公道を上手く走るには

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昨日も色々とTwitterで喋ったいたんですけど、それ以外な盲点?と言えば自転車自体の選び方だったりします。

個々の方にこだわりがあるのは分かるのですが、公道向きではないチョイスやセッティングってありますよね。その意味でも小径車っていうのは僕はあまり薦めません。スピードに乗れないので、都心向きではないです。

あくまで都内での話ですよね、ウチが墨田区にありますので。

それとMTB。これはこれで使い方があるので、楽しめる走り方は幾らでもあるのですが、スピードの乗りが悪いという点ではクロスバイクと比べると向いていないと言わざるを得ません。

ちなみに一時期流行した小径車とMTBが都心から消えた理由はまさにこれです。

スピードに乗れないと、車との速度差が開いてしまいますし、加速時に体力を使うことで体の疲労も早く、もっとスピードが出なくなります。特に風が強い日には圧倒的な不利を被ります。

スピード維持をがんばらずにできると、精神的にできる余裕が圧倒的です。ペダルを止める余裕もありますし、ブレーキも容易に掛けるようになります。これってすごく大事なんです。

結果的には”ある程度スピードを出す事”が安全走行に繋がります。不思議ですか?

それと出来ればビンディングシューズ。これもあると無いとじゃ大きな違い。ペダルをちゃんと回す事が出来きれば、前述した速度維持もより容易になりますし、自転車の上でのバランスも取り易くなります。

ビギナーの方で多いのはその逆で、「都心だとすぐに止まるから、ペダルは外しやすいようにビンディングは使いません。危ないですし。」という主張が以外と多い。まずはビンディングシューズに慣れる事です、使いこなせる事を前提として話せば全くデメリットは無いと思いいます。練習すれば誰でも使えます。

よって、都心向きの自転車はクロスバイクかロードバイク。でもロードは基本的に走り続ける為の乗り物なので、ストップアンドゴーが不得意です。だから、ロードでのホイール選びがゼロからの加速重視になりがちであることが分かります。実際のロードレーサー使用状況で”ゼロからの加速”なんて、ほとんど無いのですけどね。ですから、30キロあたりからの再加速性能と速度維持が最も有効ですし、現実的です。

クロスバイクが最も都心の移動手段としては有効だと思います。

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