Eバイクなら海沿いだけでなく内陸も楽しく走れる

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自転車と海
海を眺めなら自転車で走るのは気持ちがいいものです。私も大好きです。しまなみ海道は特別かもしれませんけれど、あそこがモデルになって、あるいは○○いち系ライドなどでは海沿いを走ることがコンテンツ化しています。景色もよく、海そのものの魅力もあり、開放的なライドが楽しめます。

良いところばかりでもない海沿い
そんな気持ちよく走れる海沿いなのですが、自分はルート作成時に避ける場合もあります。海沿いには以下ような場合があるからです。景色を眺めながら走っているのは自転車だけではなく自動車もなので、よそ見をしている自動車も少なくありません。また地理的事情により信号がないか、あるいはその感覚も長いので、交通量が少ない場合も重なってスピードを出して走るケースをよく見かけますし、右へ左へワインディングになる場合にはそれもまた気になります。特に左コーナーはブラインドになるので要注意。右コーナーから左に切り替えるタイミングもです。また、海沿いは確保できる道路幅に制限もあったりしますので、自転車を避けて追い抜きがしにくい場合があります。地域によっては海沿いでもアップダウンを繰り返したりトンネルを通過するケースもあり、意外と走りにくいのが現実だったりもします。ゆえ、自分は海岸線沿いを走る場合には気楽ではいられず、むしろ緊張感を強めますし、よりスピードを上げて自動車との速度差を詰めるようにはしています。景色は気持ちいいんですけどね。

Eバイクには内陸が良い
内陸に入ると急に上りが始まるのも海沿いの特徴でしょう。列島全体が島になっている日本では、関東地方を除いては海岸から平坦な土地が続くことは考えにくく、すぐに山が始まります。特に伊豆のような半島では顕著です。自転車で山を走るのは大変ですから、海岸沿いをできるだけ走りたいと思うわけですが、先程の課題も同時に存在しています。しかし、Eバイクにとって坂を登ることはなんの問題もありません。自動車にとっても上り下りは走りやすいとは言えません。ゆえ、どうしても海岸線沿いをそこを通るようになります。あるいはバイパス化しているケースもあるでしょう。よって内陸の山間部は自動車が少なく、自転車にとっては走りやすいケースが少なくありません。しかし、従来の自転車で走る場合には地獄を見ることになるでしょう…笑

内陸には様々なコンテンツが隠れている
海岸沿いを走ると遠くへ移動するには便利ですが、内陸には様々な名所旧跡、あるいはグルメも隠れているはずです。海沿いは走り抜けてしまいますが、遠くへ遠くへではなく、やや狭い地域をきめ細やかに走り尽くせるEバイクなら、隠れた観光資源をマイニングするチャンスが多く巡ってきそうな気がします。

自転車の特徴とは
自転車はその自由さに特徴があります。走れる場所は自動車より多く、徒歩よりも早く移動することが可能です。免許は不要で、ヘルメットも義務ではありません(もちろん被ったほうが良いです)。つまり、両方の良いところを持っています。しかし、通常の自転車で坂を走る場合には”修行”になってしまい、リラックスできる時間を作るのはなかなか難しいものです。出来たとしても河川敷のような場所だけで、一般道でそれをするのは無理でしょう。これまでは「それが自転車だから」と狭い世界に生きていたわけですから、”合わない人”も出てきました。Eバイクならば、いかなるルートであっても友人や知人と楽しい時間を作ることができ、自転車が持つ根源的な自由さをより多くの人が満喫することが出来るでしょう。