[今日のトレーニング] ケイデンスを上下させたりして実験

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[本日のメニュー]
 15分 アップ
 1分 180W サドルの後ろに座る ケイデンス+5rpm
 1分 180W サドルの前に座る ケイデンス+5rpm
 5分 レスト
 3分 235W バロックギア39Tでケイデンス+10rpm
 2分 レスト
 3分 235W バロックギア39T
 2分 レスト
 3分 235W アウター46T
 2分 レスト
 2分 300W
 1分レスト
 15s-30s x 7本 280W-レスト210W

今回はいくつか実験してみました。個人的には感覚的に捉えられているんですが、それを可視化してみようということです。
※なお、今回のグラフは右側のみです。ゆえ、右側の各種データを左右に分けて表示させています。

まず、サドルの前に座った場合と後ろに座った場合です。前に座ると、2時付近でのトルクが減りますね。左側のフォースベクトルを見ますと、10時11時付近でのネガティブフォースを見ても、前に座った場合には上死点前後のセクションが上手くいっていないということがわかります。しかし、同じようにペダリングしてもトルク、パワー共に前に座ったほうが上がります。つまり、瞬間的な時間単位では加速に優位ですが、その後ペーシングする場合には長続きするようには思えないということですね。あるいは各自のペダリングスキルによってその時間単位を長くすることができそうだと感覚的に覚えています。

[LAP2 後ろに座る]
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[LAP3 前に座る]
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続いては、
 LAP5 3分 235W バロックギア39Tでケイデンス+10rpm
 LAP7 3分 235W バロックギア39T
 LAP9 3分 235W アウター46T
という3種類の比較です。

バロックギアで”グワングワンするよ”という方は一般的にトルクが足りていない、あるいはケイデンスが早いと思われます。それがLAP5に表しています。ペダリング効率も低く、ベクトルフォースもあらゆる場所で法線方向に散らばっており、振り回されています。ペダリンググラフの210度付近では、法線方向の力が増しており、”グワン”の部分で抜けが強いことがわかります。ただし、接線方向のグラフは90度をピークに踏めているようです。身体の方はやはり速く回しているので乳酸が溜まっている感じがしますが、大腿四頭筋への負荷集中は感じません。

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同じバロックギアでもリヤを重くしてみました。ケイデンスも私が気持ちよく漕げる数値です。法線方向の力が落ち着き、90度付近でのベクトルは斜め前から真下付近に改善されました。ペダリング効率は改善。”グワングワン”は感じず、まるで真円ギアのように感じます。下死点通過時のトルクの抜けが自然で、ペダリングの後ろ半分がスムーズになったと思います。しかし、バロックギアを活かすにはもう少々トルクを低くする必要がありそうです。つまり、ケイデンスは90−95付近が良いかと思います。

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最後にアウターでLAP7と同様に自然なケイデンスで踏んでみました。ペダリンググラフはLAP7とほぼ同じような感じになりました。乗り手に伝わる感覚としてはほとんど変わりないようにも感じましたが、LAP9の方が急がない感じです。LAP5-7-9と推移すると、上死点にかけての抜きが自然になリ、上死点通過後も早めにトルクが掛かっている様子がわかります。ケイデンスが少々落ちていることからもアウターを踏んでいるらしい動きと言えます。

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使い分け
この3つの出力は全て同じくらいですが、ペダリングでのトルクは10.5Nm(LAP5)、12.7Nm(LAP7)、13.3Nm(LAP9)とかなり大きく変化しています。

この3つのどれが良いということではなく、LAP7と9の使い分けや、LAP5のような状態で長く走らないことなど、データで可視化しつつも、自分の感覚に刻み込んでいくことで理想的なペーシングやペダリングを実現できるかも知れません。