たい受け止めは止めてくださいね笑

興味本位でただ比較してみたということです。だって、乗ってると比べちゃいませんか?

ホイールを持っていかれてしまったので

某出版社さんのホイールインプレのため、一時的に貸し出しすることになった私のONEAER DX5。ディスクロード用ホイールはこれしか無いので笑、いやだって、ブレーキングしてもリムは減らないし、スポーク長もディスクだと最適化されるので強いし、”普段履き”なんてものは要らないのですよ笑

ホイールは戻ってくるのは来週半ばくらい。約一週間は乗れない。ゆえ、手元にあるTOYOフレームのROAD-2という、すでにカタログ落ちしたモデルを代車として乗ってみることにしました。決して、気に入らないとか、良くないというから普段は乗らないわけではなく、踏み方とかポジションがバラバラの2台を乗るのは大変だからです。

例えば、目的が2つあれば乗り方も変わるので、踏み方も変化しますし、受け入れ方にも許容量が生まれますが、同じ場所、同じ目的のための2台は、むしろ感覚を阻害するので私はしません。

クランク長はかなり違う

165ミリと170ミリ、乗った瞬間にかなりの違いを感じます。短いほうがというよりも、適正な方がいいですね。明らかに大きな円を描いている感覚は疲れます。長い方でも慣れるっちゃ慣れますけど、大変なことに慣れる感じです。

こんなに滑らかだったっけ?旧型カンパ

シマノと比較して滑らかなのがカンパのいいところでしたが、モデルチェンジするごとにどんどんカッチリしてしまって。こんなにも滑らかに使えたっけなぁとこれはこれで自然な感じがします。いいですね。カンパが好きだなと感じていた理由はこれだったなと思い出しました。

ハンドルバーの素材

やはりアルミのほうが高剛性。フォークやハブアクスルとの一体感が良いですね。うーん、悩みますねぇ…

ペダルは最新がいい

これはもう確実に言えます。古いペダルで「これがいいんだ」というのも分かりますけど、最新がいいですね。バネがへたるのもありますし、踏んだ感じがまったく違います。

アルミハイエンドホイールは永遠に不滅です

バランスが良いんですよ。ただ、ディープと比べると抜けが良い分だけ、掛かる間が短いのでちょっとあくせくしますね。ラクに漕ぎたいときにはって言っても、どの人がどうやって使うかって感じです。私の場合にはもう少しゆっくり掛かるほうが好きかなと思うので、カンパを愛用してました。

制動力は同じでも、入力が大きく違う

ドライ時の制動力はリムでもディスクでも一緒です。これは前から言っていますし、テストもしました。ただ、雨天時は雲泥の差があります。それと公道走行時には安心感が桁違いです。

ディスクブレーキは効くブレーキというより、太いタイヤとの組み合わせでポテンシャルを引き出せます。タイヤと乗り手のポテンシャルを引き出せます。制動力が同じでも入力する力は少なくて済みますし、ブレーキをかける事自体にストレスを感じにくくなりますので、より落ち着いて安全に走れると感じます。

色々な違いが興味深かった

フレーム剛性は最新カーボンの方が数段上です。スチールは固くないけれど、しっかり芯があるのが良さです。ゆえ、柔らかく感じますけど、コシがあるので掛かります。これはアルミでは無理なやつですね。ホイールのせいでもありますが、スチールのほうが抜けが良いので、ペダリングのリズムはリアクトのほうが落ち着いています。中速域で長く乗るケースを考えたり、登坂を考えると、リアクトの方が楽に感じます。意外と、「逆では?」と思われたりもするかも知れませんけど、ROAD-2の方がギュンギュン走るフレームですね。

これはこれでいいですね。ギュンギュンもカーボンでの似たようなやつと違って、しっかり受け止めて掛かってから、そこそこ早いリズムで車を前へ進めるので持続感があるというか、疲れるけど疲れにくいと言うか笑

最近のカーボンバイクはロードもCXもMTBも全部硬いとは感じますけど、この比較で最新エアロロードも意外とラクなのねとは感じました笑

いやー、なんかROAD-2みたいなカーボンフレームがあってもいいなーとか、わけわからないこと考えちゃいました笑