[コラム] 近未来を見据えて自転車を買う

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Shimano report shows e-bikes on the up across Europe

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近未来を見据えて

近未来と書くと、映画などでは20年後くらいを想像してしまうわけですが、3年後も近未来でありまして、これから自転車を新規に買う、あるいは買い換える方は、そのくらいのスパンを見ておかないといけないのであります。

シマノが出したレポートがありましたので紹介します。EUでは普及開始から大きな盛り上がりまで3年でしたから、少なくとも今から3年後にどのような未来が来るのかを考え、自転車を楽しんでください。

3年後、あるいは5年後、あなたは何歳ですか?
どんな楽しみ方をしていますか?
それも考えてると良いと思います。

何を買えばいいのかわからない方は、今週末にでも相談に来てくださいね。


Shimano Steps E-bike Index 2020

さて、EUでEバイクが盛り上がりを見せ始めたのは約6年ほど前の2014年、老人や女性を中心にして盛り上がり始めました。それはまるで2019-2020年の日本のようです。その3年後、2017年になり、E-MTBジャンルに強力なドライブユニットが登場し始めるとともにマウンテンバイク市場はE-MTB市場へと急激に移行していきます。そして、公道上ではラクをするだけではなく、楽しく走れるEバイクがペダルバイクの販売数を追い抜きます。

そして、今年シマノが出したレポートによりますと、EU全体の約1/4がすでにEバイクを所有しているか、あるいは今年新しく買い換えること可能性が高いということです。

その人々は通勤、レジャー、及び移動のためのEバイクに目を向けており、イギリスではもっと少なく7%ですが、イタリアでは3人に1人が今年Eバイクを購入または使用すると出ています。デンマーク、スイス、イギリスなどの一部の国では、18-24歳までの若者が特に興味を持っているともあります。

Eバイクに興味を持たない層、あるいはすでに自転車を所有している人はEバイクは身体の健康に寄与しないという認識もありますが、最近の研究では「Eサイクリングは心肺機能の向上とフィットネスの改善ができる」という根拠が出てきているため、今後はEサイクリングが従来のサイクリングに代わる可能性があるそうです。

また、Eバイク需要が高まる要因としては、人間の身体活動や健康に良い影響を与えるばかりか、すでにEバイクを所要している人の約半数が主にレジャーや家族や友人とのアクティビティに利用していると述べており、Eバイクが通勤だけに限定されないものだと示唆しています。

Eバイクでする旅のEは
Electrical
Emotional
Educational
Excitement
Ethical
Environmental
でもありますね。

これからの旅のスタイルにピッタリです。

新型コロナウイルスの影響もあり、調査した国の成人の約1/5は旅行への影響を気にしており、Eバイクを使用する可能性が高いと見られています。特に18-24歳の若い層で顕著で、約1/4まで増加します。

「冒険を楽しむマウンテンバイクから、都市生活者の交通手段まで今では多くの種類のEバイクがあります。」

「Eバイクは今後も、アウトドアを楽しみ、フィットネスを高め、健康によく、また手頃な価格で環境にも配慮できる通勤手段として望ましい選択肢になり続けるでしょう」