基本的には筋力でしょう

身長が高い場合にそれはテコの原理によるとの記述があるようですが、私はそうではないと思います。

私は体の専門家じゃないですが、高身長の人が有利な理由はテコではないと思います。理由の一つではあるけど、順位は低いでしょう。実際、力学的な優位性については、クランク長の話についても証明されていない(つまり、長いほうが力が入るということは)のです。

デカすぎるのはまた問題です。しかし、低身長の人が不利という状況はあくまで競技結果によるので、育成過程において様々理由で淘汰されやすいということはあり得ると思います。実はいろいろな分野で身長差による問題は確実に存在すると思っています。例えば、単純に容姿に自信があるかどうかも結構大きな問題ですし、実はスポーツ以外でも高身長であることは心理的優位性を感じやすいともあります。内臓の必要容量に大きな差はないので、低いほど胴体は長くなります。つまり、身長が高い方が脚長が長くなります。大腿骨長に余裕があれば、適正長のクランクを使用したり、より短いものを使用することもできます。

テコではなく、可動域確保の容易性の方がメリットだと思いますし、立位時でも身体に対して高身長ほど低い位置にバイクがある、つまり扱いやすいのもメリットです。あるいはホイールサイズによる有利不利もそれと同意ではあります。ただし、体格とバイクのサイズの関係についてはその関連性を証明するものはありませんし、大変複雑だとは思います。

ただ、一番の理由は筋肉に間違いないでしょう。アイアンマン上位者はほぼ180近くあり、グランツールでも同様です。明らかに筋グリコーゲン貯蔵量の差が出ていますし、筋肉の長さの差は出ていますよね。

もう一つ。速く動かすにはスキルアップが必要だと感じるかと思いますが、実は筋力アップにより無負荷状態での動作速度アップもされるということは証明されています。最大筋力を上げることでより大きな負荷状態に耐えることができ、負荷を抜けば速く動かすことが可能になるということです。また、常識的に考えてスキルアップは自然に起こり得ますから、結局は筋力によるわけですね。筋力がなくても速く動かすことが可能ならば、筋力を低下させてもそれが変化しないかむしろ上昇するということの証明が必要ですね。

身長が小さいというと多くの場合には女性が挙げられると思います。
はい、それこそ筋力をつけるべきです。
今のまま、体重を減らすだけのダイエットにパフォーマンスアップ、つまり楽に走れるという未来はありません。

ぜひ10/10の筋トレセミナーにお越しください
チケットは残り5枚です。20人はオジサンばかりですので、ぜひともご参加を!!!(笑)


[Peaks Coaching Group Japan] サイクリストが今すぐやるべき筋力トレーニング
■ 日時:2018/10/10(水) 19:00 ~ 2018/10/10(水) 21:30
■ 場所:墨田区 本所地域プラザ BIGSHIP 3F 会議室(大江戸線蔵前駅より徒歩6分)
■ 料金:5500円
■ 予定している内容(座学1.5時間+実技1時間)
・筋トレの有効性
・負荷等のプログラムデザイン
・筋トレをする際に注意すべき点
・左右差をどれくらい考慮するべきか
・筋肥大や筋グリコーゲンの補充といった食事について

■ 講師プロフィール
南部博昭(なんぶひろあき)
Peaks Coaching Group Japan認定コーチ
NSCA認定CSCS
全米ストレングス&コンディショニング協会認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
1978年5月26日生まれ。
東京都日野市出身、在住。
慶応義塾大学文学部史学科卒

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