東京の歴史を再発見

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Eバイクで東京を走ると、改めて新鮮な風景に出会えます。Eバイクだからこそできる
 ちょうどよい速度
 上り坂でも遅くなりすぎず
 しっかり強く効くブレーキ
 アップライトな乗車姿勢
は周りに目を配る余裕を生みます。

それによって安全性も確保できます。

息がゼエゼエしているとき、落ち着いて行動できません。ホームから一塁二塁と走って、ランニングホームランした後で、すぐにボールを投げてもどこに飛ぶかわかりません。息が上がっていない状態、かつ少々のルートミスをしても、また走ればいいじゃないかという体力的に心配のない状態もまた安全に貢献するのです。

自転車と東京という都市は”走っても面白くない”、あるいは”走りにくい”と言われてきました。しかし、安全に、そして文化的には走る方法はあります。車道を走る自転車が増え、路上にペイントも追加され、以前と比較してもかなり走りやすくなっています。

今回紹介したところ以外にも、まだまだ多くの魅力が隠れていますよ。


お気に入りのハンバーガー店ファイヤーハウス

この路地を入ってしばらく行くと急な下り坂、そこから登り返すところが本妙寺坂。

本妙寺は明暦の大火(振袖火事)の火元になったという説があるところだけれど、放火らしいというのがもっとも信じられている説。振袖に関するエピソードもどうやら信憑性は低い模様。

今はここに本妙寺はありません。移ってます。



不忍池、蓮の名所です

ここかつての東京湾の入江で、平安時代頃、入江が後退して池として残ったということ。

えー!ですよね。
ここまで海でした笑

日比谷も入り江だったんですよ。日比谷のお濠はその頃の入り江の名残です。

かつての海を感じながらのサイクリングも楽しそうです。


旧博物館動物園駅

全然記憶にありません。97年まで営業していたなんて。

1933年の開業時、御前会議での「世伝御料地内に建設するため品位に欠けるものであってはならない」とのお達しのもと、世伝御料地という特別な土地に建設されることに配慮して、西洋風の荘厳なつくりで建設された駅舎とのこと。伝御料地というのは皇室の財産です。

アートイベントで中に入れる機会があったらしく、惜しいことをしたと後悔してます。またやらないかな?

これを参考に国会議事堂がデザインされたという話です。

上野動物園 旧正門

この正門は明治44年に建てられたもので、昭和8年頃まで恩賜上野動物園の玄関口として使われていました。左右にあるのは門番の小屋で、先にあるのが切符売り場です。現在は一般には使用されていませんが、皇族が来園する際には開門されるそうです。

平成28年4月1日より当面の間、東園の表門改修工事に伴い、東園の入口を一時的に臨時門(旧正門)に変更されていますので、ここから入れるのはそれまでの期間限定ですよ!

開園したら是非訪れてみてください。


ここはブラタモリに出てましたね。現在は上野動物園のグッズを保管する倉庫になっています。所有者は財団法人東京動物園協会。以前はもっと蔦が絡まった廃墟のようだったのですが、今でもはきれいに取り去られ(前は前で良かったんですけど)ています。現在は倉庫ですが、初めに建てられた時のこの建物の目的は都電の変電所だったようです。


森鴎外の旧邸を囲むように建物が建てられた鴎外荘。邸内のかつて「舞姫」を執筆した日本の間を「舞姫の間」と名付け、食事処や宴会場として開放しています。都内第1号に認定された天然温泉「天然鴎外温泉」にはファンも多い水月ホテル鷗外荘ですが、2020年5月末で営業終了が決まりました。

ホテルによると、営業終了は新型コロナウイルスの感染拡大の影響などが一因だといい、余力があるうちに営業を終了することを決めたという。売却先など、今後については未定だそうです。