当店での完成車組立作業

当店で行っている組立作業の一部をご紹介します。全て紹介するのは難しいので、ザッとで勘弁して下さい。組み立てするところを見てみたいというご要望にも応じますので、購入時にお伝え下さい。

箱から出して完成するまでに約1時間〜1時間半。作業としては遅いかもしれません(笑)早さはそこそこに、確実でミスのない作業をモットーにしています。異論反論あるでしょうが(笑)、体調が優れない時や落ち着きが無い時には作業をしないように気を遣っています。

ほぼ全ての部分に手を掛けます。

当店ではここまでやりますが、その為に必要な工賃は請求していません。他店様でも同様だと思います。つまり、タダです。その時点で自転車店では実質的な値引きが発生しているという認識でお願い致します。

ここ最近は自転車の中身やお店についてお話する以前から、メールやお電話での一言目に「値引きはありますか?できますか?」と聞かれることも多くなってきました。それゆえ、値引きをご希望の方にはそれを行う一方で箱出し調整のみのお渡しというプランも考えた方が良いのではないか?と思っています。その場合には、現在行っている作業をプレミアム組立として、それら二通りから選択して頂くという考えです。

完成車をお買い上げいただいても、フレーム組バラ完成車のごとく、手を抜くことなくバッチリ動作を保証致します。初回だけでなく、点検はいつでも無料で行っています。

なぜ、私達が”この余計な作業”をするかと言えば理由は1つ。「乗る人に完璧なバイクを提供したいから」です。どこのお店様でも同じ想いだと思います。その為にちゃんとした作業をさせていただけると嬉しく思います。7分組状態を調整しただけでもそこそこ走ります。しかし、私が考える品質を実現するにはそれではダメなのです。

箱から出して梱包を解いた七分組み完成車です。
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前後のホイールは振れ取りを行います。今回はフロントのセンターが4ミリくらいガッツリずれてました。後輪はややフリー方向にずれていることが多いですが、それも直しました。
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クランクを取り外し、BBも同様に。スレッド部分を切り直し(念のため)て、再度組み付け。BB内部への水浸入を防ぐため、グリスを追加します。
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フレームはガラス系コーティング剤で処理。
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バーテープを一旦解き、内巻きテープを外し、インナーワイヤを全て抜き取ります。その後、アウターワイヤの長さを適正化します。これをしないと、重たいままのブレーキやシフト操作になってしまいます。
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カットしたアウターワイヤの端面はグラインダーで整えます。
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ほらキレイ。これがワイヤ動作の正確さと引きの重さに影響します。
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アウターワイヤ内部にはオイルを吹いておきます。自らの経験において、耐水性や操作性において最善と思われる方法です。
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チェーンはコネクタで接続されていますから、外します。
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薬剤で洗浄。洗った前後ではシフト操作やチェーン駆動の抵抗感が明らかに減ります。
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薬剤の汚れ方がわかりますか?結構汚いですね。
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オイルを挿します。量は十分に、後で拭き取ります。
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整えたワイヤはキレイに無駄なく。下巻きテープに使うテープもコダワリがあります。
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七分組だとヘッド周りはキレイ。
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ですが、防水用にグリスを塗っておきます。シールドベアリングの内部に進入する汚れや水を極力未然に防ぎます。
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ちょっと端折ってますが、完成です。
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