東京自転車さんぽ 2020/04/26

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今回は上野、本郷、湯島を巡ってきました

道を1本違えれば、まだ見ていない景色が発見できる、自転車さんぽは飽きませんね。

またお店が始まれば、さらに賑やかな風景が見られたり、またグルメという楽しみを味わうこともできそうです。

今日の相棒は
ePASSRORT TK 600 EQ
329,000円(税別)


うちからは自転車で15分程度の場所ですし、電車でも徒歩でも何度も訪れて入るものの、必要のない道は通りませんから、いつも同じ風景しか見ていません。

今回は普段通らない場所、あるいは逆方向からアクセスしたりして、新しい発見を探しに行ってきました。

ソーシャルディスタンスを確保しやすい自転車、その中でもEバイクは上り坂をものともしませんので、自転車がよく通る、通りやすいルーティングも無視し、好き勝手に走れます。つまり、何も意識しなくてもソーシャルディスタンスを確保できちゃいます。


店を出発してからまっすぐ上野方面へ。いつもと同じ道は面白くないので春日通りから浅草通りへトラバース。田原町を過ぎたあたりに新しく出来たカフェラテ屋さんを発見。15日に出来たばかりの新店舗なので、できたてほやほやですね。しかしまあいいタイミングで…笑とオーナーさんとチャイラテを頂きながらお話しました。

そこから北上し、入谷を経由して上野公園へ。

上野公園は結構広いので、歩いて回るとなかなか大変です。もちろん、ペダルバイクでなくても回れますけど、坂道に囚われない自由なルーティングはEバイクならではです。

国立西洋美術館、国立科学博物館、東京国立博物館、東京都美術館を”外から”見て、東京藝大の方面へ。いつもは人でいっぱいの上野は改札前もほぼ無人、公園内も人はまばらでした。博物館や美術館には何度も入っていますけど、改めてその建物を見ると美しいし、素晴らしいですね。

特に国立科学博物館の日本館は旧東京科学博物館本館として重要文化財指定されており、とても好きな建物です。建てられたのは昭和6年、関東大震災で壊れた建物を建て替える形で誕生し、戦後の建物にはない細かな装飾や文化性がみどころです。上から見ると、そのころの最先端の科学技術の象徴だった飛行機の形をしています。建物の中も素晴らしいので、ぜひ開館した際には改めて訪れてみたい場所です。

今日一番の驚きは「旧博物館動物園駅」の入り口です。1997年まで営業されていたとは、全く知りませんでした…。入り口の建物は西洋風でかっこいいです。設計は鉄道省技師で、その後竣工した国会議事堂のモデルになったと言われる建物なんだそうです。確かに、似てます。戦時中は3面に6つあった照明や扉を軍需用途で接収されてしまったのですが、文化財としての価値を再確認、重要視され、一つだけ再現したものが設置されています。

途中、ん?こんなところに白河の納豆の販売所?なぜ?と思いつつ自転車を停めると、中からお店の方が出てきた挨拶しちゃったのでもう買わざるを得なくなりました笑。さて、どんな味でしょう?お土産にいいタイミングでしたね。場所は鴎外荘のあたりです。

上野公園の周囲をぐるっと巡るように走り、イソップ橋をくぐって京成上野へ出てから、天神下から湯島へ登って本郷へ。

車通りも少ないので、車道を走っていても気持ちよく、Eバイクのアシストのおかげで苦しくもありません。きっと、ペダルバイクなら湯島坂下から本郷三丁目に到着するまでに、ひと仕事した感じになっていることでしょう笑

このあたりで働いているときに、よく食べたハンバーガー屋のファイヤーハウス。今日もテイクアウトを中心にオープンしていました。とても美味しくて、好きなお店です。最近はデリバリーも始めていて、近くにお住まいであれば運んでくれるようですよ。

このあたりは多くの坂があります。その坂にも名前がついたような坂が多く、その由来や歴史を知るのもまた楽しみです。今はスマホを持っていれば、すぐに調べられるので便利ですね。樋口一葉旧居のある菊坂、近代文学発祥の地である炭団坂(たどんざか)、道路を挟んで本日一番の激坂となった胸突坂。標識はありませんが、目白の胸突坂と同様に、胸をつくくらい急な坂という意味でしょうね。

そこから湯島をウロウロ。このあたりも坂だらけ。一つ一つに歴史や伝説が付いていますので、探索するのは楽しかったです。