道具は事前に準備をします

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まだ夏も本格的に来ていないのですが
そろそろシクロクロスシーズンに向けて動き出しつつある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私も新しい自転車をとりあえず形にして、準備をはじめました。機材というのは直前で準備をしますと思わぬトラブルを経験してしまう可能性が増します。トラブル対策は可能性の低減と除去がポイントなので、いかにして事前準備と策を練るかということです。トラブルになる要素を解決というより、除去したほうが確実なのです。これがレース機材ではなく趣味性の増した楽しみ方になれば、そのバランスということになるのでしょうね。ただ、こんなツマラナイ見た目の自転車ほど、無事に走り切ることが出来る可能性は最も高いのです。

今回はじめてディスクブレーキを装備したロードタイプの自転車に乗るので、これまでMTBでは散々乗っているものの、また違う性質があるのではないかと準備をしています。

例えば話題になりやすいタイヤに関しても、”とりあえずクリンチャーで”などと考えがちなのですが、レースはチューブレスで走りますのでそのように準備をしておきます。組み付けてエア漏れの頻度や具合をチェックし、リムとの嵌合についても知っておきます。チューブラーでも同じです。直前で貼り付けたり、貼りっぱなしのホイールセットを何シーズンも使ったりすれば、必ずトラブルが待っています(経験あります?笑)今回はリムを眺めてチェックした上で、自分なりのエッセンス(珍しくはないけれど)を加えて組み付けましたので、とりあえず入れた3.5barから3日後ですが、全く抜けはありません。どうやら成功かな?(笑)

すぐに乗らないから組まないのではなく、まず組んでみると知ることも多く、眺めているだけで”自分が注意すべき点”に気づきます。同じ道具を使う他人にトラブルが起きなくても、それは自分に起きないとは限りません。広い意味での使い方が違うからです。

レースのための準備にはトレーニングをすることはもちろんですが、その成果を冷静に発揮するためには”安心する”ことが欠かせません。

シクロクロスに限らず、もちろんレースにも限りませんが、ロード・シクロクロス・マウンテンバイクについての機材相談はいつでも承ります。