台風24号の爪痕

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都内では有名なパワースポットです

当店の近所にも観光スポット?はたくさんありますが、今回は「牛島神社」を紹介します。

牛島神社は、墨田区向島にある神社です。牛島神社は、貞観年間の頃慈覚大師が建立したと伝えられています。かつては牛御前社と称しており、その由来については、慈覚大師が一草庵で須佐之男命の権現である老翁に会った際の託宣により建立したと伝えます。本所総鎮守として崇敬を集め、明治時代には郷社に列格していました。

関東大震災で焼失する被害を蒙りましたが、かつては少し北の墨堤常夜灯の東にあり、墨田公園の開設にあたり昭和7年に現在地に移りました。旧地には記念標石が建っています。

牛嶋神社は隅田川の東海岸、もと水戸徳川邸跡の、墨田公園に隣接して鎮座しています。古くは向島須崎町にありましたが、関東大震災後、昭和のはじめ現在地に再建されました。明治維新前は、本所表町の牛宝山明王院最勝寺はあ、別当として管理していましたが、明治初年の神仏分離後「牛の御前」の社名を牛嶋神社と改めてました。隅田川に沿う旧本所一帯の土地を昔「牛嶋」と呼び、その鎮守として牛嶋神社と称したのです。

神社に伝わる縁起書によりますと、860年に慈覚大師が、御神託によって須佐之男命を郷土守護神として勧請創祀、後に天之穂日命をまつり、次いでこの地でなくなられた清和天皇の第七皇子貞辰親王命がまつられました。牛嶋神社の御祭神は、この三柱の神々であります。

※牛嶋神社由緒書きより一部抜粋

5年に一度の大祭は壮観

5年に一度開催される大祭では、和牛が神牛として御神輿(鳳輦ほうれん)を引く姿を見ることが出来ます。鳳輦では氏子50町会の神輿が連なる姿が壮観です。前回は2017年が大祭でしたので、次回は2022年となります。

拝殿も鳥居も大変立派です

この鳥居は三輪鳥居といい、両サイドにも小さい鳥居を組み合わせてあり、日本でも数少ない木造の珍しく美しい鳥居です。

2018年9月の台風24号により倒れてしまいましたが、翌年5月に樹齢170年の吉野ひのきを使用し再建され現在に至っています。

狛犬の隣には狛牛?

牛島神社なので牛がおります。この当たりは国営の牧場だったそうです。まあ、そもそも江戸は基本的に湿地帯で、この本所のあたりは農地だったので牛は大切だったのでしょう。

なぜか牛島神社の狛牛は笑っているように見えます。どう見ても。また、造形もちょっと他の違う気がします。

撫で牛というのもありまして、自分の身体の調子の悪い部分や病気の悪い部分を撫でたあと、その牛の身体の同じ箇所を撫でると、悪いところが牛に移って病気が治ると言われます。

お店からは自転車で十分程度です。行ったことがない方はぜひ訪れてみてください。また、聞いていただければ周辺にあるその他のスポットも紹介します。