E-BIKEは邪道なの?

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E-BIKEは邪道だって話があるらしいです
気持ちはわからなくはないですよ。自分の脚で、自分の力だけで、どこまで行けるか?っていうのは一つの価値観です。でも、もっと原点をたどれば自転車は遊びではないでしょうか?

遊べるならいいじゃん
それぞれの人の体力に応じて遊べば良いんだということについては同意を得られると思います。そうであれば、E-BIKEで楽しむのもアリでしょう。それに「アシストされて何が楽しいの?」と思う人でも、実際に試乗して頂くと「おおおぉぉぉ〜!すげ〜〜〜!」ってなります。なぜなら出力は240W。その出力を効率よく発揮し、20キロ未満は踏力1に対して2のアシスト。だから、加速はロケットのようです(笑)

島は楽しい
島に上陸するだけでなんだか楽しい気分になります。どんなに小さな島でもそれってありませんか?でも、島で困るのは交通手段です。バスやレンタカーがありますが、バス停近くしか見られないでしょうし、レンタカーも微妙です。なぜなら、大島くらいの大きさだとあっという間に回れてしまうからです。走っている間に見逃しているものがたくさんあると思いませんか?だから、島は自転車と相性がいい。しかし、島は山の一部が海面上に露出しているだけですから、外周部ですらアップダウンの連続です(笑)そこを楽しむために”まずは体力をつけよう!”っていうプロセスに無理があるんですよね。だから、E-BIKEが正しい!

荷物を積んで、どこまでも
もちろん、持っていくものは選別します。バッグにはキャパがありますからね。それは普通の旅と同じです。ただ、”何も積まない美学”がどちらかと言えば自転車のスポーツ的側面には根深くあるわけですが、そうではなく積んでも楽しめるというのはこれまでもあるバイクパッキングと同じ世界です。これまで自転車では荷物を積むと遅くしか走れない、ある程度速く走るには自分の体力との相談であり、その荷物を如何に減らすか?とも考えました。しかし、E-BIKEでは車重も積載重量もあまり関係なく同じ速度を出すことが可能です。体重と合計した重量が重たくなればバッテリーを多く消費しますが、その旅の目的とのバランスでしょう。体力が無いから荷物を減らそうと考えなくても良いんですよね、これ画期的です。

無理して人力にこだわることもない
”旅や遊びは楽しければいい”んです。人生楽しいのが一番。それが私がE-BIKEから学んだことです。ガッツリ自分をいじめて、痛めつけて遊ぶ世界もありますが、その世界からだけみていると他の楽しいことを見逃してしまっているかも知れません。