間違ったトレーニング

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ヒルクライム向けの座学をすると告知しました。

それは自分自身の経験から、ヒルクライムに一生懸命練習しているつもりでも実は間違っていて、時間を無駄にしたり、伸びしろを活かしきっていないケースがあるからです。

それは私だけではなく、色々な人に当てはまることでしょう。

■ 例えば、代表的な誤りとしてはこんなことがあります。
・任意の峠をがむしゃらに登る
・自宅から山まで長い距離を自走して登って帰ってくる
・大抵はグループで走る
・ローラー台でトレーニングをしない
・ロングライドを頻繁にする
・重量を気にしすぎる

山登りの練習だから山を登って何がダメなのかと思われるかもしれませんが、目標とするレースコースに対して任意のコースとのミスマッチはないでしょうか。あるいはがむしゃらに一生懸命登るという方法でよいのでしょうか?何本か走ったら、タイムが落ちてしまうでしょう。都内からつくばや奥武蔵まで自走する意味はあるでしょうか?目的は登りではないのですか?一緒に走るメンバーは自分のやりたい練習が出来る相手なのでしょうか?実走行でできないメニューはありませんか?なぜロングライドをするのでしょうか?重量を軽くする事は悪いことではありませんが、優先順位は高くありません。

ヒルクライムに向けて強化すべきなのはなんでしょうか?
坂を登るにはどんな事が必要なんでしょうか?

山を沢山登っているうちに自然に速くなるわけではありません。ですから、とにかく山に行けばいいというものでありません。残念ながらそうではないのです。これは、ゆっくりでも良いから長く走っていると速くなるというのが間違いであるのと同じ理屈です。ある程度これが通用するのは年齢が10代や20代のうちでしょう、その年代では暇も多くありますしね。

もう一つは登り方にポイントがあります。
ヒルクライムの大会などで自己最速タイムを出そうとした場合に一定ペースに近い状態になるのは当然ですが、練習もそれだけで良いのでしょうか?完全に一定の傾斜であるコースはなく、途中でなだらかになったり、逆にきつくなったりするはずです。これにはケイデンスの最適解を導き出すポイントも隠れています。ラインどりも大事です。

そもそも登る練習ってなにをするのか
まずFTPを計測したいですね。今の実力を計測し、これまでの計測タイムを鑑みて、目標タイムを決めましょう。

今から始めないと間に合いません
2月になってから始めても、準備期間が不足してしまいます。6月が本番だとしても今から準備をしないと間に合わないでしょう。どうせやるならしっかりと準備をし、結果を出せるように頑張りませんか?


そろそろ、春先のヒルクライムレースのエントリーが始まります。

2018年は草津も復活し、八ヶ岳、榛名、赤城、富士など人気レースは今年も盛況でしょう。

さて、問題は結果です。

ちょっとでも短くしたいという気持ちはあれど、どうしたら良いかわからなかったり、あるいはやっているけど効果が出ていないケースがあると思います。

「登り対策だから、山に行かないとダメ?」
というところから、あくまで現実的なプランニングを行います。

「トレーニングとはなんぞや?」
ということにもフォーカスします。

金土日の連日開催です。

[対象]
・ヒルクライムで伸び悩んでいる人
・レースは出ないけど、登りが苦手な人
・タイムを短縮したい人

[プログラム]
・なぜトレーニングをするのか
・ヒルクライムという運動と出力特性
・ヒルクライムに適したトレーニング
・フォームや機材
・冬場(オフシーズン)の過ごし方
・質疑応答

[料金]
2000円です(今回は特別料金になってます)

内容は参加される方によってアレンジは可能です。ある程度理解の進んでいる方であれば、質疑応答時間を増やしたりもできます。

お会いしたことがない、面識がないなどの方でもどうぞ。当店が初めての方でもどうぞ。

[日程]
1/26(金) 18時-19時半
1/27(土) 18時-19時半
1/28(日) 17時-18時半
の3回です。

内容はすべて同じですが、参加者の方の希望に合わせてアレンジが可能です。

参加者が1人でも開催しますので、お気軽にご参加下さい。知り合い同士でお誘いあわせ頂くのも、その後のトレーニングの事を考えた場合には良いと思います。