明日から試乗可能「2020 MERIDA REACTO DISC 7000-E」

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時代はディスクへ
個人的にはリムブレーキの自転車でも使いみちはあると言っていますし、どちらか一方だけに偏った立場にはありません。ただ、どちらも売る立場なのでこちらも乗るべきですし、乗れるようにしたほうがよいだろうと判断しました。

ということで、リアクト ディスクに乗り換えました
車種はチームモデルではなく、7000-Eです。ゆえ、フレームはCF4ではなくCF2。一昨年、昨年と乗り比べてあまり印象は変わらなかったんですが、今年になって何故か熟成したような印象があります。時が来た?そんな感じです。最初と比較して、フレーム側の優しさが増した気がします。気のせいかも知れません笑。メーカー側は何も変えてないと言っても、変わっているケースも有り、なんともわからないんですよね。

アルテグラDi2+油圧ディスク
機械式シフトは気楽なサイクリングまでならストレスはあまりないと思います。しかし、レースライクな”トレーニングや練習”をする場合、Di2仕様のSTIレバーでないと太くてとっても重たいので、ハンドルバーの振りが重くなりあらゆる面でネガティブ要素が加わってしまいます。繰り返しますが、それほど激しく加速しない場合には問題になりにくいです。ゆえ、今回のチョイスは7000-Eにしました。車重はカタログ状態で8.2kgと十分に満足できるスペックです。DT SWISS P1800 SPLINE db 32は約1800g、それを交換すれば約500gの軽量化が可能ですから、車重は約7.7kgになるでしょうから、十分ですね。他をちょこっといじれば7.5kg、リムブレーキ車と比較して重たいとは言わせません。

それ以外にも細かにアップデートされてます
最近はどのメーカーでも一つのモデル長く使うようになってきています。そうじゃないのはピナレロくらいでしょうか?このリアクトも3年目、いい感じですね。メリダはもともとモデルチェンジサイクルが長めです。それは飛び抜けた世界1位のバイクを作るのではなく、安定して世界で5番目くらいまでのバイクを安く提供することを考えているからです。そして、細かなエラーが発生した箇所、あるいはユーザーのミスを呼び込みやすかった箇所、あるいは塗装の問題など、さまざまな箇所でのアップデートが繰り返されており、とてもいいバイクに仕上がってきます。今年のイチオシはこの「REACTO DISCシリーズ」ですよ。

乗った印象は?
スクルトゥーラチームから乗り換えると、中速域での漕ぎやすさが光ります。掛かる範囲が広い、その代わり掛かりは緩やか。それもCF4ならもっと刺激的ですし、高速域での伸びも更に上ですが、それほど高剛性ではないです。ただ、登録レースに出るくらいじゃなければCF2でも十分レースできますよ。CF2はロングライドで使う速度域でスピードに乗せやすいので、スクルトゥーラよりもスピードを感じやすく楽しいと思います。ロングライドならスクルトゥーラのCF2でもと思われると思いますが、そこそこのトルクで回せる人にはリアクトの方がスピードを繋ぎやすいと思います。スクルトゥーラ チームは抜けるタイミングが早いので、掛かる範囲が狭い。ゆえ、バイクに合わせるとどうしてもケイデンスが早くなります。だから、フィジカルが削られる。ただ、強く踏むより早く回すほうがレースでは容易なので、力のない選手はスクルトゥーラの方が良いと思います。リアクトはちょうどいい感じですね。私の評価ではこちらの方がオールラウンド。

ぜひ、乗ってみて下さい。
フレームサイズ:470mm
クランク長:165mm
ハンドル:ワンバイエス グランモンローSL
ステム:スージーステム 100mm
サドル:フィジーク ARGO VENTO R3 150mm

MERIDA REACTO DISC 7000-E

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