ランニング時のソーシャルディスタンス動画について

例の研究について、ずっと気になる点がありました

しかしながら、それを覆す根拠が見つからずにおりました。ただ、個人的な知見に鑑みれば、距離さえ保てば、また曝露量について気にすれば、着用の必要はないと思っておりました。

今回はその根拠となりえるものがありましたので、皆様の判断基準になれば幸に存じます。ただし、これはマスク着用の是非を問うものではありません。するかしないか、それは個人の自由です。


あの実験結果を発見したとき、ある条件下において現実として起こり得ること、そういう論文であり実験ですから、「とりあえず、頭の片隅に入れておこう」という思いとともに、フェイスブックでは友人範囲内に、またTwitterではカジュアルなスタンスで投稿をしました。

しかし世間での反応は私よりも大きく、過剰に取り上げる方が多いのは気になりました。ネタを見つけようにして、サイクリングメディアやランニングメディアでも取り上げる様子が見られました。とてもバランス良く書いていらっしゃる例もある一方では、「だからこそマスクを忘れずに。マナーです。エチケットです。」という感情的かつ強制的なものまで幅があったように思います。

ただ、翌週にテレビのワイドショー系でその研究者に取材をした映像と合わせて、」何メートル離れるべきだ!伝染るぞ!」と例の口調で言っていたものですから、「あー、これはアカン…」とヒステリーに油を注ぐだろうと思ってみていました。

ただし、これは着用の是非を問うものではありません

石井先生も繰り返し記載されておりますし、繰り返しますが、着用の是非を問うものではありません。

科学的に根拠のあることに対して、むしろ学術的なエビデンスに欠ける行為を”あたりまえ”と押しつけ、攻撃し、排除するのはおかしなことです。

有効策であればやるべきです。しかし、有効でないことに賛同している行為が、どれほどの可能であることを不可能としてしまうかを理解できれば、この問題の大きさが分かるかと存じます。

サイクリングでも同様ですが、これからの季節にマスク着用状態で運動をするのはほぼ無理と思われます。むしろ、熱中症を起こす可能性を高めるほうが根拠として正しそうなほどです。

つまり、肝心なのは距離です。

ウイルスはその曝露量に比例して悪化する可能性を高めますから、わずか一瞬の交差程度から悪化することはほぼなく、つまりWHOへの症例報告に屋外の運動での感染は一つもない、それが結果として語っているでしょう。


以下転載です。

・ソーシャルディスタンス(1.8〜2m)が保てていたなら必要なし。保てない場所では着用する。
・ランニング、散歩時も他人との距離(1.8〜2m)が保てていたなら必要なし。
・マスクを着けた状態でのランニングや運動は、呼吸を阻害するので勧めない。それらは他人との距離が保てる場所で実施することを勧める。
・新型ウイルスは屋外では速やかに消散する。2月の中国武漢の空気のサンプリングでも、ウイルスの検出はゼロか、非常に低濃度であった。例外は病院前と店舗前の群衆の空気、周囲の人が増えるとリスクが高くなる。

至極、当然の話しです。

追加コメント:米国のニュースをいくつか確認しましたが、結論は、「距離(ソーシャルディスタンス)」です。
運動時のマスクに関しては、「ソーシャルディスタンスが保てない場合は、する必要があるかもしれない。しかし、勧められるものではない。距離が保てる場所でやりなさい」がほとんどでした。If you spent time outside this weekend, you probably saw some people wearing masks and others not. Should you wear a mask outside during the coronavirus (COVID-19) crisis?