Daily Archives: 2019/04/04

アルミに強い、なるほど

今後は面白い意見をドンドン引用し、楽しんでいきたいと思います
というわけでこんな意見がありました。

言い得て妙かも知れません
この案件に根拠があるかどうかわかりませんが、ストーリーとして想像しやすいです。「これはあるかも」と思いました。ただ、CFRPなら外部にいくらでも生産元があるけれど、アルミはそれがないので基本的にコスト高になります。ご存じない方にお知らせしますと、ほとんどのメーカーは自社生産施設を保有しておらず、メリダかジャイアントやその系列工場に生産委託します。そのため、アルミの生産コストは安くありません。

コスト高の原因は人件費です。職人を育てるための時間、維持費、その継続には金がかかります。だから、今どきの生産コストで比較すれば、ハイエンドカーボン>アルミ>ミドルエンドカーボンとなります。そのため、アルミフレームを生産する工場はかなり少なく、さらに良いアルミフレームを生産できる工場は激レアクラスです。

職人だよりなので歩留まりもキツイですし、難しいフレームを作ろうとした時のコストアップも嵩みます。

ちなみにMTBにアルミは必須。強度と耐久性を維持するにはアルミは欠かせません。上に書いたコスト比較はロードバイクだからで、MTBではアルミのほうが安くなります。つまりはミドルエンドカーボンが存在できないからですね。

話を戻すと、確かに”MTBに強いメーカーはアルミに強い説”は有効性を発揮しそうです。


今後のバイクメーカーはこんな流れですかね…
Eバイクもアルミですしねぇ…。つまり、メーカーは2極化していく(している?)
ざっくり言えば、”総合ブランドが強くなる”のだと思います。

アルミを自社で作れるメリダは強いです。

上のツイートではスペシャライズドとトレックを指しているようですが、スペシャライズドのアルミフレームは(もちろん?)台中のメリダ本社工場製で、アッセンブルから出荷まで一貫してメリダで行われています。私も見学しましたが、最高の生産施設です。

よって、”アルミは安い”というはごく一部のメーカーに限ったことだと言えます。ここ数年、アルミフレームの出来栄えをみていると、一部の総合ブランド以外はアルミフレームの程度が著しく下がっており、よく出来たメーカーと価格だけ合わせてしまうがゆえ、中身で差がついてしまうのでしょう。「あぁぁぁ、これでこの値段か…」ってバイクは増えてます。

つまり、メリダのアルミフレームは世界一の技術を持っています。


熟練の職人によるハンドメイドフレーム
バイクの性能を決定するのはフレームです。MERIDAではフレームの製造に、それぞれの素材のエキスパートが関わっており、40年を超えるMERIDAのフレーム製造技術の枠を投入してなお、手間の掛かる工程を採用し、最高のフレームを世界に送り出しています。アルミフレームは熟練の職人に寄って溶接され、信頼の置ける長寿命のバイクです。全てのカテゴリーの全てのライダーに最高のフレームをお届けするのがMERIDAです。

以下のバイクは当店で試乗できます

2019 MERIDA SCULTURA 400
149,900円(税別)

スライドショーには JavaScript が必要です。

2019 MERIDA SCULTURA DISK 400
199,900円(税別)

スライドショーには JavaScript が必要です。

NRC 2019モデル 入荷しました

NRC 2019モデルが入荷しました
入荷したてのほやほやです。

2018年モデルとの違いは以下の通り
■ フレームカラー変更
・人気一番のモデル「X1」のフレームカラーが3色になりました。
X1 ポルドイ(イエローxブラックフレーム、グリーンレンズ)
X1 ガビア(ピンクxブラックフレーム、ブラックレンズ)
X1 ゾンコラン(ブルーxブラックフレーム、ブルーレンズ)
17,500円(税別)

■ レンズ素材変更
一般的なポリカーボネートからナイロンに素材が変更されました。
ポリカーボネートと比較して以下の点について性能向上しています。
・よりクリアに
・より軽く
・水に浮く
・耐久性
・BPAフリー

■ 限定モデル追加
・「X1 グラフェン」が追加になりました。
X1 グラフェン エベレスト グリーンレンズ
X1 グラフェン エベレスト ブルーレンズ
X1 グラフェン エベレスト ブラックレンズ
19,900円(税別)
X1 グラフェン エベレスト 調光レンズ(NXT)
22,000円(税別)

X1 グラフェン エベレストはフレーム素材にグラフェンを加えたもので、より軽量で強くなっています。こちらのX1 グラフェンは数量限定モデルです。当店の在庫も多くありませんので、お早めにどうぞ。フレームはUDカーボンのような素材が見た目からもわかるものになっています。

スライドショーには JavaScript が必要です。

こちらはX1グラフェンのグリーンレンズモデル。グリーンレンズはレンズカラーがやや赤みを帯びており、コントラストがはっきりしています。

グラフェンを使用したフレームは塗装しておらず、素材感のあふれるクールな見た目

海外ではX1 グラフェンは調光レンズのみですが、日本ではそれ以外のモデルも特別に販売しており、そちらはツァイスレンズです

2019からはナイロンレンズになりました

フレームには特別にグラフェンの配合

イタリア製です

NXTレンズとプリントがありますが、本来は調光モデル飲みの展開で、そのフレームを使いまわしてツァイスレンズを乗せているので、このプリントはウソです(笑)

向かって左が2018、右が2019モデルです。

現在、2018モデルを処分セール中です。お早めにどうぞ。。。

Eバイクとロードバイクにかかるコスト、あるいはその違いについて

自転車を買うのにいくら用意するか?あるいはその目的とは?
今も多くの方がロードバイクに乗り始める世の中ですが、他にも色々な選択肢が増えてきました。今回はロードバイクとEバイク、この2つをコスト面から比較してみます。


ロードを始めるのに20万からが最適
よくある話には”ロードを始めるのに20万から説”があります。まずはそのくらい用意して、それ相応のものを入手し、そこから始めよう!というやつです。そうすると、車体が15万、残り5万円を使って優先順位の高いアクセサリを買うということです。良い判断だと思いますし、理にかなっていると思います。しかしながら、問題はその後。

ロードバイクはカスタマイズの数珠つなぎ
もちろん、その人によっての終点は違いますから、カタログ完成車を買ったまま乗る人もいます。しかし、それは極稀でしかありません。ロードバイクはスピードを得るための乗り物。その世界に際限はありません。もっと速く、もっと軽く、もっと楽にと欲が出ます。ほぼ間違いなく、ホイールを買い、コンポーネントを交換し、またその繰り返しをします。それはそれで楽しいことですが、お金を使い続ける必要があるのは確かです。

行動範囲が徐々に広がっていく、それもロードバイクの楽しみの1つです。最初は苦労した距離も、乗り続けることで慣れていき、体力も付いていきます。100キロ以上の長い距離もいずれ乗れるようになるでしょう。ただ、途中で乗るのを止めてしまうと体力は元通り。その意味でロードバイクは練習時間とお金を確保できる人に向いた趣味だと言えます。つまり、後にさらにコストを割くつもりがある人向けですし、スピードの世界が好きな人がそのコストによって楽しみを得る世界だと言えます。

ロードバイクのメリット

○ 軽い
○ 力がなくてもスピードを出しやすい
○ 遠くまで走れる
○ 健康になる
○ ご飯が美味しくなる

ロードバイクのデメリット
☓ ストップアンドゴーに弱い(体力次第)
☓ 駐輪しにくい
☓ スピードが出すぎる割に止まれない

もしあなたが市街地での通勤や移動を目的にするならば、ロードバイクはそれに適さない場合が多くなります。つまり、ロードバイクは巡航するためのものであり、それに適した環境でこそ快適に走れるものです。力がなくてもスピードが出るのは良いことのように思えますが、実は違います。ストップアンドゴーに弱い、つまり再加速は疲れるからしたくないという心理が働き、スピードを出し続けた方が快適になります。それがよく見かけるロードバイクの人の走り方にも反映されているかと思います。軽自動車の方が高速道路で危険を感じやすく、余裕がないのと似たような構造だと思います。ディスクブレーキの車種なら止まれると思うのですが、結局タイヤ幅次第です。体力をセーブしないといけないロードバイクにとって、太すぎるタイヤは足かせとなります。せっかくお金をかけて作ったロードバイクならと、細めのタイヤを履かせる人が多くなります。

つまり、ロードバイクは趣味性が大変高いのが特徴です。
便利な道具というよりは、車で言えばスポーツカーのような趣味のための道具だと言えます。つまり、あるていどの不便性を許容できる人向けであり、それもまた楽しむものでもあります。


Eバイクは買ったまま乗ればいい
Eバイクが今までと違うのはほぼ完成車のまんまでOKってことですね。高いコンポ不要、高いホイールも不要。満足をして楽しめるようになるまど自転車一台にかけるコストは、すでにロードバイク経験のある自転車マニアの想像より低く抑えることが出来るでしょう。

その理由はこんな感じ。
■ 軽量化の必要はあまりない
■ 良いホイールを入れてもあまり変わりない
■ 基本的に機材・体力マウントな世界ではない
■ カスタマイズは目的に合わせたアレンジを行うだけ

Eバイクのメリット
○ ストップアンドゴーに強い
○ 坂道もスイスイ
○ 力がなくてもスピードを出しやすい
○ 遠くまで走れる
○ 健康になる
○ ご飯が美味しくなる

Eバイクのデメリット
☓ 重い
☓ 時速30キロ以上出すのは大変
☓ 価格が高い

[重量について]
Eバイクではそもそも”自転車が軽くあるべき”という考えがありません。240Wの出力を誇るアシストユニットが強力に加速をサポートしてくれます。実際に乗って頂くと18キロでも20キロでも同じように加速するので、まるでその重量から想像するだるさは感じないでしょう。ストップアンドゴーは大得意ですから、市街地や坂道でこそスイスイ走れます。日本国内では輪行することが行動範囲の拡大に寄与するため、Eバイクであっても軽量にすることは必要だと思いますが、走行するだけについていうならば軽量化にコストを掛ける必要性はかなり減ります。

[スピードについて]
電動アシストママチャリを乗ったことがある方は、「きっとあの程度だろう」と甘く見られることがありますが、Eバイクはあくまでスポーツ車専用ユニットとフレームにより、爆発的な加速を実現しています。アシストが切れても、まるでクロスバイクのような軽快さを発揮します。「でも、ロードバイクの方が速いでしょ?」とも返されると思いますが、ロードで速く走れるかどうかは体力次第です。週末ちょっと走る程度の乗り方や頻度でロードに乗る場合、速度は時速30km未満であることが一般的です。つまり、Eバイクとさほど変わりはありません。むしろ、信号で停止してからの加速時に体力を温存できるので、むしろライドの後半になるとEバイクのほうが安定して速度維持が可能かも知れません。市街地ではEバイクの圧勝となりますし、郊外でも状況次第でかなり迫れるはずです。

[カスタマイズについて]
ロードバイクと異なり高級なホイールは見た目のアップグレード以外に購入する意味はほぼなくなります(笑)外周部を軽量にすることで加速を鋭くしたり、登坂時により軽く走れたりしますが、これもアシストユニットのおかげで大きな意味を持たなくなります。せっかく加速したスピードを殺しにくくなるので、チューブレスにすることは意味があると思います。むしろ、Eバイクでこそチューブレスのメリットは必要かもしれません。タイヤ幅は太めでOKで、32C程度が標準的になるでしょう。少々の段差や凸凹も問題なく走ることができますし。低速でも安定して走ることが出来ます。

[スペックについて]
フレームやパーツの素材がアルミだとかカーボンだとか、コンポのグレードがどれであるとか、走って速いとか遅いとか、そういったマウンティング素材の宝庫がロードバイクの世界の一部にはありますが、Eバイクではあまり関係がない話です。スポーツはスポーツでも有酸素運動域での継続したフィットネス程度ですから、”キレの良い変速”も”ヌケの良いホイール”も不要。ゴリゴリなトレーニングも不要です(笑)ただ、Eバイクを使って走りを楽しみ、好きな場所へ行き、気持ちのいい時間を過ごすだけです。もちろん、カスタマイズ自体に意味がないのではありません。あくまでも用途に合わせてカスタマイズはするものの、それは目的のためだということです。

[コストについて]
Eバイクを楽しみ続けるためのコストは、購入時にかかるコストがほぼ全てとなります(維持管理を除く)。ゆえ、購入するための価格が少々高くても、コスト的にはワンストップで済むので、無駄はなく、余計な心配もいりません。自分の楽しみのために必要な道具を買う、それだけです。

つまり、Eバイクの買い方やコストのかかり方はクルマと似ているんです。


まとめ
ロードバイクは軽いのですが、もっと軽くという欲を掻き立てられます。しかし、軽くしても速くなるのとは違うため、実際には坂道を含めた多くのシチュエーションでEバイクのほうが速いケースがあります。一生懸命練習し、平日にも乗る時間を作り、体調を整えて限界に挑むのがロードバイクなら、Eバイクは好きな時に、思い立つままに、あらゆる道を移動でき、そのために体力は最低限度のみ必要というものです。

20万円で始めるロードバイク、その先にはがっつりスポーツの世界が待っています。Eバイクを始めるためのコストはロードよりも高いのですが、それ以降は大きく掛からないことがわかります。結果的にどちらが”その人にとって”必要なのか、良い選択なのかは様々ですから、せっかく増えた選択肢をよく精査し、考えてみてください。

これから自転車を始めるあなたは、どちらを選びますか?

わからないことは当店まで、どうぞお気軽にお越しください。