使いたいホイールが使えないことより、使いたいタイヤが使えないことの方がデメリットが大きい

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私はチューブレスタイヤが大好きなのでロードでも使うんですが、よく聞くのは「チューブレスに対応したホイールで良いのはないですか?」という問です。

”良いの”というのは、自分のニーズに合っているという意味なので、どんなものが望みかを聞くわけですけど、問題はタイヤ。なぜ問題かというと、チューブレスではリムとタイヤの寸法に相性(というか決まり)があり、そこからズレるとエアが漏れたり、ビードが外れたりややこしいのです。それをわかり易く案内しようとなったのが新型のMAVICで、どのリムとどのタイヤを組み合わさても大丈夫ではありません。

それは面倒だな…チューブレスいやだな…と思うかもしれませんが、現実的に考えてみますと、クリンチャーでもチューブレスでもその人が普段使うタイヤというのは大概決まっているということです。

最初はアレもこれも使ってみたいと思うタイヤですが、安定した性能を発揮してくれる方がメリットに感じるようになると、いつも同じものを使うことがストレス削減に繋がりますし、安全安心のためにもなります。車のタイヤもそうだと思います。

今度発売されるピレリなんかも、使ってみよう!とは思うものの、半数以上が実際には使わないケースが多く、使っても出戻る人が多数でしょう。

もしチューブレスに限って言うなら、IRCのFORMULA PROシリーズの存在なしには語れませんし、むしろこれが使えない(使うのに余計なノウハウが必要)だとするなら、そのホイールの価値はグンと下がります。

私がオススメするのは「IRC」です。

チューブレスと言えばIRCという評判は一般的になり、10年前からロードチューブレスに力を入れてきましたので、この分野でのリーディングカンパニーとして確固たる地位を気づきました。

それ以前は、IRCのロードタイヤを使う人は大変少なく、それだけに良いも悪いも全く聞かないほどの評判数だったのですが、今ではチューブレスだけではなくクリンチャーのASPITEも大変高評価がつき、多くの人が選択肢に入れるようになりました。

ゆえ、私はIRCのチューブレスタイヤを使えるホイールを選びます。

使いたいホイールが使えないことより、使いたいタイヤが使えないことの方がデメリットは断然大きいのです。

私からしますと、チューブレスを使うのにIRCのタイヤが使えない、あるいは使いにくいホイールはもう死んだも同然だと思います。それほど、この分野でのIRCの性能はずば抜けているんですよ。