もうちょい頑張ってほしい

この記事は約 3 分くらいで読めます

話せる関係者相手にはずっと言っているけれど、ここ最近のパナレーサーが全くわからないという話。こんなこというとネガキャンだと言われるだろうけど、単に感想なので構わないと思ってます。ダメ出しには間違いないです。


オフロード系はいつ使うのが最適なのかわからないタイヤばかりリリースするので、いい加減にして欲しいですね。これを思ってないお店の人がいるなら、きっとパナのオフロード系タイヤに興味すら持っていないのでは?と思います。MTBタイヤなんて、ホントに何もないです。使えるタイヤがない笑

今回リリースされたCX用タイヤは2種でALBIT(左)とCGCX(右)。リーガクロスがスタンダードなパターンでまだマシなのに、なぜこうなるのか…。ALBITはオールラウンドだと言われているけれど、これを使うべきシチュエーションが浮かばない…。”ドライコンディションからマッドコンディション”とあるけれど、どっちつかず過ぎるし、速く走れる気がしません。

CGCXはもう何年もこのまんまで、7-8年経ってます。レース会場で見かけたことは先ず無いタイヤです。このまんまTLC化してもいいタイヤになるとは思えません。この密集パターンは見事に泥が詰まりそうだし、舗装路はめちゃくちゃ重いでしょう。
※そもそも、CXでグラシアって…

オフロード系はアメリカ市場向けでしょうか?と聞いて、Yesの返答をもらっているけど、それでもよくわからないままだなという印象。


DriverProとかいつ使うんだろう?いや、上に挙げたCXタイヤもきっとドハマリするシチュはあるんでしょうけど、その範囲が狭すぎません???っていうところが不可解さの核です。

”レースでも里山ツーリングでも使えるベストオールラウンドタイヤ”ってありますけど、キャッチも適当すぎやしませんか???そもそもその2つは両立できないんじゃ?


ただ、オンロード系もやや謎は多いと思ってます。ロードタイヤは感覚によって評価されることが多いですし、転がり抵抗が低い≒いいレースタイヤの条件だとは思わないけれど、それにしても3、4と数字だけ増していく割に変化がなさすぎます。”パナのタイヤはこれだ!これが好きなんだ!”と言われればそれは好き好きなんですけど、そもそもコンパウンドが固いのでチューブレスとの相性が良くないでしょうし、チューブレスにしてもメリットが出にくいと思います。その上で時代に上っ面を合わせるだけ合わせて25Cをリリースし、28Cまで作っても、いつまでズルズル作り続けるんだろう?というイメージが残るだけです。なぜ、チューブレスを作る時点で別のタイヤを開発できなかった(しなかった)のか、それが最大の謎です。

RACE Cはトレッドのとさかも無くて、まだ使いやすいタイヤですし、GILLARはとりあえず軽いのでこれはこれでありかと思いますけど、他は上のクラスも下のクラスも古臭いまんまですね。


オンオフ共にですけど、誰が評価して、何を目指して作られているのかについてずっと不可解なのがパナレーサーだと思います。知ってる人がいるなら教えて下さい笑

ちなみにスポンサードされている人が個々のタイヤを何に使って何を成したというのは、あくまで”使った”という事実でしか無いので、その人のおかげだと思います。タイヤの評価ではないと思います。

なお、サンエスさんなんかでやってるタイヤはパナのOEMなんですね。三船さんのMASSAもですけど。あちらはとても設計やポイントが詰められていて、いいタイヤが多いんですよ。つまり、問題は技術ではなくで企画の部分だと思います。