左右差の修正は必要かどうか

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[左右差は必要かどうか]
これは1つのキーポイントでしょう。

今回は私の答えを書きます。とても大事なノウハウですが、どうやら「全然問題ない」あるいは「絶対大事だ」と誰にでも一方的な意見を言う方もいるようですから…一応私の意見を記しておきます。

ビギナー層にとって左右差は大事だと思います
右と左の出力差がどの程度かは、自身のペダリングを解析し分析・対策を行うのに大変役立つからです。しかし、その左右差は修正可能かどうかというと、完全には難しいでしょう。自分自身の左右差はどのような理由で発生し、それがどの程度まで修正可能かわかれば、それ以降は必要なくなるでしょう。

ビギナー層にとって左右差以上に大事なのは、左右を合わせた出力を計測することが出来ることです
出力するパワーゾーンによって左右差の割合は変化しますが、ある程度速い人にそれが見られなかったり、軽微な範囲に留まることが多くなります。しかし、ビギナー層やあまり大きな出力を出せない人の場合、それが顕著に出るでしょう。例えば、Vo2maxトレーニングをする際に左右差が2%と8%まで変われば、48%x2=96%となり交差4%から42%x2=84%となり交差16%にもなります。300Wで踏んでいるつもりでも288Wしか出ていなかったり、あるいは252Wだったりしてしまいますし、むしろ348Wまで大きくなるかも知れません。FTPを大きく超える領域で踏む場合にペダリングの質が低い場合、片側計測では全く違うトレーニングになってしまう可能性があります。これは見逃せない大きな問題です。左右差をある程度把握している場合、パイオニアのSGXーCA500を使用する事で単純な倍化ではなく左右に偏らせたコピーを行う事も可能となります。

レーサー層は気にしなくていいのか?
もちろん、目的は左右差を正すことではなく、左右を合計した出力を上げることです。ゆえ、どんなトレーニングをしたとしても、最終的に出力アップをすることができれば万事OKとなります。左右差によってトレーニングゾーンが変わってしまうことは気にした方がいいかもしれませんが、私は結果として強くなっている(目的の種目で結果が出ている)ならOKだと思います。それに加えて故障の原因になっていないことです。

私の場合
私の場合には当初左右別々に計測を行っていた期間があり、それによって最大2%ほどの差があり、右の方が弱いことまで分かっています。これが逆転(つまり左が強い)することはまずなく、左右対称に踏める場合はあります。その上でワークアウトを行っています。現在でも左右を合わせた数字の計測が可能であればその方がよいと思っていますが、一定のモチベーションを維持しつつトレーニングを継続することが最も大事なので、その為にあらゆる環境要因を変更しようとは思っていません。

当店ではそのようなニーズや現在の状態を、ローラー台に乗っていただいたり、あるいはFTPテストを受けていただくことで相談や判断の種にしています。
トレーニングに最も大事なのは左右の差ではなく、左右合わせていくつか?という事です。その点において、片側計測で問題ないライダーとそうではないライダーがいるということです。

自分だけで判断するのではなく、パワーメーターに詳しく、実際にトレーニングを常日頃から行っている人に聞くことが大切です。

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