メリダ シクロクロス300完成車

この記事は約 2 分くらいで読めます

さて、メリダ2015年モデルについてモデルごと、シリーズごとなどで切ってお伝えします。

今回はメリダのシクロクロス完成車
 メリダ シクロクロス300
 119900円(税込)
 ※今月末入荷予定
です。

まずはこのプライスにびっくりですが、中身も結構良い感じです。メインコンポにはシマノ ティアグラを装備しており、ライフスタイルの中で使うロード兼シクロクロス車としては必要十分な装備。

フロントチェーンリングはシクロクロスの定番である46ー36ではなく、50ー34といわゆるコンパクトギア。あくまでレース使用車ではなく、通勤やツーリング、普段使いも含めたマルチパーパスロードバイクとしての設定ですから、50のアウターで舗装路もビュンビュン走れます。

キャリアやフェンダーに使えるマルチダボも装備していますし、ボトルケージ台座もダブルで装備。何でも出来ますね。

実はフォークがアルミ製なので、スペックだけ聞くと「う〜ん…」と思っていたのですが、やはり自転車は乗ってみるまで分かりませんねぇ。試乗して驚きました。シクロクロスフォークにありがちなブレーキングでのビビリや、手前にたわむ感じがなく、しっかり路面とコンタクトしました。また懸念材料であるアルミの硬さ、これもほぼ感じないレベルだったので、ダブルでびっくり。試乗会場にいた何名かの現役CXレーサーの
みなさんも口を揃えて「悪くないね」「逆にこのアルミ良いんじゃないの?笑」と。

フロントアクスルはQR式で、リヤは135ミリQRです。

ハイドロフォーミングで成形したパイプは推進力がちゃんとあるので、シクロクロス車らしい乗り味でした。写真のような場所を走り続けても、硬さから来る不安定さは感じなかったですよ。ある意味期待外れ!(笑)もっと硬い乗り物だと思ってました!

というわけで。

このバイクのターゲットはこんな方。
 ■ ロードに買い足したいが、お金をかけるまではしない
 ■ バイクロア等で遊ぶくらいしかレースには出ず、普段は遊んで使いたい
 ■ これからはディスクでしょ、雨でも安心だし
 ■ 値段だけではなく、乗り味もしっかり気にしたい
とこんなシクロクロスが欲しい方にはうってつけです。

完成車ゆえ、気に入らないところはあるでしょうが、手元に余っているロードパーツに換えても良し、これからの一台ならば徐々に自分仕様にしてもよし、ベース車としては満足なのではないでしょうか。

あまりレースレースと考えず、オフロードでちょっと遊べるロードバイクとしても良いですね〜。

DSC_8786

DSC_8787

10件のコメント

コメントは受け付けていません。