Daily Archives: 2019/09/01

10年以上前と変わってない

「ここ最近はあまりマジメな練習ネタがないんですね」なんて言われたんで、久々に書いてみます。こういうことを書くと、誰かの心にナイフを突き刺すようなことになりますけど、仕方ないと思っています。だから、そう感じたら許してく頂くか、真意を聞きに来ていただきたいと思います。


今日の朝練、他店さん主催の練習に混じってやってるんですけど、メンバーの3名のみだし、顔ぶれは10年以上前と同じ笑

それはそれで楽しいものです。古くから知っている人と一緒に走り、自転車の話をし、お互いの事を話します。こういうのは久々で、まるで昔に戻ったみたいな感覚もありました。いい時間でしたし、とっても楽しかったです。

レースペースで行う周回練習に容易に人を誘えないのもそのとおりで、自店主催の練習会を行っていないのもそのような複合的な理由によります。ゆえ、どこのお店の練習会も人は増えていないでしょう。ビギナー向け走行会やサイクリングのようなものにニーズはありますが、いざ”練習”となると足が遠のく人が多くなるでしょう。まあ、お店が主催するから来ないんだろうという声もあるにはあります。

しかしながら、サイクリングもスポーツならば、スキルで勝負します。それを向上させるには周回練習は欠かせませんし、ある程度同じメンバーで切磋琢磨する必要があります。ただただ長く自転車に乗っていても、スキル向上は望めません。ある程度、速度を上げる努力にスキル向上を伴って実現できます。

もちろん練習内容が面白くないとか、行ってもつまらないとか、そういう主催側に関する理由もあるのでしょうけれど、練習はそこにいる全員のための練習なので、決して与えられた環境で行うものではないと思っています。いい練習を作るのは一人ひとりの意思によります。

練習内容も色々で、ただ周回を決めてヘロヘロになるまで走るのがいい練習ではないと思います。若いうちはそれでも伸びますが、年齢を重ねた人はそれがベストではないでしょうし、むしろ伸びしろを殺している気もします。問題はその練習会と練習会の間に何をするか?です。

レース会場を見ても、とあるサイクリングを眺めても、サイクリスト全体のスキルは今ひとつな感じがしています。大きなお世話ではありますが、もうちょいなんとかしなきゃいけないなーとは思っています。じゃあ何するの?と言っても、もうすでにお店がその役割を担う時代は終わったと思っているので、別の形が必要なのでしょうね。

年をとったら自転車にばかり乗らないようにする

自転車ばかり乗ることでデメリットもあります
若い人にはあまり関係がない話ですが、30代以上、特に40代以上の人にとっては関係のある話です。自転車の場合、50キロ、100キロと普通の人が走らないような距離も走ります。普通の人にそれを言えば、「まぁすごい」となるわけですけど、実はそんなにすごいフィジカルを必要としません。誰にでもできるから広い範囲の人に楽しんでもらえるのがサイクリングの良いところですが、さらに加齢を重ねた場合には自転車で使う以外の組織が抜け落ちてしまったりします。

ロコモティブシンドローム対策
自転車の場合、筋量が多くなくても結構運動できてしまいます。さきほどの長いサイクリングでも、レースでもできちゃいます。骨量が少なくても、運動中に折れたりもしません。その分、心肺機能にはしっかり負荷がかかるのは良いことですが、すごく運動した気になる(といったら誤解がありますが)のも事実です。例えば、腕立て伏せを急いでやったらハァハァします。すごく運動したというきになりがちですが、骨と筋肉に負荷を与えている時間はごくわずかです。

加齢が進んだ場合には自転車だけ乗っているとデメリットも起きてしまいます。筋量の低下と動きの質の低下は、加齢と共に進みます。それでも「自転車に乗っていればある程度筋肉つくんでしょ?」と言われるんですけど、乗り方次第ではありますが、あまり付かない場合が多くなります。

多くの方が長時間ライドをする傾向にあるので、自転車≒痩せる運動になっています。自分が持つフィジカルを少しずつ減らし、足を使わない走りをすることと思います。そうなると、骨や筋肉に過負荷を与えることは多くなく、加齢と共に減った骨量や筋肉量を補うことができなくなります。例えば、自転車で発揮できる出力に余裕があれば、つまりある程度の出力が出る人なら、筋量もある程度保持できていると思いますが、それに余裕がない状態ならば筋肉量が少ない可能性も否定できません。「以前と比較してスピードが落ちているなあ」と感じたら、そうかも知れないです。その場合、練習量をロング主体で増してしまうと、余計に痩せてしまいます。

さらには補給が不足しているケースが多いので、肝臓にあるグリコーゲンでは足りず、筋肉を分解して糖を作り出すことになります。長い時間のライドには、筋肉量を減らしてしまうという危険性があると知っておいたほうが良いと思います。

これらはレース対策ではなく、あくまで健康年齢を高めるためのポイントです。減った筋肉量をどこで補うか、維持するか、考えないといけません。ジムに通うのは良い方法ですし、ランニングやインターバル速歩も良いと思います。50メートルダッシュや縄跳びなども適切です。

自転車を元気に乗れて楽しんでいる状態では、これを読んでも実感はわかないと思いますが、実感してしまったら”時既に遅し”です。40を越えたら、自転車だけに頼らず、安心せず、除脂肪体重を増加させる別の運動をすることをおすすめします。ゆえ、その年齢以上でヒルクライム対策に体重を減らすことにもデメリットがあるということですから、気をつけてくださいね〜笑