西薗良太さんのパワートレーニングセミナーを受講してきました

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昨日は定休日でしたので、セミナーを受講してきました
元プロロードレーサーで現在は大学院生の西薗良太さんが「選手目線からの、パワーメーターを利用したトレーニングのマクロな管理方法」をテーマとして、講演をして頂きました。

パワーメーターは以前と比較して安くなりましたので、当店でも導入する方やそれに興味がある方はどんどん増えている印象があります。ただ、実際に装着してトレーニングを行っている方にも色々な方がいて、その数字の活用方法についてはまだまだ未開の領域が多くあると思います。

数字が出れば定量化が可能になります。

その際には主にコーチ目線での話が多いのですが、今回は選手目線で西薗さんのデータを通して、これらの値をどのように活用していくかについてという内容でした。普段表には出ないティボー・ピノのトレーニングデータも公開されたのですが、とても興味深かったです。

その中身についてここで書くことはしませんが、私自身が自分を実験台にして行っているトレーニングによって、一般的に自転車においてのパフォーマンスアップを測る際にどのようにしたら良いのかという答えにさらに近づく事ができる内容でした。その答えとは1つのゴールがあるわけではありません。あくまでも”パフォーマンス”という言葉から想像する内容が人それぞれであるように、それを実現するための方法もまた人それぞれなのです。

現在では一般化したフィッティングについても、ただ”力を抜くためのフォーム作り”に終止しているケースは少なくなく、実際には”スピードダウン”しているケースも見られます。感覚と数字と気持ち、これをどのように組み合わせて使うことが出来るかということにどれだけ手数を持てるかが、アドバイザーとしてのキーになりそうです。

パワーメーターを使用してトレーニングを行う際にポイントになることが何なのか、それがまた少しクリアに見えてきました!