Daily Archives: 2019/11/18

3年経ってもFormula Pro Tubelessは圧倒的だと思う理由

IRC Formula PRO TUBELESS vol.1
9年ぶりにフルモデルチェンジしたFormula PROチューブレス プロレースで磨かれたその性能(シクロワイアード)

https://www.cyclowired.jp/microsite/node/195044


なぜ、Formula Proが頂点なのか
2016年、9年ぶりにモデルチェンジしたFormula Proシリーズ。そこから3年経過する中で国内外の数社がロードチューブレスタイヤをリリースし、参入してきています。しかしながら、それらがFormula Proを越えることが出来ていないということもまた続いています。

理由はバランスの良さです。転がりを本当の意味で追求しているため、他メーカーよりもソフトで低反発なコンパウンドなのが特徴です。接地感覚が大変優しく、疲れにくい印象もあります。

そのせいで路面をなめるようにきれいに転がるため、平らな路面でも荒れていても万能性を発揮します。それはドライでもウェットでも同じであり、あらゆる路面状況において乗り手がそれを意識することを減らせる時点で、タイヤとして素晴らしいと思います。

他メーカーでは高反発なコンパウンドが多く、空気圧をある程度上げてしまえばそこそこの軽さを得られますが、美味しい空気圧の範囲が狭いものが多く、チューブレスを使うというメリットを活かしきれない印象があります。

リムへの着脱性も大きく改善され、苦労が減っています。リム幅の拡幅に関してはこれから対応される部分も残りますが、将来性に不安はありません。これに関しては改善しているメーカーもありますが、単に寸法の生産精度の問題なので改善しやすいとは言えます。

寿命の点でも秀でています。他メーカーでは3000kmもたないとか、あるいはもっと早くダメになったり、経年劣化が早いとかいうこともありますが、Formula Proは4000kmあるいは半年以上は使えています。それも、初期のフィーリングがそれほど落ちていない中での継続使用ができ、ゴムはまだまだパッキパキでもなく、肝心な部分は残っています。先代から極端に改善されたのを感じました。

グリップという考え方にも差があります。タイヤが縦に硬く、変形しにくく、エッジに乗っているような感覚のメーカーもある中、IRCのFormula Proは常に面で優しく捉えているように感じさせます。タイヤの変形は必要な分だけ動いては止まり、変形はロスを最小限にし、常にバランスを確保した上で転がりとグリップを得てくれます。つまり、タイヤをライダーが制御しやすいと思いますし、気を使うチャンスが非常に少ないと思います。使いやすい、だから速い。

価格も1万円に迫ろうかという海外メーカーと比較して、税別7600円と2000円以上安くなっています。2016年の時点に付けた価格を維持しており、今の所安すぎるくらいです。

寿命の長いタイヤもあるのですが、それはそれでチューブレスタイヤへの参入がここ1-2年しかなく、まだまだチューブレスを知っているとは言えない程度。実際に使ってみても、当該メーカーがそれまで維持してきた構造やそこから得られる特性にこだわるばかり、チューブレスであるメリットを活かしきれていません。そういうメーカーは他にも数社あります。

やはり、チューブレスに13年前から参入し、それをずっと研究し続けてきたIRCのノウハウは圧倒的だと思います。


だから、とっても使いやすい。
普段も使う、つまりレースばかりしない人にとって、大事なのはバランスだと思います。いくらハイグリップでも、値段が高いとか、寿命が短いのは困るでしょう。「練習だから安いタイヤでいいや」ということも聞きますが、年中練習ばかりで本番をほとんど迎えない私のような人は、常にいいタイヤがいいのです笑。